こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
高級コンデジ、あるいはスナップシューターとして大人気モデル「RICOH GR III」
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【RICOH GRIII】高評価まちがい無しの高級コンデジが帰ってきた!
※画像引用元:RICOH(http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/index.html) こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! 待ちに待った人も多いことでしょ ...
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コンパクトで画質も良いので、気軽に高画質な写真を撮れるカメラ。
ただレンズは固定式ですしレンズも小さいですので、一眼レフやミラーレスのようにNDフィルターやPLフィルターを使った表現は出来ません。
しかし角型フィルターで有名な「NiSi」から、RICOH GR III用の角型フィルターが発売されました!
これを使えばRICOH GR IIIでも長時間露光などが楽しめるようになります。
NiSiとはどんな会社?
※画像引用元:NiSi(https://nisifilters.jp/)
NiSiってどんなメーカー?
NiSiは中国のメーカーで、主にフィルターの販売を行っています。
中国と聞くと低品質というイメージがありますが、NiSiは高性能な商品を開発販売しており、日本でも人気が高いです。
フィルターはガラス製を採用しており、透過率が高くまたキズにも強い!
低価格な中国製フィルターにありがちな、色かぶりもほぼゼロに近く安心して使うことが出来ますね。
ただ高性能ですので、中国の製品とは思えないほど高価です。
RICOH GR III用角型フィルター
現在NiSiでは3つフィルターキットを販売しております。
ホルダーとレンズアダプターは単体購入が出来るようなのですが、肝心の角型フィルターは単品販売をまだしていないようで、多くのフィルターを使ってみたい方は、全部入りのマスターキットを購入する必要があります。
またホルダーの固定方式にはは2種類あり、手軽にホルダーを固定できるクイック式と、レンズアダプターを介してしっかりとした固定力があるタイプがあります。
ホルダータイプは2種類
「スターターキット」と「プロフェッショナルキット」はクイック式。
「マスターキット」はレンズアダプターが同梱されているので、強力な固定方式のタイプとなっています。
※スターターキットとプロフェッショナルキットも、別途レンズアダプターを購入すれば強力に固定できます。
RICOH GR III スターターキット
※画像引用元:NiSi(https://nisifilters.jp/)
最も低価格な入門モデル。
お値段は定価で5,980円(税抜き)となっています。
スターターキットの内容
- ホルダー
- ハーフND(ミディアムGND8)
- HD PLフィルター
- 専用ケース
RICOH GR III プロフェッショナルキット
※画像引用元:NiSi(https://nisifilters.jp/)
スタンダードな角型フィルターキット。
お値段は定価で7,800円(税抜き)となっています。
スターターキットの内容に、ND8と光害カットフィルターの(ナチュラルライト)の2枚が追加されていますね。
プロフェッショナルキットの内容
- ホルダー
- ND8
- ハーフND(ミディアムGND8)
- HD PLフィルター
- ナチュラルナイト(光害カット)
- 専用ケース
RICOH GR III マスターキット
※画像引用元:NiSi(https://nisifilters.jp/)
新しく追加された最新のフィルターキット。
お値段は定価で11,800円(税抜き)となっています。
スターターキットの内容に、ND8・ND64・ハーフND(ソフトGND8)の3枚のフィルターが追加されています。
プロフェッショナルキットに入っていた、光害カットフィルター(ナチュラルライト)が無いのが残念ですが…。
マスターキットの内容
- ホルダー
- レンズアダプター
- リング
- ND8
- ND64
- ハーフND(ミディアムGND8)
- ハーフND(ソフトGND8)
- HD PLフィルター
- 専用ケース
RICOH GR III用NiSiフィルターを使った例
フィルターを使ったことが無い方にとっては、実際にはどんな効果があるのか分かりませんよね。
NiSiの公式サイトでフィルターを使った作例が載っていますので、これを見ていきましょう。
※左側フィルター無し・右側がフィルターありです。
※画像引用元:NiSi(https://nisifilters.jp/)
ハーフNDの使用例です。
下のバスに露出を合わせると、背景のビルが明るくなりすぎてしまいます。
バスの露出はそのままで良いので、ビルを暗くするためにハーフNDを使用。
フィルター使用後は露出オーバー気味だったビルがアンダー気味となり、建造物の重厚感が出ていると思います。
とは言え、このままだと不自然な感じですので、レタッチをすることでより自然な露出になりますね!
※左側フィルター無し・右側がフィルターありです。
※画像引用元:NiSi(https://nisifilters.jp/)
日中の撮影で白飛びしてしまいやすいのが、薄い雲がかかった空です。
撮りたい被写体が適正露出でも、曇りの日は白色一色でなんか平たんになってしまいますよね…。
そんな時にもハーフNDを使えば、雲に立体感を出すことができ曇りの日の撮影も楽しくなります!
※左側フィルター無し・右側がフィルターありです。
※画像引用元:NiSi(https://nisifilters.jp/)
水の流れをスローシャッターで、糸のように表現するのはとてもキレイですよね。
でも日中にスローシャッターを使ってしまうと、盛大に白飛びしてしまいます…。
そんな時に活躍してくれるのがNDフィルター!
カメラ用にサングラスみたいなもので、入ってくる光を減らしてくれるので日中にスローシャッターで撮影しても白飛びしにくくなります。
ND8、ND16、ND64と、後ろの数値が大きくなるほど色の濃いNDフィルターとなり、減光効果が高くなっていきます。
まとめ
フィルターもコンパクトなので、一眼レフやミラーレス用の角型フィルターのように、荷物がかさばらないのもGRIIIのコンセプトを壊してなくてグッドです。
今のところGRIII専用フィルターですので、採算は採れるのか?と心配になりますが、フィルターの方は手抜きなしの本気仕様。
NiSiの人気ホルダー「V6」と同じくアルミ製ホルダーとなっていて軽量ですし、フィルターはガラス製となっていますので、NiSiらしい高品質なフィルター!
ND・ハーフNDも便利ですが、PLフィルター(偏光)が使えると写真の雰囲気が結構変わるので欲しいですね。
現在、全部入りのマスターキットは品薄となっていますので、欲しいなぁと思われた方は早めにゲットしておきましょう!