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■50mm単焦点レンズの選び方、安さなら純正・性能なら社外品!

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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

初めての交換レンズとして、人気の高い50mm単焦点レンズ。

 

標準レンズと呼ばれる焦点距離で、クセがなくて使いやすい。

そして一眼カメラらしいボケを出しやすいので、不動の人気がありますね!

 

今回は50mm単焦点の選び方と、注意点をご紹介します!

 

 

35mm換算に注意


フィルム時代の名残「35mm換算」

 

「35mm換算」と言う言葉を聞いたことはありますか?

 

なんかややこしそう…

と感じてしまいますが、詳細は省いて必要なことだけ覚えておけば、何も難しいことはありません。

 

センサーのサイズによって、レンズの焦点距離が変わる。

これが35mm換算。

 

50mm単焦点レンズの場合

  • フルサイズ→50mm
  • APS-C→75mm
  • マイクロフォーサーズ→100mm

 

このように変化します。

 

どのように計算するのかと言うと、APS-Cの場合はレンズに書かれている焦点距離に1.5倍(Canonの場合は1.6倍)

マイクロフォーサーズは2倍する。

これだけです。

 

フルサイズの場合はレンズに書かれたまんまの焦点距離で使用出来る。

 

 

APS-Cのカメラをお使いの方が

 

「初めてのレンズは50mmが良いんだろー?」

 

と、50mmのレンズを買ってしまうと、実際は75mmのレンズになってしまいます。

 

ですので50mmのレンズを使いたい場合は

APS-Cの方なら35mmのレンズを選ぶ。
35mm換算で52.5mmのレンズとして使えます。

マイクロフォーサーズの方は25mmのレンズを選ぶ。
35mm換算で50mmのレンズとして使えます。

 

 

ここまでのまとめ

35mm換算の倍率

  • フルサイズは1倍
  • APS-Cは1.5倍(Canonは1.6倍)
  • マイクロフォーサーズは2倍です

50mmを使いたい時に買うレンズ

  • フルサイズは50mm
  • APS-Cは35mm(52.5mm)
  • マイクロフォーサーズは25mm(50mm)
    と思って、レンズをみていると必ず目にするのが35mm換算!   &nbs…

 

 

50mm単焦点を安く手に入れるなら純正レンズ


純正レンズはトラブルが少なくて安心!

カメラのレンズって高いですよね。

50,000円オーバーがザラで、ちょっと良いレンズになると100,000円を超えてしまいます…

 

しかし焦点距離50mmの場合は、各社から「シンデレラレンズ」を構えてくれています!

 

シンデレラレンズとは、写りが良くてF値が明るいレンズ。

それでいてお値段が安いレンズのこと。

 

大体10,000~30,000円となっていますので、はじめての交換レンズとして購入しやすいですよね。

 

キットレンズとは画質もボケ方も段違いに良いですので、さらに写真にハマるのは間違いなし!

ぜひゲットしてください。

 

各メーカーのシンデレラレンズはこちらの記事にまとめています!

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50mm単焦点レンズを性能で選ぶなら社外品


圧倒的な画質を誇るSIGMAレンズ

 

「性能なら純正が1番じゃないの?」

 

まず、この疑問が湧きますよね。

確かに純正レンズの仕上がりは素晴らしく、カメラ本体との相性もなんの問題もありません。

 

ですが、50mm単焦点の純正レンズって、1度販売すると中々モデルチェンジしないんですよ。

10年以上ずっと販売していることはザラで、Canonの50mmとか20年くらいモデルチェンジせずに販売していました。

 

 

一方、SIGMATAMRONと言った社外品レンズは、発売日が新しく最新の光学設計となっています。

もちろんコーティング剤も新しいですし、オートフォーカスのシステムとかも最新。

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単純な写りの良さを撮るなら、社外品レンズも選択肢に入ってきます。

お値段は50,000~100,000円となり、シンデレラレンズよりは高い価格帯となりますが、画質を優先される方はSIGMAやTAMRONのレンズを選ばれるのも良いですね!

 

 

50mm単焦点レンズは、純正も本気モデルを発売します。

純正の本気モデルは、性能が凄まじく社外品を上回りますが、お値段がめちゃくちゃ高い!

 

180,000~200,000円くらいすることも…

 

今度Nikonから発売される58mm標準単焦点レンズなんて、なんと600,000円の予定!

 

とてもじゃないですが、買えないお値段ですよね。

なのでお値段と性能を考えれば、社外品レンズがコストパフォーマンスが良く、性能もいいレンズが手に入ります。

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社外品レンズの注意点


社外品レンズは頭を抱えるトラブルが起こることも…

コストパフォーマンスが高く、性能も良い社外品レンズ。

しかし注意点もあります。

 

それはピントが合わないかも知れない問題

純正レンズの場合は、例えばNikonがカメラを作って、Nikonのカメラ用のレンズを作っているわけですから、相性問題なんて無く、ピントが合わないこともほぼ0に近い。

 

社外品は数あるカメラメーカーのカメラ、それぞれに最適なレンズを作ることは出来ません。

全部に完ぺきに合うレンズを作るのは難しく、それなりに合う物になってしまうんですね。

 

なので、たまに「前ピン」「後ろピン」になってしまうことがあります。

 

現在では自分でレンズのピント調整が出来る端末が、メーカーから販売されていますが案外むずかしい…

なので、もし社外品レンズを買ってみて、ピントが合わない問題が発生した場合は、カメラとレンズをメーカーに送って、調整をしてもらう必要があります。

 

 

まとめ

 

数ある50mm単焦点レンズですが

安さを重視するならシンデレラレンズ
性能も重視するなら社外品レンズ
最高峰のレンズなら純正レンズ(本気モデル)

 

これで決まり!

 

最高峰のレンズを購入できる方は限られると思いますので、実質は安さが売りのシンデレラレンズか、性能が売りの社外品レンズの2択。

 

私的には、初めて50mmを購入されるならシンデレラレンズがオススメ!

 

シンデレラレンズを使ってみて、もっと画質の良いレンズが欲しい。もっと明るいレンズが良い。

と不満点が出てきたら、社外品レンズにステップアップするのが良いと思います!

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    カメラ歴9年目、高知県在住のアマチュアカメラマン。本ブログはカメラ関連の記事や撮影テクニックなどが中心の内容となっております。その他、youtubeチャンネルでは初心者向けカメラ講座も更新しているので是非ご覧ください!
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