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初心者におすすめの単焦点レンズは50mm?いや、35mmをオススメする!

投稿日:2017年11月5日 更新日:

2018年1月26日に再編集しました。

 

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

ネット上では「初心者にオススメの単焦点レンズは50mm!」と、よく紹介されていますよね。

 

確かに標準レンズと呼ばれ使いやすい画角ですし、お値段も安くて購入しやすいのでおすすめされる理由が分かります!

 

でも、50mmの他にも初心者には向いているレンズだってあるんですよ。

 

それは35mmのレンズです!

 

 

50mm単焦点レンズのメリット

 

このレンズが初心者におすすめされる理由の1つとして、人間が片目で見た範囲と似た画角なので、構図がイメージしやすい事があげられます。

 

望遠とか超広角は、ファインダーかモニターを見ないと映る範囲が分かりにくいですが、50mmだと自然な写りをするので初心者でも撮りやすいんですね。

 

そして50mm単焦点レンズならF値が1.8か1.4なので、ボケ写真もカンタンに撮影出来るのが人気の理由!

 

 

他に私が感じたメリットとしては、フルサイズ以外のセンサーであれば最短撮影距離が近いこと!

フルサイズ用の50mmレンズだと、最短撮影距離はだいたい45cmとなっているので、カメラから45cm以内の近距離はピントが合わず撮影出来ないんです…

 

 

ですがASP-Cやマイクロフォーサージ用のレンズだと、最短撮影距離がだいたい30cm前後。

 

「たったの15cmしか差が無いじゃないか」

 

と思われるかも知れませんが、この15cmの差がとても大きいんですよ!

 

 

私がNikon D5300(ASP-C)からNikon D750(フルサイズ)に移行して、まず戸惑ったのがこの15cmの差なんです。

花とかを今まで撮影していた距離で撮ろうとするとピントが合わず、一歩下がって撮らないといけなくなったので、感覚はズレるし構図も変わってしまうんですね。

 

なので、ASP-Cやマイクロフォーサーズ用レンズは、被写体に寄れると言うメリットがあります!

ニコン AF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gをレビュー&作例!初めて手にしたフルサイズ対応単焦点レンズ

 

 

50mm単焦点レンズのデメリット

 

まず感じるのが思ったより写る範囲が狭いと言うこと。

カメラの世界では50mmが標準と言われていますが、スマートフォンのカメラに慣れた若者世代だと、これだけしか写らないのかと初めは戸惑うはずです。

 

人や花を撮るなら使いやすいですが、山の上の展望台から風景を撮ろうとすると、写る範囲が狭くモヤモヤする。

 

 

あと写りが良いのも、初心者にとってはデメリットとなってしまうことも。

写真の腕が上がったと勘違いしてしまうんですねw

 

謙虚な人なら大丈夫だと思うのですが、私の周りの人で言うとお調子者タイプの方ほど「腕が上がった!」と勘違いしてしまい、写真の基本を疎かにしてアート方向へ走ってしまいますwww

もちろん基本が分かってないのにアートな写真なんて撮れるはずもなく、ダメ写真を量産していました。

 

 

最後はレンズが軽すぎること。

キットのズームレンズから単焦点レンズに交換して、まず驚くのが軽さです。

 

レンズを付けてない!って言えるくらい軽く感じるし、ズームほどレンズの長さがないので取り回しが非常に良いんですね!

 

 

ですがこの軽さとコンパクトさが初心者には諸刃の剣でして、単焦点レンズを使っていると徐々にカメラの構えがテキトーになっちゃう!

スマホで写真を撮ってるみたいに、片手でパシャパシャリ撮ったり、動きながら撮影するようになりやすいんです。

 

 

こんな撮り方をしていても単焦点レンズは明るいレンズなので、手ブレがしにくいため悪い撮り方だと気が付きにくい。

このクセが付いてしまうとカメラをしっかりと安定させられないので、暗いズームレンズやブレにシビアな望遠レンズを使う時に、手ブレ写真を量産してしまいます!

 

どんなにカメラが軽くなっても、カメラは両手で持ち、脇をしっかりとしめて撮影するようにしましょう。

 

 

35mm単焦点レンズの魅力


※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/products/lens/nikkor/af-s_nikkor_35mm_f14g/sample.html#a2

 

一般的には50mmがおすすめされているのに、なぜ35mmもすすめるのかと言うと、スマートフォンのカメラに画角が似ているためです。

 

 

今まで撮りなれたスマホカメラの感覚で撮影できるので、初心者でもどれくらいの範囲が写るのかイメージしやすいんですね。

あと昔では身近だった「写ルンです」の画角にも非常に近いため、一般人からすると写真とは35mmで撮られた写真の見慣れているんです。

 

50mmと35mmで撮られた写真を比較すると、35mmの方がしっくりときませんか?

 

 

35mmは万能レンズ

50mmのレンズは標準レンズと呼ばれていますが、35mmレンズは万能レンズです。
※35mmはジャンル的には広角レンズと言います。

 

 

花や人の撮影はもちろんのこと、50mmよりもワイドに写るので風景写真もキレイに撮れる!

標準レンズを使っているといつかは「もっと広角のレンズ欲しいなぁ」と思ってしまいますが、35mmなら不満な点が出にくいはず。

 

 

苦手とするのは野生の動物を撮影することくらいですね。

広角レンズなので、結構被写体に近づかないと大きく撮れないので、野良のネコとかには逃げられちゃいます。

 

 

35mmレンズのデメリット

 

良いところばかりではありませんよ!
もちろん弱点もあります。

 

 

ありきたりの写真になってしまう

35mmはスマホカメラや写ルンですと画角が似ているので、初心者におすすめの画角と言いましたが、これが良くも悪くもあるんです。

 

日本人の見慣れた画角であるために、インパクトのない普通の写真に見えちゃうんですね。

 

THE・写真ってかんじ。

 

 

ですが、35mmはスナップ撮影に向いていますし、普通になりがちなこのレンズで良い写真が撮れた時の存在感は凄いんです!

 

写真投稿サイトなどで35mmレンズを使って撮影された写真を見てみてください。
見慣れている写真のはずなのに、人を引き込む画が撮れる魔法のレンズ。

それが35mmです!

 

 

万能すぎて飽きやすい

このレンズがあれば何でも撮れるんですが、超広角や望遠レンズみたいに特化したところがないので飽きやすい…

 

悪く言っちゃうと器用貧乏で中途半端なレンズ。

 

このレンズを使いこなせるようになると、あなたの写真の腕がかなり上がったと言うことですし、人を魅了する写真を撮れるのですが、そこに到達する前に他のレンズに浮気しやすいんですね。

 

ですが「広角を制すものは写真を制す」という格言もあるので、35mmでもあなたの個性が出た写真を撮れるように使いこなしていきましょう!

 

 

値段が高い

50mmレンズなら10,000~20,000円で購入できますが、35mmレンズだと50,000円以上はしてしまいます…

初心者のころはちょっと手が出しにくい価格ですよね。

 

 

35mm換算に注意!

 

初心者の方にレンズを購入する時に注意してもらいたいのが、35mm換算と言うやつです。

 

フルサイズのカメラをお使いの方でしたら、50mmと書かれたレンズを買えば焦点距離50mmのレンズとして使えます。

しかし、それ以外のASP-Cやマイクロフォーサーズのカメラをお使いの方はそうはならないんですね。

 

 

一眼レフ初心者がつまずきやすい要素なのですが、今回は超簡単に説明させてもらいます!

もっと深く知りたい!という方は、35mm換算で検索してみて下さい。

 

 

ASP-Cは約1.5倍

メーカーによって多少の違いがあるのですが、目安としてはASP-Cの場合は1.5倍しなくてはいけません。

 

例えば「50mm F/1.8」というレンズをASP-Cのカメラに取り付けると、75mmの焦点距離になっちゃうんです。

50×1.5=75mmとなるんですね。

 

なので50mmのレンズを使いたければ、35mmのレンズを買わなければいけません。

35×1.5=52.5mm
これで標準レンズとして使えます!

 

 

初心者のころは35mm換算なんて知りませんので、ASP-Cのカメラなのにレンズは50mmのレンズを買ってしまい「めっちゃ画面が狭く写るんだけど?」って言う投稿をネットでよく見ます。

 

お金をムダにしないためにも気をつけて下さい!

 

 

マイクロフォーサーズは約2倍

OLYMPUSやPanasonic(LUMIX)のミラーレスには、マイクロフォーサーズと言うセンサーが使われています。

 

マイクロフォーサージの場合は約2倍となるので、50mmの画角を使いたい場合は25mmのレンズを買わなければいけません。

25×2=50mm

 

間違って50mmのレンズを買ってしまうと
50×2=100mm

100mmの中望遠レンズになってしまいます。

 

 

まとめ

初心者には普通なら50mmがおすすめで、価格も安くて買いやすい。

 

私もD5300(ASP-C)を使っていた時は、AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
(35mm換算で52.5mm)のレンズを使っていましたし、今のD750(フルサイズ)でもAF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gを使っています。

単焦点の良さが分かるNikonのシンデレラレンズ「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」のレビュー&作例

ニコン AF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gをレビュー&作例!初めて手にしたフルサイズ対応単焦点レンズ

 

 

標準がどう言う物なのか?ということを知ることは大事で、標準レンズを基準として自分にあった画角のレンズを探していくのが良いのですが、初心者のころってそんなに何本もレンズ買えませんよね?

 

お金持ちの方なら次々と買えますが、そうでなければカメラにこれから先もハマるか分からないのに、色んなレンズを購入するのは怖いです。

 

なので、万能な35mmをオススメしたいんですね!

 

 

上でも書きましたが何でも撮れますし(野生動物は除く)カメラ初心者でも使いやすい画角のレンズです。

そして使いこなせたら、それまでの普通の写真とは打って変わって、とても魅力的な写真に変貌する魔法のレンズ。

 

 

シンデレラレンズを探している一眼レフ初心者の方には、ぜひ35mm単焦点レンズも候補に入れていただきたいです!

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