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第二世代ポートレート用ズームレンズ「TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」が登場!

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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

まさかこんなにも早くリニューアルされるとは思っていませんでしたが、タムロンが発売しているポートレート用ズームレンズの新型が登場しました!

最大の見どころは「F/2.0スタート」と言うところでしょう。

 

前モデルはCanonとNikonの一眼レフ用として登場しましたが、今回はミラーレス用の設計となっており、SONY Eマウントでの発売となりました。

 

SONY Eマウント用レンズとしては初のF/2.0スタートのズームレンズ。

前モデルよりも明るいレンズとなり、ポートレート撮影でより使いやすいレンズへと進化しています!

 

 

更なる高画質さとF/2-2.8の明るさ

 


※画像引用元:タムロン

 

ポイント

35-150mm F/2-2.8 Di III VXDのレンズ構成は15群21枚。

4枚のLDレンズ・3枚の非球面レンズが使われており、より高い解像度を発揮するようになっております。

 

梅野
公式の作例でも6100万画素のSONY α7R4が使用されていることから、解像度にはかなり自信があるんでしょうね!

 

そしてF値は広角端でF/2.0

望遠端でもF/2.8と非常に明るいズームレンズとなっております。

 

前モデルが「F/2.8-4」でしたので、少し暗い場所でもシャッタースピードを稼げますし背景のボケ感も大きくなりますので、よりポートレートで使いたくなるレンズにパワーアップしました!

 

 

オートフォーカスはリニアモーターフォーカスを採用

 

 

ポイント

タムロンの新型レンズに続々と採用されている「リニアモーターフォーカス機構VXD」

 

チェック

従来のオートフォーカスよりも素早くピント合わせと精度が向上した新世代AF機構で、AFの追従性も非常に良くなっているためモデルさんが歩きながらの撮影や振り返った瞬間を撮影しやすくなりました!

瞳AFと組み合わせれば動きのあるポートレート撮影でも、ピントが合っていないなんてことはかなり減らせるのではないでしょうか。

 

静音性にも優れているから、動画撮影でも活躍するレンズなんだね!

 

焦点距離35-150mmを維持

 

※画像引用元:タムロン

 

ポイント

とても明るいレンズへと進化した35-150mm F/2-2.8 Di III VXDですが、焦点距離は前モデルと同じく35mmから150mmとなっております。

明るさや高画質さのために焦点距離が削られてもおかしくは無いのですが、ここはしっかりと維持されています。

 

35-150mmのレンズであれば、いちいちレンズ交換をしなくても、35-150mm F/2-2.8 Di III VXD1本で色んな画角の撮影が可能。

モデルさんを待たせることも無いですし、撮影の流れを切ることなく撮影出来ます。

 

また今回はF値が明るくなったことで、前モデルよりも単焦点レンズの出番を減らせるでしょうね!

 

 

最短0.33m!さらに寄れるレンズへ

 

広角端で0.33mまで近づける

※画像引用元:タムロン

 

ポイント

今回ミラーレス用のレンズとなった35-150mm F/2-2.8 Di III VXD。

最短撮影可能距離がかなり縮められています。

 

一眼レフ用のTAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDは、広角端望遠端ともに0.45m。

今回のミラーレス用35-150mm F/2-2.8 Di III VXDは、広角端0.33m・望遠端0.85m。

 

広角側ではかなり寄れるレンズとなりましたので、ポートレートでのダイナミックな構図や、テーブルフォトでも活躍するようになりました。

一方で望遠端では寄れないレンズとなりましたので、望遠での撮影倍率も落ちてしまいます。

ポートレート撮影の時に望遠で寄れても仕方ない(どアップになる)ので、広角の最短撮影距離を重視した感じですかね。

 

 

専用ソフトウェア「TAMRON Lens Utility」対応

 

TAMRON Lens Utilityの画像

純正レンズを上回る利便性!

※画像引用元:タムロン

 

自分でレンズのファームウェアアップデートやピント調整が出来る「TAMRON TAP-in Console」がありましたが、その更なる進化版が「TAMRON Lens Utility」となります。

ファームウェアアップデートをしたりは当然のこと、レンズを自分好みにカスタマイズすることが可能になります。

 

 

TAMRON Lens Utilityで出来ること

TAMRON Lens Utilityで出来ること

 

写真撮影でも便利になる機能がありますが、特に動画撮影をする人にとって非常に便利な機能を割り当てることが出来るようになりますね。

映画やドラマでよく見る、ピント位置を奥から手前に移したりする動作を、あらかじめ設定することができ、またそのフォーカス速度も設定できます。

 

手動でやっているとどうしても「行きすぎちゃった…」ってことが起こると思いますが、あらかじめ2つのピント位置を記録しておけば確実にそういった表現が撮影出来ますね。

 

 

TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXDの作例

 

TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXDで撮影した写真

TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXDで撮影した写真

TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXDで撮影した写真
※画像引用元:タムロン

 

 

TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXDのスペック

 

発売日 2021年10月28日
対応マウント SONY Eマウント
フルサイズ対応
レンズ構成 15群21枚
絞り羽根 9枚
焦点距離 35-150mm
最短撮影距離 広角端0.33m
望遠端0.85m
最大撮影倍率 広角端 1:5.7倍
望遠端 1:5.9倍 
開放F値 F2-2.8
画角 63.26~16.25°
手ブレ補正 ×
防塵
防滴
フィルター径 82mm
本体サイズ 89.2x158mm
重量 1165g
実売価格 180,000円前後

 

まとめ

 

一眼レフ用にはついていた手ブレ補正が付いていませんが、ミラーレスならボディ内手振れ補正があるので削ったんですかね。

重量は明るいズームレンズになったこともあり、1Kgとタムロンらしからぬ重さになりました。

 

高画質さやAF精度、寄れるレンズと全体的にパワーアップしていますので仕方がありませんね。

 

ただ残念なのが価格が爆上がりしたこと。

一眼レフ用は90,000円前後のお値段でしたが、今回のTAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXDは180,000円前後と2倍となっております!

ポートレート用としては超便利なレンズになりましたが、気軽に変えるお値段ではありませんね…。

 

それでも単焦点レンズを揃えるよりは安く済みますけど。

 

TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXDはポートレートを中心に撮影されている方には大注目のレンズ。

また焦点距離が良い感じで明るいレンズなので、旅行用や便利ズームとしての使い勝手も良いですね!

 

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