こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
スマートフォンのカメラ性能の向上は留まることを知らず、ついには高級コンデジと同じ「1型センサー」を搭載したスマートフォンも出てきましたね。
撮りたいと思ったときに高画質な写真が撮れるのはやっぱり嬉しいよね。


良く聞く話で「iPhoneは写真がキレイに撮れる!」と耳にしますよね。
じゃあスマートフォンのカメラ性能は、iPhoneがトップクラスなのか?
iPhoneのハイスペックモデル「iPhone 12 Pro Max」の順位は、全体のランキングではなんと第9位です。
意外と思われたんでは無いでしょうか?
実は知らないだけで、カメラ性能が高いスマートフォンはたくさんあります。
今回はスマートフォンのカメラ性能をランキング形式でご紹介します!
スマートフォンのカメラ性能ランキング
実はカメラ性能に優れるランキング上位のスマートフォンは、その多くが日本では未発売です…。
日本で手に入らないスマートフォンをご紹介しても仕方が無いので、日本で発売しているスマートフォンだけを絞り込んでご紹介しますね!
「第10位」Samsung Galaxy S20+
※画像引用元:GALAXY
総合スコア | 写真撮影 | 動画撮影 | 夜間撮影 |
118点 | 127点 | 100点 | 58点 |
2020年3月に発売された、サムスンのハイスペックスマートフォン。
スペックなど
- 6400万画素+1200万画素+1200万画素+30万画素のクアッドカメラに、F/1.8の明るいレンズが搭載。
- インカメラは1000万画素。
- 動画撮影時は「スーパー手振れ補正」機能がありますので、ブレの少ない動画を撮ることが出来ます。
- 2Kモニターとなっていますので、撮った写真や動画をよりキレイに表示することが出来ます。
発売当時の価格が130,000円前後と、かなり高額なスマートフォンですが、その価格に見合うカメラ性能も持っていました。
ただランキング全体で見ても、夜間撮影は苦手な機種の様ですね。
「第9位」Google Pixel 5
※画像引用元:google
総合スコア | 写真撮影 | 動画撮影 | 夜間撮影 |
120点 | 129点 | 107点 | 60点 |
2020年10月に発売されたグーグルのスマートフォン。
スペックなど
- 1600万画素+1220万画素のデュアルカメラに、F/1.7のレンズが搭載されています。
- インカメラは800万画素。
- 動画撮影時の最大fpsは240fpsに対応。
Snapdragon 765Gを採用し処理速度が速く、6.0インチ,有機ELディスプレイで90Hzリフレッシュレートに対応していたりと、全体的に性能が高いスマートフォンですね。
発売当時の価格は74,000円前後。
「第8位」Galaxy Note20 Ultra
※画像引用元:GALAXY
総合スコア | 写真撮影 | 動画撮影 | 夜間撮影 |
121点 | 131点 | 101点 | 65点 |
2020年8月に発売されたサムスンのスマートフォン。
スペックなど
- 10800万画素+1200万画素+1200万画素のトリプルカメラに、F/1.8の明るいレンズが搭載
- インカメラは1000万画素。
- 光学ズーム5倍にも対応しており、画質が劣化することなくズーム撮影が出来る。
1億画素のセンサーが採用されているだけでもインパクトがありますが、8K動画撮影にも対応している化け物スペック。
ロマン溢れるスマートフォンなんですが、写真や動画データの容量がかなり大きいと思いますので、大容量SDカードが必要になりますね。
発売当時の価格は138,000円前後。
「第7位」Apple iPhone 12
※画像引用元:Apple
総合スコア | 写真撮影 | 動画撮影 | 夜間撮影 |
122点 | 132点 | 112点 | 59点 |
2020年11月に発売されたアップルのスマートフォン。
スペックなど
- 1200万画素+1200万画素のデュアルカメラに、F/1.6と非常に明るいレンズを搭載。
- インカメラも1200万画素。
- 光学ズーム5倍にも対応しており、画質が劣化することなくズーム撮影が出来る。
ベーシックモデルでも高い性能を誇っているのは流石apple。
3つや4つカメラが搭載されているのが当たり前の時代の中、デュアルカメラは物足りなく感じてしまいますが高いセンサースコアを叩き出しています。
意外だったのが夜間撮影は普通の性能だったこと。
iPhoneは暗い場所でもキレイに撮れるイメージがありましたので、画像処理の技術が非常に優れているんでしょうね。
発売当時の価格は94,380円前後(64GBモデル)
「第6位」Huawei Mate30 Pro 5G
※画像引用元:Huawei
総合スコア | 写真撮影 | 動画撮影 | 夜間撮影 |
123点 | 134点 | 102点 | 66点 |
2019年10月に発売された、ファーウェイのスマートフォン。
日本では最後の機種となりました。
スペックなど
- 4000万画素+4000万画素+800万画素+3D TOF(AF動作用センサー)に、F/1.6と非常に明るいレンズが搭載
- インカメラは3D TOF +3200万画素。インカメラでもこれほど高画素なのも珍しい。
- TOFも入れてクアッドカメラとなっており、光学3倍ズームに対応。
- 最高ISO感度は409600(スマホ界のPENTAXみたいな状態ですね(笑))
※ISOの数字が大きいほど、暗い場所でも明るく撮れますし、手ブレが起きにくいです。
私もファーウェイのスマホは使っていて気に入っていたメーカーだったのですが、アメリカの制裁により日本市場からは撤退。
また日本でも販売されることを願っております。
発売当時の価格は142,000円前後。
「第5位」Apple iPhone 11 Pro Max
※画像引用元:Apple
総合スコア | 写真撮影 | 動画撮影 | 夜間撮影 |
124点 | 132点 | 109点 | 50点 |
2019年9月に発売された、アップルのスマートフォン。
スペックなど
- 1200万画素+1200万画素+1200万画素のトリプルカメラに、F/1.8の明るいレンズが搭載
- インカメラも1200万画素。
さすがは最上位モデル。
新型のiPhone12を上回るセンサースコアとなっていますね!
処理速度もかなり高速な機種ですので、本格的に写真撮影を楽しめると思います。
ただ残念なのは夜間撮影のスコアが、今回のTOP10では最低の数値となっています。
iPhoneは画像処理が優れていますのでそれで補い、センサー自体の夜間性能は削って日中の写真や動画撮影能力を上げているんでしょうかね。
発売当時の価格は119,800円前後(64GBモデル)
「第4位」Samsung Galaxy S20 Ultra
※画像引用元:GALAXY
総合スコア | 写真撮影 | 動画撮影 | 夜間撮影 |
126点 | 128点 | 106点 | 56点 |
2020年3月に発売された、サムスンのスマートフォン。
スペックなど
- 10800万画素+4800万画素+1200万画素+30万画素のクアッドカメラに、F/1.8の明るいレンズが搭載
- インカメラは4000万画素。
- 10倍ハイブリッド光学ズームを搭載
Galaxyシリーズ最高峰のカメラ性能となっており、最高画素数は1億画素!
インカメラも4000万画素もありますので、非常に高精細な写真が撮れますので、自撮りすることが多い方には嬉しい部分ですね。
通常、画素数が高くなるほど夜間撮影の性能は劣化していくんですが、さすがはフラッグシップモデル。
1億画素でもiPhone 11 Pro Maxを上回る性能を維持しています。
また「10倍ハイブリッド光学ズーム」を搭載しており、かなりズームにしてもあまり画質が劣化しません。
そしてズームするほど画質は悪くなりますが、最大で100倍の超解像度ズーム機能もあります。
望遠鏡で見るよりも遠くのものを見ることが出来ちゃいますね。
発売当時の価格は144,000円前後。
「第3位」Oppo Find X2 Pro
※画像引用元:OPPO
総合スコア | 写真撮影 | 動画撮影 | 夜間撮影 |
126点 | 129点 | 107点 | 60点 |
2020年3月に発売された、オッポのスマートフォン。
日本でも発売予定となっております。
スペックなど
- 4800万画素+4800万画素+1300万画素のトリプルカメラに、F/1.7の明るいレンズが搭載
- インカメラは3200万画素。
- 夜景撮影に強い「ウルトラナイトモード3.0」搭載
- 10倍ハイブリッドズーム搭載
OPPOと言えば格安スマホのイメージが強いと思いますが、Oppo Find X2 Proはカメラ性能に特化したハイエンドモデル。
夜景撮影に強い「ウルトラナイトモード3.0」や、10倍ハイブリッドズームを備えており、サムスンのフラッグシップモデル「Samsung Galaxy S20 Ultra」より高いセンサースコアを獲得しました。
OPPOだからコスパの良い価格に期待したい所ですが、日本円で143,000円とまさにハイエンドな価格。
日本での価格は未定ですが、1年前の機種ですのでもう少し安い価格で登場してくれることに期待。
「第2位」Apple iPhone 12 Pro
※画像引用元:Apple
総合スコア | 写真撮影 | 動画撮影 | 夜間撮影 |
128点 | 135点 | 112点 | 59点 |
2020年11月に発売された、アップルのスマートフォン。
iPhone12の上位モデルですね。
スペックなど
- 1200万画素+1200万画素+1200万画素+TOFのトリプルカメラに、F/1.6と非常に明るいレンズが搭載
- インカメラも1200万画素。
- カメラ性能もさることながら、ドットが見えないほど高密度な「Super Retina XDRディスプレイ」のおかげで、より写真や動画がキレイに見ることが出来る。
これまではスコアの低かった夜間撮影も、Apple iPhone 12 Proは59点と大幅アップ!
iPhoneのナイトモードで撮影すれば、夜景やイルミネーションもキレイに撮影することが出来ますね。
発売当時の価格は117,480円前後(128GBモデル)
「第1位」Apple iPhone 12 Pro Max
※画像引用元:Apple
総合スコア | 写真撮影 | 動画撮影 | 夜間撮影 |
130点 | 138点 | 113点 | 64点 |
2020年11月に発売された、アップルのスマートフォン。
iPhone12の最上位モデルです。
全体のランキングでは第9位でしたが、日本で販売されているスマートフォンでは、もっともカメラ性能が高いスマートフォンとなりました!
スペックなど
- 1200万画素+1200万画素+1200万画素+TOFのトリプルカメラに、F/1.6と非常に明るいレンズを搭載
- インカメラも1200万画素。
- 「Pro Max」のみにセンサーシフト手振れ補正が搭載
これまで低かった夜間撮影では64点をマーク!
今回のTOP10の中でも第3位のスコアとなっており、iPhoneの画像処理技術と合わされば、暗い場所でも非常に高画質で撮影することが出来る!
そしてiPhone12シリーズの中でも「Pro Max」のみにセンサーシフト手振れ補正が搭載されていて、より高い手振れ補正効果が得られます。
レンズ側で手ブレを抑えるんじゃなくて、センサー自体が動いて手ブレを抑える構造。
特に動画撮影での手振れ補正が従来よりも高まります。
一眼カメラのミラーレスみたいな機構が組み込まれてるんですね。
発売当時の価格は129,580円(128GBモデル)
まとめ


カメラ性能に拘ってスマートフォンを選ぶなら、iPhoneが第1候補になりますね。
ちなみに日本未発売モデルも含めたランキングで、第1位を獲得しているのは「Huawei P50 Pro」
総合スコア | 写真撮影 | 動画撮影 | 夜間撮影 |
144点 | 149点 | 116点 | 72点 |
iPhone 12 Pro Maxと比べても、総合スコアで14点差をつけるほどのモンスタースマホ。
ただHuaweiさんは「これがウチのスマホで撮影した写真ですよ!キレイでしょ!」と宣伝しておきながら、実は一眼レフで撮った写真でした!ってことを2回もやっているので、どこまで信じていいのやら(笑)
そしてお気づきでしょうか、全体ランキングにも今回のランキングにも、日本のメーカーがランクインしていないことに!
全体ランキング第38位、日本発売機種でのランキング第17位に、やっとSONYの「Xperia 1 II」が登場します。
日本のスマホで130,000円とか140,000円と言う価格の物は少ないので、ランキングに入らないのは仕方ないですが残念ですね。
