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■一眼レフとビデオカメラの違いは?一眼レフカメラ持っていたらビデオカメラは不要?

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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

先日、ビデオカメラのレビュー記事を書きました。

ここで疑問に挙がってくるのが

 

一眼レフ持ってるのにビデオカメラ要るの?

 

って話です。

結果から言うと、一眼レフ持っててもビデオカメラは必要ですね。

 

一眼レフもビデオカメラも、それぞれ一長一短がありますので、撮りたいものによって最適な方を選んだら良いかと思います。

 

一眼レフで動画を撮る

いまや一眼レフやミラーレスも、動画を撮る機能が強化されて来ています。

最新機種をお使いの方なら、かなり快適に動画も撮れますね!

 

中には動画撮影に特化したミラーレス何かもあります。

 

それでは一眼レフやミラーレスで、動画を撮るメリットとデメリットをご紹介します!

 

 

一眼レフ&ミラーレスで動画を撮るメリット

 

 

ビデオカメラより高画質

 

一眼レフやミラーレスは、ビデオカメラよりも大型のセンサーを使っていますし、画素数も3倍ほどあります。

なので画質はビデオカメラよりも、圧倒的に良い!

 

60fpsでの撮影に対応しているカメラなら、超高画質でヌルヌル動く動画を撮影出来てしまいまね。

 

 

明暗差や暗所に強い

 

画質と同じ理由になりますが、一眼レフやミラーレスのほうが大型センサーを採用していますので、ダイナミックレンジが広い。

室内で動画を撮っても、窓から差し込む光と室内の明るさが不自然になりにくいです。

 

また高感度性能も高いですので、暗い場所でもしっかりと撮影出来ますし、ノイズが入りにくく高画質となりますね!

 

 

動画でもボケを活かせる

 

一眼レフと言われて思い浮かぶのは、背景がボケた写真ですよね!

もちろん動画を撮る時も、背景をボケさせて撮ることが出来るんです。

 

なので個人でも手軽に、映画のような印象的なムービーを撮れます。

背景をボケさせた動画は、それだけでオシャレになっちゃいますね!

 

 

レンズ交換ができる

 

一眼レフとミラーレスの特徴と言えば、レンズ交換が出来るということ。

レンズを変えることで、様々な動画を撮影出来ます。

 

使い方は難しいですが、超広角魚眼レンズで動画を撮れば、超カッコイイ映像になりそうですよね!

 

 

一眼レフ&ミラーレスで動画を撮るデメリット

 

 

長時間撮影には向いていない

 

一眼レフやミラーレスでは、撮影時間に制限があります。

30分以上は動画を撮影できないようになっているんですね。

 

これは海外へ輸出する際の関税の関係で、30分以上撮影できると「ビデオカメラ」と見なされ、関税が高くなってしまうからです。

 

ですが2019年2月に「デジカメの30分規制」が解除されました。

つまり一眼レフやミラーレスで、何時間でも撮影できるようになったのですが、古い機種はカメラ自体が30分以下しか撮影できない仕様。

 

今後、ファームウェアアップデートで、この制限が解除されればいいのですが。

 

 

ボケるのが諸刃の剣

 

一眼レフやミラーレスで動画を撮るメリットとして、ボケを活かせると言いました。

ですが、これが諸刃の剣なんですね。

 

ビデオカメラは、ほぼパンフォーカス(全体にピントが合った状態)ですので、多少ピント位置がずれてもあまり気にはなりません。

しかし一眼レフやミラーレスの場合は、すこしでもピントがズレると一気に被写体がボケてしまいます…。

 

ピント位置に超シビアなんですね。

 

動く被写体になるとこのデメリットがとても大きくなる。

横に動いてくれる場合はピントを合わせ続けやすいですが、前後に移動する場合は難しい。

 

途中まではカメラがピントを合わせてくれても、いきなり背景にピントが合ってしまったりします。

なので、一眼レフやミラーレスで本格的に動画を撮られるなら、かなり練習が必要になりますね。

 

 

データ容量が大きくなり過ぎる

 

ビデオカメラより高画質に撮影できる代償として、データ容量がかなり大きくなってしまいます。

例えば、私の使っている機材で言うと

 

ビデオカメラSONY FDR-AX45で5分撮影した場合「126MB」

一眼レフNikon D750で30秒撮影した場合「146MB」

 

一眼レフの方はたったに30秒しか撮影していないのに、5分も撮影したビデオカメラのデータより大きくなってしまっています。

なので一眼レフで動画を撮る場合は、普通のHDDなどではあっという間に空き容量を圧迫してしまうんですね。

 

 

 

ビデオカメラなら一眼レフのデメリットをすべて解消してくれる

 

ビデオカメラなら一眼レフやミラーレスで、デメリットとなっていた部分をすべて解消してくれます!

 

一眼レフ&ミラーレス ビデオカメラ
長時間撮影できない(30分制限) 長時間撮影出来る
ボケるのでピント合わせが難しい ほぼボケないのでピントにシビアではない
データ容量が大きい データ容量が少ない

 

画質では一眼レフには勝てませんが、ビデオカメラの方が使いやすく、長時間の撮影が出来ます。

なので運動会やお遊戯会など、失敗できない時や撮影時間が長くなりそうなときはビデオカメラが圧倒的に有利なんですね!

 

お家でのちょっとした撮影は、一眼レフの方がキレイに撮れますし、イベント事とは違って撮り直しも出来るので良いですね。

 

 

【結果】一眼レフを持っていてもビデオカメラは要る

 

一眼レフでの動画撮影がめちゃくちゃ上手い人は別ですが、特に練習もしたことが無い私にはビデオカメラは必須でした!

 

特にピント合わせがね、難しいんですよ。

一度ピントを外してから、被写体にピントが戻るまでの時間が意外と掛かるので、これが一眼レフで動画撮影をする時のストレスでした。

 

ビデオカメラなら、画面全体にピントが合っているパンフォーカス。

なのでちょっとピントを外してしまっても一眼レフほど目立ちませんし、オートフォーカスが再度ピントを合わせるのも速いです。

 

 

写真を撮るなら一眼レフかミラーレス。

動画をとるならビデオカメラ。

プロでもない限りこの選択が一番良いですね!

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