※2018年9月28日に更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
皆さんはレンズ何本くらいお持ちですか?
一眼レフにハマって行くとレンズも増えて来ますよね。
レンズごとにガラリと特長が違うので楽しいのですが、本数と増えると持ち運びが辛くなっていく…。
特に単焦点レンズを揃えている人は、持って出るレンズの数が増えます。
普段の撮影の時ならいいですが、旅行の時にカメラとレンズ数本持っていこうとすると、かなりの荷物になるのでハッキリ言って邪魔になりますよね。
メインレンズ1本のみ持っていく選択肢もありますが、そんな時に限って他の焦点距離が必要な場面が出てくるもの!
今回は旅行に行く時にオススメのレンズをご紹介します。
大定番は高倍率ズーム
旅行で活躍するレンズと言えば高倍率ズームレンズです!
だいたい28-300mmの焦点距離をカバーしてくれて、とても便利なレンズなので「便利ズーム」とも呼ばれていますね。
このレンズ1本で広角から望遠まで撮れてしまうので、複数のレンズを持ち運ぶ必要が無くなるので、旅行のときにカメラ機材が邪魔になりにくくなります!
画質は犠牲になる
このブログでも何回かご紹介しましたが、倍率の高いズームレンズになればなるほど画質は劣化します。
なのでカバーする範囲が広い高倍率ズームは、便利さと引き換えに画質には目をつぶる必要がある。
しかし、高倍率ズームレンズでもLightroomなど高機能な画像処理ソフトがあれば、歪みはカンタンに直せますし写真の雰囲気もガラリと変えられるので、あまり気にしなくても良いです!
広角レンズもオススメ
※画像引用元:タムロンのレンズカタログ
高倍率ズームレンズは旅行用にとても向いているのですが、レンズ本体が長くて重いと言う欠点もあります。
約28-300mmの焦点距離が使えるのだから、そこは文句を言うところでは無いかもしれませんが、軽いレンズに慣れている人からすると撮影の時や持ち運びで苦労するかも。
そこでオススメしたいのが、広角単焦点レンズです!
広角レンズなら風景やポートレートも撮影出来ますし、なりよりスナップ撮影が得意な画角なので、旅行先で写真を撮るのに向いているんですね。
それでいて、レンズ本体も高倍率ズームとは比べ物にならないほど、コンパクトで軽いです!
28mmよりも広角レンズになると、少し使いにくくなってくるので、オススメは28mmから35mmの焦点距離をもった広角レンズ。
高倍率ズームレンズにどうしても慣れない方は、広角単焦点レンズも試してみて下さい!
オススメの高倍率ズームレンズ
各メーカーから高倍率ズームは純正品が出ているので、普段の撮影にも積極的に使いたい方は純正品がオススメです!
普段の撮影は使い慣れたレンズで、旅行とかのときだけ高倍率ズームを使うのであれば価格が安いサードパーティー製が良いと思います。
安いからと言ってめちゃくちゃ画質が悪かったり、使いにくいことはありません。
ただ1つ悪い点を挙げるなら、オートフォーカスのスピードは純正品よりもワンテンポ遅いです。
人によってはストレスを感じる部分なので、お店で試写が出来るのなら1度試した方が良いですね!
純正の高倍率ズームレンズをお探しの方は、こちらの記事もどうぞ!
SIGMA(シグマ)
「画質は正義」を掲げ、近年は純正品を超える解像度のレンズを、次々に開発しまくっているレンズメーカー。
特にartシリーズの単焦点レンズは、恐ろしいくらい解像します!
カメラ本体にも力を入れだして勢いのあるメーカーですが、解像度に特化した性能と変わったデザインセンスのせいで「変態カメラ」と良い意味で呼ばれることもあります。
24-70mm F2.8 DG OS HSM
フルサイズ用の高倍率ズームはラインナップにないので、f/2.8通しの標準ズームレンズしか選択肢がありません。
F/2.8通しなので、純正レンズなら大三元と呼ばれますね。
SIGMAのレンズなら半額くらいで、f/2.8通しズームが手に入ります!
実売価格は130,000円前後
18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM
APS-C専用の高倍率ズーム。
Canon・Nikon・SONY・PENTAX・SIGMAのカメラに対応します!
高倍率ズームレンズとは思えないほどコンパクトな作りで、最短撮影距離が35cmとズームレンズとしてはかなり寄れるので、とても使い勝手が良い!
実売価格は30,000円前後
18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM
2014年に登場したAPS-C専用高倍率ズーム。
Canon・Nikon・SONY・PENTAX・SIGMAのカメラに対応します。
望遠側の焦点距離が50mm伸び300mmまで対応出来るように。
16.6倍の高倍率ながらFLDガラスを4枚も採用し、画質を犠牲にしていないのが凄いところ!
※FLDガラスとは?
透明度が高く適切な配置をすると、色収差を限りなく近い抑える効果があります。
つまり画質を向上させるための高級素材なんです。
実売価格は48,000円前後
TAMRON(タムロン)
圧倒的な解像度をほこるSIGMAとは反対で、柔らかい写りになるのが特長。
子供や花を撮影すると、とても優しい雰囲気が出せます。
レンズも低価格なモデルが多く、使っている人も多いですが、対応しているメーカーが細かく分かれているのがちょっとめんどくさく感じるかな?
28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD
フルサイズ対応でオートフォーカスが早い超音波モーターが採用されたレンズ。Canon・Nikon・SONYのカメラに対応しています。
高級レンズを複数使用し、高画質化を狙った高倍率ズームレンズですが、本体は大型化することなくむしろコンパクト&軽量に仕上げられています。
タムロンの高倍率レンズならこれが本命ですね!
実売価格は56,000円前後
18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD
APS-C用の超高倍率ズームレンズ。
Canon・Nikonのカメラに対応しています。
18-400mmで世界初の22.2倍を達成した新型で、35mm換算だと約620mmまでの超望遠レンズとしても購入価値アリですね。
これだけの倍率だとレンズを伸ばした時に、とんでもない長さになってしまいそうですが、タムロンさんの技術で普通の高倍率レンズと同程度に抑えられています!
実売価格は140,000円前後
14-150mm F/3.5-5.8 Di III
マイクロフォーサーズ専用レンズ。
OLYMPUS・Panasonic(LUMIX)のカメラに対応。
高倍率としては数値上ものたりなく感じますが、35mm換算で約2倍の28-300mm相当の焦点距離になります。
数少ないミラーレス用のレンズですので、ミラーレスをお使いの方にとっては注目の集まるレンズ。
タムロンとしては珍しくブラックとシルバーの2色展開されています!
実売価格は40,000円前後
18-200mm F/3.5-6.3 Di Ⅲ VC
APS-Cセンサーのミラーレス用レンズ。
Canon・SONYのカメラに対応します。
こちらはさらに珍しい、キャノンのミラーレスに使えるサードパーティ製レンズになります。
SONYはかなりレンズラインナップが整って来ましたが、キャノンのミラーレス用レンズは種類が少ないので、このレンズは貴重な存在ですね!
実売価格は50,000円前後
まとめ
ほんとであれば使い慣れたレンズを持っていくのがベストですが、そうなると大体の人は2~3本のレンズを持っていかなくてはならないのでしょうか?
私の場合も広角単焦点(24mm)・標準単焦点(50mm)・望遠ズーム(70-300mm)を持っていきたいのですが、荷物になるのと重くなるので、50mm単焦点レンズだけは家に置いて行ってます。
広角と望遠はどうしても外せないんですよねぇ…
旅行の時のカメラ機材にお悩みの方は、高倍率ズームレンズか広角単焦点レンズを試してみてはいかがでしょうか?
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