こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
これから一眼レフやミラーレスを買おうかな?と悩んでいる人の素朴な疑問。
実は私もはじめて一眼レフを購入する時に、この疑問を持っていました。
見た目が完全にプロ用のカメラに見えるので、ピント合わせは全部手動でしなくてはいけないと思っていたんですね。
ですが、今の一眼レフやミラーレスは、オートフォーカスと言う機能が付いており、スマートフォンのカメラを使える方なら、誰でもカンタンにピント合わせが出来るんです!
オートフォーカスで楽々ピント合わせ
カメラにお任せで簡単にピントが合う
オートフォーカスは、カメラが自動でピントを合わせてくれる機能。
コンデジと同じで、シャッターボタンを半押しにするだけでピントを合わせてくれます。
また最近ではスマートフォンと同様に、モニター画面をタッチすることでピント合わせが出来る機種も増えていますので、より分かりやすくなっている。
なので昔のカメラみたいに、全部手動でピント合わせをする。みたいな難しいことは一切ありません!
多彩なオートフォーカスモード
オートフォーカスのモードを変えれば、動きの速い被写体も楽々撮影!
一眼カメラのオートフォーカスは、AF-SとAF-Cと言うモードがあります。
AF-Sはコンデジやスマホと同じように、合わせたいところにピントを固定してくれるモード。
AF-Cは、例えば動くお子さんを撮る時に、お子さんの動きに合わせてピントを追い続けてくれるモードです。
風景や集合写真を撮る時はAF-S。
お子さんやペットを撮る時はAF-Cと使い分ければ、ピントが合わなかった…なんてミスを大きく減らすことが出来るんですね!
またカメラによっては、AF-SとAF-Cを自動で切り替えてくれるAF-Aモードが搭載されている機種もありますよ。
オートフォーカスにも弱点がある
便利なオートフォーカスも暗いところは苦手…
一眼レフをプロだけでなく、一般ユーザーにも身近なものにしてくれたオートフォーカス。
超便利なのは説明するまでもありませんが、実はオートフォーカスにも弱点があります…
それは、暗い場所に弱いんですね。
明るいところでは一瞬にしてピント合わせをしてくれますが、暗いところではオートフォーカスが遅くなったり作動しない場合があるんです。
こういった場合はお手上げですので、マニュアルフォーカス(手動)でピントを合わせるしかありません。
懐中電灯とかをお持ちなら、ピントを合わせたい場所を照らしておき、オートフォーカスを使うと言う方法もあります。
オートフォーカスの種類
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
オートフォーカスって、実は何種類かあるんです。
いま主に使われているのは位相差AF・象面位相差AF・コントラストAFの3つ。
全部オートフォーカスなんですが、方式が違うので特長も異なるんですね。
ピント合わせの速さ | ピント精度 | 追従性 | AF範囲 | |
位相差AF | ◎ | ○ | ◎ | × |
象面位相差AF | ○ | ○ | △ | ◎ |
コントラストAF | × | ◎ | × | ◎ |
おなじオートフォーカスですが、方式が違うだけでこんなにも性能が違うんですね。
一眼レフはほとんど「位相差AF」
ミラーレスの上位機種は「象面位相差AF」
エントリーモデルのミラーレスは「コントラストAF」が多いです。
また最近のミラーレスは、象面位相差AFとコントラストAFの良いとこ取りをした「ハイブリッドAF」も登場!
お子さんやペットを撮影したいなら、位相差AFかハイブリッドAFのカメラ。
風景や集合写真など、あまり動かないものを撮るなら、象面位相差AFやコントラストAFのカメラで大丈夫です。
どれが1番最強のオートフォーカスなの?と言われると、今は位相差AFです。
位相差AFは一眼レフに使われていますが、ミラーレスと違ってボディが大きい一眼レフなので、オートフォーカス専用のエンジンを積むことができ、性能がかなりブーストアップされています。
風景も動体撮影も難なくこなせるオートフォーカスで、完成度が高いですね。
しかしミラーレスのハイブリッドAFも、すごい勢いで進化していますので、いずれはハイブリッドAFが最もすぐれたオートフォーカスになるかも知れません。
まとめ:初心者でもピント合わせはカンタン
と不安におもっているあなた!
まったく心配する必要はありません。
カメラは進化しています。
最近のエントリーモデルでは、イラスト付きでモード説明をしてくれるくらい親切になっているので、説明書を見る必要がないレベル。
ピント合わせなんてシャッターボタンを半押しするだけで、カメラが自動で合わせてくれちゃいます。
と悩んでいる間にも、素敵な写真を撮れる機会を逃していますので、欲しいと思っているのならすぐ購入しましょう!
大丈夫です!
このブログ、ケロカメラに「お問い合わせフォーム」があるので、知り合いでカメラをしている人が居なかったら、私に聞いて下さい。
不安なことは払拭して、ぜひ楽しいカメラライフを送りましょう!