こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
SIGMAから、SONY Eマウント・Lマウント向けに、新しい超広角ズームレンズが登場しました。
ズーム全域F/2.8通しの「16-28mm F2.8 DG DN」
大三元の広角ズームとは焦点距離が異なりますが、その代わりにコンパクトかつ大幅な軽量化を果しています。
焦点距離14mmまでの広さは要らないって人には、とても多くの魅力が詰まったレンズ。
今回は16-28mm F2.8 DG DNの特長をご紹介します!
16-28mm F2.8 DG DN Contemporaryの特長
※画像引用元:シグマ
重量450gと超軽量!
※画像引用元:シグマ
重量450gと超軽量
SIGMA 16-28mm F2.8 DG DNは、SIGMAの3つのラインの1つ「Contemporary」に属しており、小型軽量さが売りのレンズとなります。
画質重視の「Art」シリーズに比べると解像度は劣るでしょうが、日常使いがしやすいサイズ感が魅力ですね!
16-28mm F2.8 DG DN Contemporary | 14-24mm F2.8 DG DN Art | |
最大径x長さ | 77.2x102.6 mm | 85x133 mm |
重量 | 450g | 795g |
フィルター | 72mm | × |
価格 | 113,000円前後 | 136,000円前後 |
サイズは非常にコンパクトで、重量は345gも軽量化されています。
そして「14-24mm F2.8 DG DN Art」はフィルターを付けることが出来ませんが、「16-28mm F2.8 DG DN Contemporary」は72mmのフィルターに対応しているのも大きい!
通常の丸形フィルターが使えるので、PLフィルターを使って風景写真を撮ったり、NDフィルターでスローシャッター撮影も出来ます。
小型化しても高画質
※画像引用元:シグマ
小型軽量化されると、気になるのが「画質」
小型化しても高画質
16-28mm F2.8 DG DNのレンズ構成は11群16枚。
その内、FLDガラス5枚と非球面レンズ4枚が使用され、各種収差を抑え高い解像度を発揮!
さすがにArtラインの14-24mm F2.8 DG DNと比べると、コントラスト・解像度共に負けますが、このサイズ感でこれだけの画質を持っているのは凄い!
スーパーマルチレイヤーコート採用をし、高い逆光耐性も発揮します。
AF動作音が静かなので動画撮影にもOK
※画像引用元:シグマ
ポイント
AF動作音が静かなので動画撮影にもOK!
16-28mm F2.8 DG DNのAFには、ステッピングモーターを採用。
最近はリニアモーターが主流となりつつありますが、ステッピングモーターはレンズの軽量化に加え、AF動作音が静かですので動画撮影にも向いています。
また16-28mm F2.8 DG DNはインナーズームを採用しているので、ズームしてもレンズの全長が変わらず、重心の移動が最小限に抑えられます。
ジンバルを使って動画を撮る人には、非常に嬉しい機能ですね!
レンズも非常に軽いので、手持ち撮影で自撮りやVlogを楽しまれている方にも、おススメのレンズとなっています。
SIGMA 16-28mm F2.8 DG DNの公式作例
※画像引用元:シグマ
SIGMA 16-28mm F2.8 DG DNのスペック
発売日 | 2022年6月17日 |
対応マウント | SONY Eマウント Lマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 11群16枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 16-28mm |
最短撮影距離 | 25cm |
最大撮影倍率 | 1:5.6倍 |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 107~75.4° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | ○ |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 72mm |
本体サイズ | 77.2x102.6mm |
重量 | 450g |
実売価格 | 113,000円前後 |
まとめ
16-28mmをF/2.8通しで、このサイズ感と軽さは凄いですね!
旅行・スナップ・動画撮影などなど。
色んなシーンで活躍してくれそうです。
一方で風景メインで撮る方には悩ましいスペックですね。
広角大三元である「14-24mm F2.8 DG DN Art」と、実売価格でお値段が20,000円しか差がありません。
画質を重視するのであれば14-24mm F2.8 DG DN Artですが、16-28mm F2.8 DG DNの軽さは無視できません。
特に登山される方だと、どちらのレンズにするか決めきれなのでは無いでしょうか。