こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
写真が趣味の人を困らせるのは写真です。
フィルムと違いデジタル写真は何枚撮ってもお金が掛かりませんので、連写を使って撮影する人も多いでしょうし、スナップ写真や記録写真も増えてしまいます。
フィルムの様に現像代は掛からないものの、あまりに増えすぎた写真データはHDDを圧迫。
写真歴が長くなってくると、HDD代も結構掛かってしまいますし、管理するのもめんどくさくなってきます。
そもそも良い写真ばかりではなく、失敗写真もそのまま保存している人が多数だと思います。
毎回毎回、失敗写真を消して保存するのもめんどくさいですし、「この時はこんな下らない失敗をしていたんだな」と戒めを残すためにそのままにしている人も居ると思う。
でも手ブレ写真とか失敗写真は、1回の撮影に2枚3枚残しておけば反省も後々できるので、いざこれまでの写真を整理整頓しようと思ったとき。
RAWデータは重すぎて「表示は遅い操作は重い」となり「やっぱ整理するのやめとこ…」ってなっちゃう事ありませんか?

そんな方におススメのソフトが登場しています!

写真管理の新定番「Photo ExpressViewer」
Photo ExpressViewer
Photo ExpressViewerは市川ソフトラボラトリーから販売されている写真閲覧ソフト。
レタッチや加工は出来ませんのでご注意下さい。
市川ソフトラボラトリーと言えば、写真レタッチソフト「SILKYPIXシリーズ」で有名ですよね。
私が使用しているレタッチソフトの1つでもあります。
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写真のノイズ処理が段違いに良いRAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro10」
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! デジタル写真に撮って欠かせないものがRAW現像ソフト。 メーカー純正を使っている人や、lightroomなど有料ソフトをお使いの方もいらっしゃると思います ...
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PENTAX・LUMIX・FUJIFILMでは純正レタッチソフトとしてSILKYPIXが採用されているので、ご存じの方も多いかと思います。
そんな市川ソフトラボラトリーから新しく登場したソフト「Photo ExpressViewe」
JPEG ・TIFF・ RAWの写真データを高速表示してくれて、写真の整理整頓やレーティングを付けたりすることが出来ます!
RAWデータは通常、パソコンでは表示出来ません。
MicrosoftからRAWデータを表示させる追加プログラムをインストールすれば可能ですが、これも完ぺきではないためお使いのカメラのデータが表示されるかはやってみないと分からない。
なので写真の断捨離はレタッチソフトを起動しないといけませんよね。
Photo ExpressViewerで出来ること
- 全写真データの高速表示
- 写真のフィルター機能(マークやレーティング)
- 選択した写真の名前をの一括で変える
- 2枚の写真を並べて表示させるマルチ表示
- 表示モードの切り替え(プレビュー/サムネイル/コンビネーション表示)
- プレビューの全画面表示
- プレビュー背景色の変更
- モニタプロファイルの設定
- 90度回転表示
- グリッド表示のON/OFF
- 選択コマの中央表示
- 画像情報でのサムネイルの並び替え
- 他のアプリケーションで開く
- 選択・予約コマの一括コピー/移動/削除機能
- ヒストグラム表示
- IPTC情報の編集
- XMP形式による画像情報の書き出し
高速表示が可能なPhoto ExpressViewerを使ってみた
パソコンでRAWデータを表示させる、レタッチソフトで写真を確認する。
どちらにも共通して言えることは、大量のデータを表示させるのには不向きなこと。
RAWデータは重いので表示されるまでに結構な時間が掛かってしまいます…。
写真のデータが多いほどサムネイルが中々読み込まれずイライラしますよね。
これでは写真を整理する気力が奪われちゃいます。
しかしPhoto ExpressViewerを使えば、大量のJPEG ・TIFF・ RAWデータを瞬時に表示をしてくれるんです!

大量のRAWも瞬時に表示してくれる!
まずこの画面に表示されている写真が読み込まれるのも一瞬でした!
最近のカメラは高画素化してきているので、写真1枚あたりのデータ量が増加しています。
なのでパソコンのスペックが低いと、なかなか写真が表示できないのです…。
Photo ExpressViewerを使えばそんなストレスからも解放され、快適に写真の閲覧や管理が出来るようになるんです!
こういった画面で下にスクロールすると、写真の読み込みをするために少し画面が止まって、そこから1枚ずつ表示されて~を繰り返しますよね?
Photo ExpressViewerだとグリグリとスクロールして行っても、スクロールの方が追い付かないほど写真を表示するのが速い!

Photo ExpressViewerは細かいパラメータまで表示してくれる
Photo ExpressViewerでは写真1枚の事細かなデータまで確認することが出来ます。
上の写真に載っている情報はまだ一部で、下にスクロールするとさらに色々なデータを見ることが出来る。
レタッチソフトでは確認できないデータも見られるので、「この写真こんな設定で撮ってたんだ」と思い返すことが出来ます。
写真の上で右クリックをすると、写真にマークを付けたりレーティングを行うことが出来ます。
大量の写真が保存されている場合、どれが良く撮れた写真だったのか探すのは困難ですよね…。
こんな時にマークやレーティングをしておけば、簡単にお気に入りの写真を見つけ出すことが出来る。
マークやレーティングを付けた写真は、画面右上の「絞り込み」で簡単に検索できるので非常に便利!
試しに「星3」のレーティングで絞り込みを掛けると、この様にすぐ見つけ出すことが出来ます。
星の数によってフォトコンテスト用の写真やブログ用の写真と、自分のルールを決めておくと写真の管理と見つけ出すのが快適になりますね!


表示される写真の大きさも自由に変更できるので、一気に探したり細かく1枚ずつ写真を確認したりするのも自由自在。
2枚の写真を並べて表示させることも出来るので、細かい構図や色の違いを比較しながら写真をチョイス出来る!
写真の位置は上下や左右と選択できるので、ご自身の見やすいレイアウトにしましょう。
またこの画面の状態でも拡大表示をしたり出来るので、より厳密に写真の比較が行えます。
Photo ExpressViewerの動作環境

Photo ExpressViewerは要求スペックが非常に軽い!
OS | Windows10 / 8.1 64bit版 (Windows10のタブレットモード、32bit版のOSは非対応) |
CPU | Intel Core 2 Duo 以上 または AMD Athlon 64 X2 以上のプロセッサ |
グラフィックボード | DirectX 10 以上に対応したグラフィックボード |
メモリ | 4GB以上のRAM (8GB以上推奨) |
HDD | 10GB以上の空き容量のあるハードディスク |
解像度 | 1,024×768 以上の画面解像度をサポートするディスプレイ |
Photo ExpressViewerまとめ

そもそもこれまでに写真の管理だけのソフトって使ったことが無くて、レタッチソフトとかWindows上でも別に出来るから要らないと思っていました。
しかしやはり専用ソフトは違いました。
兎にも角にも写真表示が速すぎて待つ時間が一切ないし、その他の操作もレスポンスが良くてイライラすることがありません。
私の使っているパソコンは7年前の物ですので、最新のパソコンだともっと処理が高速かと思います!
Photo ExpressViewerは最近はやりのサブスクではありませんので、一度購入すればずっと使うことが出来るのも魅力の1つ。
体験版も用意されているので、興味がある方はダウンロードされてみて下さい!