こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
今回は、ニコンの最新ミラーレスカメラ「Nikon Z6III」の魅力を徹底解説していきます。
写真・動画のどちらでも妥協しないパフォーマンスを発揮するこのカメラは、プロフェッショナルからアマチュアまで幅広い層に支持されている一台。
Z9やZ8の技術を継承しつつ、新たな機能を搭載したZ6IIIは、世界初の部分積層型CMOSセンサーやミラーレス史上最も明るいEVFなど、先進的な技術が詰まっています。
高速連写や滑らかな動画撮影に加え、クラウド連携でクリエイティブな表現がさらに広がるこのカメラの特長について詳しくご紹介します。
それでは、Nikon Z6IIIの詳細を見ていきましょう!
記事の信頼性
- 写真歴 9年目
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Nikon Z6IIIの特徴とは?最新技術を詰め込んだ高性能ミラーレスカメラ
Nikon Z6IIIは、最新技術を集約した高性能ミラーレスカメラとして、写真・動画のどちらでもプロフェッショナルな結果を得られる一台です。
特に、世界初の部分積層型CMOSセンサーと、ミラーレスカメラ史上最も明るい電子ビューファインダー(EVF)を搭載しており、これまでにないクリアな視認性と高速性能を実現しています。
この新型センサーは、従来のZ6IIと比較して約3.5倍の高速データ読み出しが可能で、最大120コマ/秒の高速連写や、フルHD 240pでのスローモーション動画撮影もこなします。
また、ローリングシャッター歪みの抑制にも優れており、スポーツや動きの激しい被写体でもクリアで自然な描写が可能です。
さらに、Z6IIIではZ9やZ8から継承された技術も搭載されており、高速連続撮影時にもファインダーのリフレッシュレートを120fpsまで引き上げ、動く被写体を滑らかに追うことができます。
Z6IIIは先進的な撮影技術を詰め込んだ、まさに「撮る楽しさ」を極めたカメラと言えるでしょう。
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Nikon Z6III vs Z6II 徹底比較:進化したミラーレスカメラの性能と違いを解説
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進化した撮影性能:最大120コマ/秒の高速連写と滑らかな動画撮影
Nikon Z6IIIは、従来機種から大幅に進化した撮影性能を誇ります。その代表的な機能が、最大120コマ/秒の高速連写と滑らかな動画撮影です。
新たに搭載された部分積層型CMOSセンサーは、読み出し速度がZ6IIの約3.5倍と飛躍的に向上しており、スポーツや野生動物など、瞬間を捉える必要があるシーンでも圧倒的なパフォーマンスを発揮します。
高速連写時には、シャッターボタンを半押しするだけで最大1秒前までの画像を記録するプリキャプチャー機能も利用可能。
これにより、撮り逃しがちな一瞬も逃すことなく捉えられます。
また、連写中もファインダーのリフレッシュレートが120fpsに保たれ、滑らかな表示を実現。
これにより、動きの速い被写体でも視認性が高く、的確な撮影が可能です。
動画撮影においても、Z6IIIは6K 60pのN-RAWやフルHD 240pのスローモーション撮影に対応し、クリアで高解像度な映像を残せます。
特に、10倍スローモーションで撮影される水しぶきやダイナミックな動作は、視覚的に非常に印象深い映像を作り出すことができます。
Nikon Z6IIIは静止画・動画ともに妥協のない性能を提供し、幅広いクリエイティブな表現を可能にするカメラです。
Z9とZ8から継承した技術:プロフェッショナル向け機能の充実
Nikon Z6IIIは、フラッグシップモデルであるZ9とZ8から継承したプロフェッショナル向けの技術を多数搭載しています。
幅広い撮影シーンで最高のパフォーマンスを発揮し、プロフェッショナルからアマチュアまで多くのユーザーに信頼されるカメラとなっています。
まず、Z6IIIにはZ9やZ8で採用された高性能な画像処理エンジン「EXPEED 7」が搭載されています。。
AF(オートフォーカス)の速度が従来機種より約20%向上し、特に動きの速い被写体への追従性が大幅に改善。
スポーツや野生動物の撮影においても、瞬時に正確なフォーカスを合わせることが可能です。
さらに、Z9で高く評価された「プリキャプチャー機能」もZ6IIIに搭載されています。
この機能により、シャッターボタンを半押ししている間に撮影される画像を一時保存し、決定的な瞬間を捉えやすくします。
これまで撮り逃していたシーンも、この機能を使えばより確実に記録できます。
また、Z9とZ8から受け継いだ動画機能も充実しており、6K N-RAWやProRes RAWの撮影が可能。
映像制作においてもハイエンドな表現が可能となり、クリエイティブな作品作りをサポートします。
Nikon Z6IIIはZ9とZ8で培われた技術を惜しみなく継承し、プロフェッショナルユーザーにも対応する充実した機能を提供しています。
新しいクリエイティブ体験を提供する「Nikon Imaging Cloud」
Nikon Z6IIIでは、写真や動画の新たなクリエイティブ体験を可能にする「Nikon Imaging Cloud」を活用できます。
このクラウドサービスは、Wi-Fiを通じてカメラとシームレスに連携し、撮影後のワークフローを効率化しつつ、クリエイティブなインスピレーションを提供します。
「Nikon Imaging Cloud」では、著名なクリエイターが作成した特製の「イメージングレシピ」をダウンロードし、カメラ内に適用することができます。
このレシピは、静止画と動画の両方に対応しており、あらかじめ設定されたプリセットを使うことで、プロのような画づくりが手軽に可能です。
レシピを適用することで、編集作業なしで魅力的な作品を撮影時にそのまま仕上げることができるため、初心者から上級者まで幅広いユーザーにとって便利です。
さらに、「Nikon Imaging Cloud」を通じて、Z6IIIで撮影した画像をクラウドに自動アップロードし、外部のクラウドストレージや共有サービスにシームレスに保存・共有することができます。
これにより、撮影後のデータ管理がより簡単かつ効率的になります。
また、Z6IIIのファームウェアアップデートもこのクラウド経由で直接行えるため、最新の機能を常に使える状態に保つことができます。
「Nikon Imaging Cloud」は、単なるデータ保存や共有にとどまらず、クリエイティブなインスピレーションを生み出すツールとして、撮影から編集までのワークフロー全体をサポートします。
Z6IIIを使うことで、より多彩で高度な表現を楽しむことができるでしょう。
プロフェッショナルな映像制作を可能にする6K RAWとProResサポート
Nikon Z6IIIは、映像クリエイターにとって理想的なツールとなるべく、6K RAWとProResのサポートを充実させています。
プロフェッショナルな映像制作に求められる高度な表現力と自由度が手に入ります。
まず、6K 60pでのN-RAWおよびProRes RAWの撮影が可能で、映像のディテールを豊かに表現できます。
6Kの高解像度は、ポストプロダクションでのクロップやズーム、スタビライゼーションを行っても、4K画質を損なうことなく映像を加工できます。
シネマティックな映像制作において柔軟性が格段に向上します。
さらに、5.4Kでの10bit ProRes 422 HQとH.265コーデックもサポートしており、色彩の階調をより忠実に再現できるだけでなく、編集時のワークフローもスムーズに行えます。
特に、SNS向けの縦型動画制作や、モバイルデバイスでの再生を意識したコンテンツ制作にも最適です。
Z6IIIは、フルHD 240pの超スローモーション撮影も可能で、10倍のスロー映像によって水しぶきやダイナミックなアクションの瞬間をドラマティックに演出できます。
これにより、スポーツや自然のドキュメンタリー映像でも印象的な表現が可能です。
このように、Nikon Z6IIIは、高度な映像表現と多様なフォーマットに対応し、プロフェッショナルな映像制作において大きな力を発揮します。
映像クリエイターにとって、自由度と品質を両立させる理想的なカメラです。
クリエイティブを広げる拡張性とアクセサリー対応
Nikon Z6IIIは、豊富なアクセサリーと高い拡張性を備え、クリエイティブな撮影の幅を大きく広げます。
様々な撮影シーンやクリエイティブな要求に応じて、柔軟にカスタマイズできるのがこのカメラの魅力です。
Z6IIIは外部バッテリーやパワーバッテリーパック「MB-N14」に対応しており、長時間の撮影でも安心して使用できます。
特に、MB-N14は縦位置撮影時の快適さをサポートし、ホットスワップ機能により撮影を中断せずにバッテリーを交換可能です。
このような優れた拡張性により、長時間の動画撮影やイベント撮影でも快適に運用できます。
また、Nikon Z6IIIは、リモートグリップ「MC-N10」にも対応しており、ジンバルや三脚に取り付けてリモート操作が可能。
このグリップを使えば、カメラ本体に触れることなくフォーカスやISO設定を調整でき、ワンオペレーションでの撮影効率が飛躍的に向上します。
特に、映像制作やライブ配信など、クリエイティブなシーンでその真価を発揮します。
さらに、Z6IIIは、他社製のアクセサリーとの互換性も優れており、SmallRigやDJI、DEITY、RODEなどの人気ブランドの機材と組み合わせて使用できます。
これにより、カメラケージやオーディオ機器、照明機材といった専門的な装備を用いた本格的な撮影が可能となります。
Nikon Z6IIIは、幅広いアクセサリーに対応することで、クリエイティブな可能性を無限に広げます。
ユーザーのニーズに合わせてカスタマイズできる柔軟性が、プロフェッショナルな結果を求めるあらゆるクリエイターに支持されています。
Nikon Z6IIIの公式作例
※画像引用元:ニコン
Nikon Z6IIIのスペック
発売日 | 2024年7月12日 |
タイプ | ミラーレス |
レンズマウント | Nikon Zマウント |
センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 2450万画素 |
高感度 | ISO100~64000 |
連写速度 | 高速連続撮影(拡張):約20コマ/秒 ハイスピードフレームキャプチャー+(C120):約120コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
AF測距点 | フォーカスポイント273点(シングルポイントAF時) 299点(オートエリアAF時) |
液晶モニター | 3.2型(インチ)・210万ドット |
ファインダー倍率 | 0.8倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:360枚 液晶モニタ使用時:390枚 |
記録メディア | XQDカード CFexpressカードTypeB SDカード SDHCカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 138.5x101.5x74mm |
重量 | 760g |
実売価格 | 385,000円前後(ボディのみ) |
Nikon Z6IIIについてよくある質問(FAQ)
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Q: Nikon Z6IIIの主な特徴は何ですか?
A: Nikon Z6IIIは、世界初の部分積層型CMOSセンサーとミラーレスカメラ史上最も明るいEVFを搭載した高性能カメラです。最大120コマ/秒の高速連写や6K N-RAW動画撮影、Z9やZ8から継承されたプロ向けの機能も充実しています。
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Q: Nikon Z6IIIは動画撮影に向いていますか?
A: はい、Nikon Z6IIIは6K 60p N-RAWや5.4K ProRes 422 HQに対応し、クリアで高解像度な動画を撮影できます。さらに、フルHD 240pでのスローモーション撮影も可能で、映像クリエイターにとって理想的なツールです。
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Q: Z6IIIはZ9やZ8とどう違いますか?
A: Z6IIIは、Z9やZ8の技術を継承しつつ、よりコンパクトで扱いやすいデザインを持っています。高速性能や動画機能はフラッグシップモデルと同様のクオリティを提供しつつ、Z6IIIならではの拡張性とコストパフォーマンスが魅力です。
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Q: Nikon Z6IIIはどのようなアクセサリーに対応していますか?
A: Z6IIIは、パワーバッテリーパック「MB-N14」やリモートグリップ「MC-N10」など、さまざまなアクセサリーに対応しています。また、SmallRig、DJI、RODEといった他社製のアクセサリーとの互換性も高く、クリエイティブな撮影の幅が広がります。
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Q: 「Nikon Imaging Cloud」とは何ですか?
A: 「Nikon Imaging Cloud」は、Z6IIIと連携するクラウドサービスで、クリエイターが作成したプリセット「イメージングレシピ」をカメラにダウンロードしたり、撮影データを自動でクラウドに保存・共有したりできます。撮影後のワークフローを効率化し、クリエイティブなインスピレーションをサポートします。
まとめ:Nikon Z6IIIは写真・動画の両面で最高のパフォーマンスを提供
Nikon Z6IIIは、写真撮影から映像制作まで、あらゆるクリエイティブシーンで最高のパフォーマンスを発揮するカメラです。
世界初の部分積層型CMOSセンサーと、ミラーレス史上最も明るいEVFを備えたこのカメラは、従来機を大きく超える高性能を誇ります。
最大120コマ/秒の高速連写、滑らかな6K動画撮影、さらにはZ9やZ8から継承されたプロフェッショナル向け機能により、撮影者のクリエイティブなビジョンを最大限に引き出します。
また、「Nikon Imaging Cloud」を活用することで、撮影後のワークフローも効率化され、さらにクリエイティブなインスピレーションを得ることができます。
多彩なアクセサリーとの互換性や、リモート操作による柔軟な撮影も可能となり、カメラ一台で無限の表現力を実現できます。
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