カメラとレンズの記事 Nikon(ニコン) レビュー

【実写作例付きレビュー】望遠単焦点レンズ NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sを購入!

本ページはプロモーションが含まれています

広告

 

※2024年3月26日内容を更新しました。

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

「望遠レンズ欲しい」と言い続けて半年、ついに念願の超望遠レンズ「NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S」を購入しました!

当初は「NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S」を検討していましたが、納期半年待ちからの受注停止というコンボに撃沈。

200-600mmも音沙汰無し…(後にNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRで販売開始されましたが)

 

 

そんな中、ふと目に入ったのが「NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S」。

しかもメーカーに在庫がある!

超望遠レンズ欲しい病末期だった私は、迷わず購入ボタンを押しました。

 

購入から1ヶ月、NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sの実力はいかに?

まだ使い始めて間もないですが、現時点でのレビューをお届けします。

 

記事の信頼性

  • 写真歴 9年目
  • ブログ運営歴 9年目(月間PV数12万)
  • メーカー様からのレビュー案件多数
  • YouTubeチャンネルで撮影テクニックなど情報発信中(2024.4現在登録者数4400人)

お仕事依頼やレビュー案件など、お問い合わせはこちらからお願いいたします。

 

 

超望遠単焦点レンズ「NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S」

 

 

従来の「ヨンニッパ」は、約170万円の高価格帯でしたが、NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S は、F値をf/4.5にすることで約40万円に抑えました。

ヨンニッパの「NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S」は1,700,000円ほどしますので、約4分の1のお値段で400mmの単焦点レンズを手にすることが出来ます。

 

 

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sは超軽い!

 

ひらめいた人のイラスト(フリー素材)

 

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sは、わずか1245g(三脚座を含む)という驚異的な軽さを誇る超望遠レンズです。

これは、望遠大三元レンズであるNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sよりも約200g軽い数値です。

 

更にレンズ重心がカメラ側に配置されているため、実際の重量以上に軽く感じられ、手持ち撮影も楽々。一日中撮影しても、体の疲労を軽減できます。

 

 

ビックリする解像力

 

これまで私が愛用していたNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sは、風景、ポートレート、野鳥撮影と幅広い用途で活躍する高画質なレンズです。

しかし、NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sはその画質を軽々と超えてきました。

野鳥の羽毛を一本一本まで鮮明に描写し、これまで表現できなかった細部まで表現することができます。まさに、単焦点レンズの底力を見せつけられた瞬間でした。

 

 

以前は、InstagramやTwitterでよく見かける羽毛までバキバキに写った野鳥写真が撮れずに悩んでいました。

カメラの設定、光の当たり方、野鳥との距離など、さまざまな要素を調整しても、思うような結果が出ないことも少なくありませんでした。

しかし、NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sを使えば、そんな苦労も必要ありません。設定を気にせずシャッターを切るだけで、簡単に高画質な野鳥写真を撮影することができます。

 

 

オートフォーカスは速い!

 

 

オートフォーカスの流行は「リニアモーター」

より高速・高精度・高い静粛性を実現するモーターで、写真と動画どちらでも有利となります。

SONYやTAMRONが積極的に採用していますね。

 

Nikonのレンズの大半はSTM(ステッピングモーター)が使用されています。

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR SもオートフォーカスはSTMで駆動。

STMは高精度で高トルク、そして静粛性にも優れます。

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sもスッとピントが合ってくれますし、飛んでいる鳥にもピントを合わせ続けてくれます。

 

 

テレコンを付けても良好な性能

 

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sはテレコンに対応しています。

 

【対応テレコン】

  1. Z TELECONVERTER TC-1.4x
  2. Z TELECONVERTER TC-2.0x

この2種類のテレコンを使用できます!

 

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sに1.4倍テレコンを使った感想

 

Nikon公式サイトより引用

 

 

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR SにZ TELECONVERTER TC-1.4xを装着すると、焦点距離は560mmに達し、野鳥撮影などの超望遠撮影に最適な組み合わせとなります。

開放F値はF/6.3となりますが、テレコンバーター装着時にも驚異的な画質とAF性能を維持します。

 

テレコンバーター装着による画質低下はほとんど感じられず、鳥の羽毛まで鮮明に描写する圧倒的な解像力を発揮します。

高精細なZマウントセンサーとの組み合わせにより、細部まで克明に捉えることができます。

AF性能もテレコン無しの状態と遜色なく、素早く正確に被写体にピントを合わせることができます。動きの速い鳥などにも難なく対応し、一瞬のシャッターチャンスを逃しません。

 

 

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sに2倍テレコンを使った感想

 

Nikon公式サイトより引用

 

 

Z TELECONVERTER TC-2.0xを装着すると、焦点距離は800mmに達し、野鳥やスポーツなど遠距離の被写体を大きく捉えることができます。

しかし、テレコンバーター装着による画質やAF性能の低下は避けられません。

 

静止画撮影においては、テレコンバーター装着による画質の低下は比較的軽微です。

多少のモヤっと感は見られますが、高画質を維持しています。一方、動体撮影では解像感の低下が顕著になり、特に高速で動く被写体ではピントが合いにくくなります

 

NikonのミラーレスはハイブリットAFを採用しています。

位相差AFで大まかにピントを合わせ、最後の微調整をコントラストAFで行うのですが、2倍テレコンを付けるとコントラストAFの挙動が遅くなる。

ファインダーで見ていても、コントラストAFでピントが行ったり来たりしていますので、オートフォーカスはかなり遅くなってしまいますね…。

 

画質の低下は最小限ですが、動体撮影の場合はオートフォーカスが遅すぎて、そもそもピントが合っていなく、解像感の無い写真になっているんだと思います。
風景写真など動かない被写体に対してなら、2倍テレコンはとても使えますが、動き物に使うのはかなりキツイかなと言う印象。

 

 

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sで撮影した写真

 

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sで撮影した写真

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sで撮影した写真

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sで撮影した写真

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sで撮影した写真

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sで撮影した写真

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sで撮影した写真

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sで撮影した写真

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sで撮影した写真

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sで撮影した写真

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sで撮影した写真

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sで撮影した写真

Z TELECONVERTER TC-1.4x使用

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sで撮影した写真

Z TELECONVERTER TC-1.4x使用

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sで撮影した写真

Z TELECONVERTER TC-1.4x使用

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sで撮影した写真

Z TELECONVERTER TC-1.4x使用 ISO11400

 

 

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sのスペック

 

発売日 2022年 7月15日
対応マウント Nikon Zマウント
フルサイズ対応
レンズ構成 13群19枚
絞り羽根 9枚
焦点距離 400mm
最短撮影距離 2.5m
最大撮影倍率 0.16倍
開放F値 F/4.5
画角 6.1°
手ブレ補正
防塵
防滴
フィルター径 95mm
本体サイズ 104x234.5 mm
重量 1245g(三脚座を含む)
実売価格 381,000円前後

 

 

まとめ

購入にあたり、懸念していたのは、ファインダーを覗くと400mmの世界であると言う事。

ズームレンズなら広角から望遠にズームすることで、被写体を捉えやすいですが、単焦点ではその方法が使えません。

正直使いこなせるか不安でしたが、案外苦労することなく使えています。

もちろん、鳥がどこにいるのか分からなくなることもありますが。

 

そしてこの画質。

今まで自分が撮った写真の中でも、見たことが無い透明感と解像力。

背景ボケもとてもキレイで、被写体を際立たせてくれます!

 

もっと使いこなして、より良い写真が撮れるよう頑張って行きます!

 

 

広告

お問い合わせ

    広告

    おすすめブログ

    • この記事を書いた人
    • 最新記事

    梅野

    カメラ歴9年目、高知県在住のアマチュアカメラマン。本ブログはカメラ関連の記事や撮影テクニックなどが中心の内容となっております。その他、youtubeチャンネルでは初心者向けカメラ講座も更新しているので是非ご覧ください!
    お問い合わせはこちら

    -カメラとレンズの記事, Nikon(ニコン), レビュー