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NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sをレビュー!憧れ続けた大三元レンズは期待以上のレンズだった!

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

Nikon Z6と同時に買ったZマウントレンズ。

それはNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sでした。

 

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

Zマウントの大三元標準レンズで、お値段は336,050円(定価)

 

これまでなら憧れ続けるだけで購入出来なかったであろう高根の花だったのですが、元々高画素ミラーレスを購入するために貯金をしていて、購入直前に「高画素機は扱いきれない」と言う理由でオールマイティモデルのNikon Z6を購入しました。

 

カメラの価格が安くなったことで予算に余裕ができ、憧れ続けて私の中ではもはや伝説のレンズとなっている、大三元レンズを購入することが出来ました! 

 

梅野
結論から言うと「神レンズ」この一言に尽きます。

 

 

Zマウント初となる大三元レンズ


※画像引用元:Nikon(https://www.nikon.co.jp/

 

大三元レンズとは?

大三元レンズはこれまでも、メーカーのフラッグシップモデルとなる最高性能のズームレンズ。

 

Nikonのレンズですと、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED(2007年発売)の時点で性能としては頂点に達していたのでは無いかと思います。

 

後継のAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(2015年発売)が登場しましたが、雑誌やプロのインプレッションではべた褒めされているものの、実際の口コミでは大きな変化はないという意見も。

手ブレ補正が搭載されたのが、一番の進化ポイントでしょうか。

 

またカメラが高画素化してきていましたので、レンズもそれに耐えうる解像度が必要となってきます。

 

伝統のFマウントを維持しつつレンズの性能をアップさせるには、レンズの大型化が必要となっていましたので、レンズが巨大で重くなってきていたのも難点の1つ。

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRは1070gに達しました。

 


 

そんな中、Nikonはついに本格的にミラーレスへ参入し、ミラーレス用マウントとしてZマウントを開発。

 

マウントの大口径化とショートフランジバックにより、Fマウントよりも光学設計の自由度が生まれ、これまで以上に高性能なレンズの登場が期待できます!

 

そしてついに登場してくれたのが、Zマウントの大三元標準レンズ。

Zマウントの良さを活かしたフラッグシップモデルですので、その性能には嫌でも期待が膨らみますよね!

 

 

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sの外観

 

 

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sのレビュー!

 

遂に手に入れた憧れの大三元レンズ。

今のところ良いところしか見つかっていませんが、このレンズの素晴らしさをお伝えしようと思います!

 

恐ろしいほどの解像力


※Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
 焦点距離30mm・F/8・ISO100・SS8秒

 

ポイント

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sは海外の評価でも「驚くべきシャープさ」と言われていますが、まさにその通りだと思います。

Nikon Fマウントのレンズは、圧倒的な解像度の高さよりボケ感に特長があって、味のあるレンズと言うのが多かったのではないかと。

 

Zマウントレンズは、Nikonらしくないほどとにかく解像度が良い。

中央部はもちろんのこと周辺部にまで、高い解像度を維持しておりまさに新次元のレンズですね。

 

これは単焦点レンズだけでなくズームレンズでも同じで、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sは「本当にズームレンズなのか?」と思うほどの画質!

 

梅野
個人的にはNikon FマウントのF/1.8シリーズの単焦点レンズの解像度を上回っていると感じています。

 

「最近多く出ている4000万画素代のカメラじゃないと得られない」

と私が思っていた解像度のある写真を2400万画素のカメラでも写せてしまっています。

 

センサーの進化もあるでしょうが、この画質の良さはNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sの力が大きいと思います!

 

 

色ノリがとても良い


※Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
 焦点距離28mm・F/8・ISO100・SS1/50秒

 

Nikonのカメラは鮮やかに見せる「記憶色」ではなく、忠実に色を再現する「記録色」と言われています。

実際、Nikon D750で撮影していた時は、地味な色合いの写真が多かったです。

過度なレタッチが好きでなければ、風景写真を撮影するには記録色が向いていると思います。

 

ですが一眼レフの時に比べると、ミラーレスは若干色が派手になったかなと。

派手になったというよりは、より忠実に色を再現してくれるようになったと思います。

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sがとてもコントラストが高いと思いますので、より一層色味が良く感じてしまいますね。

 

一眼レフの時は「実際に目で見ている色味よりも地味になってない?」と思うことも多かったので、これは嬉しい進化ポイント!

 

以前は彩度を若干上げてレタッチしていましたが、Nikon Z6とNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sの組み合わせなら彩度を弄る必要性はほとんど無さそうです。

 

 

F/2.8でもとても良くボケる


※Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
 焦点距離68mm・F/2.8・ISO100・SS1/500秒

 

これまでF/1.8シリーズの単焦点レンズや、F/2.8のマクロレンズなどを使ってきていましたので、標準のF/2.8だとそれほどはボケないだろう。なんて勝手に思い込んでいました。

 

これは見事に勘違いでめっちゃボケます!

私みたいに「ズームレンズは開放F/2.8でボケにくいから嫌い~」と思っている方は、ぜひその考えを捨ててください。

 

あとは低価格のレンズしか使ってこなかったこともあると思いますが、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sのボケはとても柔らかく上品なボケ味ですね。

 


※Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
 焦点距離66mm・F/2.8・ISO100・SS1/1600秒


※Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
 焦点距離36mm・F/3.2・ISO100・SS1/500秒


※Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
 焦点距離70mm・F/4・ISO100・SS1/250秒

 

焦点距離が違うので一概に比べられませんが、2枚目の36mm広角のF/3.2でも結構ボケますね。

3枚目の70mmのF/4も十分すぎるくらいボケてくれています。

 

普段、絞って撮影することが多いので、こんなにボケるんだと勉強になりました。

 

 

レンズがコンパクトで軽量に

 

これまでの大三元標準レンズに比べると、高性能になったにも関わらずレンズが小型化され軽くなっています!

 

Fマウントの大三元レンズは高性能でしたが、やはりレンズがデカいんですよね。

フラッグシップモデルですので、画質も追求しなくてはいけないので分かるのですが、あの大きなレンズを付けて回るのはアマチュアにとっては骨の折れる労力です。

 

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sは確実に高性能化されているのに、レンズは小さく軽くなっていてこれもZマウントの恩恵ですね!

 

とは言え、以前の大三元レンズに比べると小型&軽量化されているという話で、レンズは大きい部類ですし重いです(笑)

私の持っているレンズで一番重いのがAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED(745g)でしたので、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S(805g)は最重量レンズとなりました。

 


 

あと想定していたよりも大きかったので、これまで使っていたカメラバッグだとギリギリ入る大きさ。

他のレンズも入れるとパンパン過ぎるので、カメラバッグもより大きいものにしようかと考えています。

 

この辺りは小型化されたとは言え、さすがにフラッグシップモデルのレンズだなと思わされますね。

 

 

逆光耐性はほぼ完ぺきなレベル


※Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
 焦点距離24mm・F/22・ISO100・SS8秒

 

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sは斜めからの光に効くナノクリスタルコートに加え、垂直方向の光に効くアルネオコートが追加されました。

ほぼ全方向からの光に強くなり、フレアやゴーストを抑えヌケの良い描写をしてくれます。

 

上の写真はゴーストが出ていますが、ハーフNDフィルター・NDフィルター・C-PLフィルター・保護フィルターと、4枚のフィルターを重ね付けしていることを考えると非常に優秀な結果ではないでしょうか。

 

 

フレアやゴーストが発生しやすい、斜めの角度に太陽を入れてもかなり抑えられています。

 

 

その他の逆光やサイド光では、全く問題ありません。

フレアやゴーストが出るのが完全な悪ではありませんが、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sの優れた逆光耐性なら、どんな角度でも臆することなくカメラを構えられそうですね!

 

 

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sの作例

 

まだ撮影枚数が多くないので、記事内で使った写真と被ってしまってすいません。

撮影に行くたびに作例は更新します。

 

 

 

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sのスペック

発売日 2019年4月19日
対応マウント Nikon Zマウント
フルサイズ対応
レンズ構成 15群17枚
絞り羽根 9枚
焦点距離 24-70mm
最短撮影距離 0.38m
最大撮影倍率 0.22倍
開放F値 F2.8
画角 84~34.20°
手ブレ補正 ×
防塵
防滴
フィルター径 82mm
本体サイズ 89x126mm
重量 805g
実売価格 245,000円前後

 

 

 

他の方のNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sの評価

 

※レビューは価格.comより引用しています。

 

大三元を超えたダブル役満級のレンズ

D850+24-70vrを長らく使用していましたが、今回思い切って乗り換え。結果、反則級の写りをしており、もはや無敵の域の使用感、所有感、優越感。大三元どころかダブル役満レベルのレンズだと思います。

Z7+Z 24-70 2.8のコラボにより、これまで諦めていた手持ちによる室内撮影等における悪条件の領域も強力なボディ手ブレ補正と正確かつ爆速のAFのおかげで撮れる、撮れる。

Z 24-70 f4の小三元?もその性能の高さにビックリする撒き餅レンズですが、特に悪条件での撮影では比較にならないほどの威力を発揮します、このf2.8は。

f2.8はあまり必要ないのでは?とのレビューもあるようですが、自分はそうは思いません。少なくとも解像力、描写力、耐悪条件性能では明らかに上を行ってます。所有と使用をしてみて初めて分かりました。

室内で手持ちフラッシュなし撮影したサンプル写真を載せます。品のあるとても綺麗なボケにより、まるで吸い寄せられるかのようにピント部へ視線が自然に誘導されます。

特にレフ機使いの方は重量面では苦になることはまずないでしょうし、このレンズの実力値で実質20万ちょいで手に入るのは驚きと言えると思います。

D850の二台持ちをしていましたが、Z7に移行して重力の呪縛から解き放たれた喜びも大きいですが、Zマウントにおけるニコンの技術力の高さを感じられた喜びが何より大きいです。このレンズのおかげで、Z望遠が発売となる前が乗り換えのチャンスと個人的に判断し、Fマウント資産を売却して大正解だと思えました。懸念していたシングルスロットでも十分で、慣れだけの問題だと感じました、プロではないので。そんなことよりもZマウントレンズの素晴らしさや各種AF機能の豊富さからくる撮影自由度の高さ、軽さ、拡大やピーキング機能を駆使したMF撮影の快適さなどを日々感じることができるメリットの方が自分のカメラライフにおいては勝りました。Z7に移行して、かなりカメラ自身が賢くなったと実感しています、私ごときのカメラの腕前に対してはある意味シンギュラリティが到来していると感じます。かなり任せられる場面が多いです。

まもなく発売となるZ 70-200 2.8もかなり期待が持てるのではと思っており、非常に楽しみです。

余裕を感じる!なんか凄い!

AF-S 24-70mm f2.8Eも確かに良いレンズでしたが、正直「大三元と呼ばれる割には、へぇ~こんなもんなの?」という感じでした。翻ってこのZ24-70は言葉ではうまく表現できないのですが、開放っからシャキッとキリッとしていてボケもじわっと。。。これぞ大三元でしょ!と感動を覚えるほどでした。本レンズを使って手持ち夜景をメインに撮っているのですが、もう手放せません。

詳しいことは分からないのですが大口径、ショートフランジバックのZマウントのメリットを生かした専用設計になっているのでしょうね、写りにとても余裕を感じます。

風景から人物までオールマイティに使えるレンズ

全焦点域で解像感の高い描写をし、Z7との組み合わせで威力を発揮するレンズだと思います。収差補正が良好であると思われ、ボケもきれいで、風景から人物までオールマイティに使えるレンズです。

大口径標準ズームとしては最高峰の部類に含まれる描写力を持っています。これと、今度発売される70-200mmとがあれば、特殊な撮影でない限りはほとんどの撮影をこなせるんじゃないかと思われます。

花火撮影などで「ピントずらし」撮影ができない。

Nikonからの回答ですが
Fマウントレンズで可能であった「写真表現」がZマウントレンズでは「仕様」によりできないとは、納得できません。

Q:NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 SとNIKKOR Z 50mm f/1.8 Sと、Z7とZ6の場合に花火撮影の「ピントずらし」(スローシャッター3秒などでアウトフォーカスからフォーカス)撮影が出来ない。
ピントリングを回してもアウトフォーカスのままとなる。
マウントアダプターFTZ+AF-S Nikkor 28-300mm f3.5-5.6G ED VRでは可能。

A:お問い合わせ番号:03529074へのご回答です。
お問い合わせいただいた件について、確認にお時間がかかりましたことに
お詫び申し上げます。

弊社担当部署にて確認がとれましたので、以下にご案内申し上げます。

Z マウントレンズは、機構上、静止画露光直前にフォーカス動作を停止させています。

そのため、ご指摘のように、静止画露光中はマニュアルフォーカス動作ができませんが、Z マウントレンズの仕様となりますので、何とぞご容赦くださいますようお願いいたします。

なお、静止画露光中のフォーカス動作につきましては、今後の課題とさせていただきます。

 

 

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sのレビューまとめ

 

まず標準ズームレンズの便利さにビックリ!

これまで私は標準ズームレンズを持っていなかったんです。

 

主に超広角ズームと望遠ズームで撮影していたので、標準ズームの必要性を感じませんでした。

ですが実際に使ってみると、レンズ交換をすることなくすべての撮影がこれ1本で行えましたので、レンズ交換をする煩わしさや時間のロスが無くて大満足!

もっと早くに標準ズームを導入していれば良かったなと思いますね。

 

そしてなんと言っても大三元ならではの圧倒的な画質!
梅野

 

Zマウントの単焦点レンズに比べれば劣るんでしょうが、ズームレンズでこれほど高画質が得られるとはNikonのエンジニアさんに感謝です。

なんか一気にレンズ沼から脱出してしまった感がありますね(笑)

 

お値段は安いとは言えません、高いです!

しかしその価格以上の価値が、このレンズにはあると感じています。

 

色んなレンズを試してみるのも一眼レフ・ミラーレスの楽しみですが、余計な出費を抑えたい、最短でベストオブベストにたどり着きたいのなら、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sは外せない1本となるでしょう。

 

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2015年からカメラを始めました。使用しているカメラはNikon Z6・D750。 ブログでは一眼レフ・ミラーレス関連の記事を更新中。 コンテスト入賞を目指してカメラライフを楽しんでいます。 詳しいプロフィールはこちら

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