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【NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR】Zマウント初の便利ズーム、レビューや評価をまとめてみた!

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【NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR】Zマウント初の便利ズーム、レビューや評価をまとめてみた!

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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

2020年7月3日に登場した、Zマウント初の便利ズーム。「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」

焦点距離24mmから200mmを1本のレンズでカバー出来るのでレンズ交換の必要がなく、旅行用やスナップ撮影などで大活躍するレンズです!

 

ただし便利さと引き換えに、画質が悪いのが便利ズームの宿命。
便利ズームを使うのなら画質は諦めるのが、これまでの常識でした。

 

しかしZマウントは、これまでとは段違いの画質を得られるレンズを沢山出しています。

今回の便利ズーム「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」も例外ではなく、高倍率ズームレンズとは思えない高画質さを手にしました!

 

梅野
実際にNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRを購入した方の、レビューや評価をまとめてみましたので、レンズの特長と一緒にご紹介します。

 

 

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRの特長

 

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRの画像

 

高倍率ズームレンズは、その便利さからとても人気のあるジャンル。

Zマウントで登場するのを、今か今かと待ち望んでいた方も多いと思います!

 

 

レビューの前に、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRとはどんなレンズなのか、簡単に特長を見て行きましょう。

 

 

便利ズーム最強の画質

 

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRの画像

 

チェック

始めの方でも言ったように、便利ズームはその快適さと引き換えに画質が犠牲になっています。

旅行など記録写真を撮るには申し分のない画質ですが、作品を撮ろうと思うと、満足のいく画質にならない可能性が高い。

特に画面周辺部を拡大すると、ピントは合っているのに滲んでモヤっとした写りになってしまい、なんかハッキリとしない写りとなります。

 

しかし「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」の場合はその画質の低さを大幅に改善!
「高倍率ズームにしては」と言う枕詞は要りますが、とても高画質な写りが特長です。

 

梅野
レンズの性能がザックリと分かる、MTF曲線を見てみてもZマウントのレンズらしく、周辺部まで高い解像力を維持していますね!

 

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRの画像

 

Zレンズで新開発された「アルネオコート」も装備されていますので、逆光耐性も非常に高い。
フレアやゴーストが出にくいですし、逆光下でのコントラストも高く、透明感のある写りをしてくれます!

 

 

8.3倍高倍率ズームレンズ

 

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRの画像

 

焦点距離24-200mmをカバーする、8.3倍ズームレンズ。
1本のレンズで済ませたい撮影の場合は、非常に便利なレンズですね!

 

スペックなど

最短撮影距離は広角側で0.5m、望遠側で0.7mとなっていますので、テーブルフォトはしんどいですが、出来るだけ荷物を減らしたい旅行では、とても助かると思います。

その他にも、レンズ交換をしたくない方や、スナップ撮影にも向いているため、色んな場面で活躍しますね。

 

一方でF値は暗いため、夜間や室内での撮影はISO感度が上がってしまうため、少し苦手です。

 

 

重量570gの小型軽量設計

 

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRの画像

 

望遠側を200mmまでに抑えたことで、レンズがコンパクトで軽量になりました!

 

焦点距離が違いますが、Fマウント時代の高倍率ズーム「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」は重量800g。

Canonの高倍率ズーム「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」は重量750g。

「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」は重量570gとなっていますので、比べると非常に軽くなっていますね。

レンズが軽ければ持ち出しやすいですし、最大径や全長がコンパクトであれば荷物にもなりにくいです。

 

梅野
カバンにサッと入れて持って行ける、レンズに仕上がっていますね。

 

 

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRのレビュー

 

※レビューは価格.comより引用しています。

 

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRの良い評価

 

素晴らしいレンズです

Z9につけて主に鉄道の撮影で使っています。レンズ交換もせずに横着なことこの上ありませんが、良い絵が撮れます。
雑誌の見開き程度はこれで十二分です。
以前はD850とD810に24-85と70-200F4をつけて使っていましたが、トータルの重さは軽くなりましたし、望遠から広角までカメラを変えずに撮れて楽になりました。

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出てくる絵は、テレ側は70-200F4にはかないませんが、私の求める水準は十分に満たしています。
ワイド側はテレ側よりはキレがない感じですが24-85よりはよい感じで、現像でシャープネスを上げる必要もなくなりました。

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寄れないのは欠点ですが、私の用途では困ったことはなく、気にはなりません。
軽くて便利で十分な画質の絵が撮れる、外で持ち歩くには最適な、素晴らしいレンズだと思います。

 

最新の高倍率ズームの描写性能は高レベルです!!

Tamron 28-200mm(A071)、RF24-240mmもですが、最新の高倍率ズームはとにかく良く写ります。このレンズとZ14-30mm、Z MC 105mmの3本でほとんどの撮影シーンをカバーできます。Tamron 28-200mmは周辺部の色ずれ、RF24-240mmは周辺の緩さ(広角域)がありますが、本レンズは全ての焦点距離域、撮影距離でこれといった弱みがありません。これはとても凄いことだと思います。

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レンズ内手振れ補正はしっかりと効いている感触です。オートフォーカスの速さと正確さも実用十分です。このあたりは純正レンズにアドバンテージがあると感じています(RFレンズも同様です)。

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Zマウントのカメラを所有されている方は必携のレンズだとおもいます。最新の高倍率ズームの描写性能はどれも高レベルです。その中でも、本レンズは全ての焦点距離域、撮影距離でこれといった弱みがなく頭一つ抜けていると思います。

 

とろける様なボケは期待できませんが写りは最高です

大口径Zマウントの恩恵により、絞り開放からズーム全域で画像の隅々までシャープな描写力が期待できます。
Fマウントの「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」も使用してましたが、重さや写りなどはこちらのレンズの方が上かと思います。

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荷物を減らしたい時にはこれ1本で済むので携帯性は抜群です。
旅行などはレンズ交換もあまりできないので、高倍率ズームでも570gと軽くて小さいので特に便利です。

手振れ補正効果が約5.0段あるので、手持ちでもブレの少ない画像が撮れます。
望遠側や夜景などにはISO感度をあげる事も必要ですが安心して撮ることが出来ます。

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Zマウントの恩恵が感じられるレンズで、マウントを大きくしたことで無理が無い設計となって、200mmで抑える事により小さく軽く写りが良く出来たレンズです。
過剰な期待は禁物ですが、高倍率ブームとしては今迄に味わった事のない写りが期待できるレンズかと思います。

 

 

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRの悪い評価

 

当然ではあるが、結局は高倍率ズーム。過度な期待は禁物。

ズームリングに適度なトルク感があり操作感は良い。
ロックしなくとも先端レンズが繰り出すような事は無い。
便利ズームとしては作り、操作性ともに上位クラスレンズのような質感がある。
便利ズームなので機能性については言うまでもなく便利の一言。
携帯性も、24mm始まりの高倍率ズームでこの細さ、軽さは秀逸と言える。
美点だが、冷静に考えればこの値段するレンズなので、当然にも思える。

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動画を撮る上で必要なズーム倍率を見据えてこのレンズを選んだので後悔はしていないが、写真の描画性能は、あくまでも高倍率ズームの延長線上。
ベタ褒めしているレビューが溢れ、中には大三元レンズ並みなどというレビューもあるので愚かにもちょっと期待してしまった自分が恥ずかしい。

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解像感今一つ、周辺へ向かっての像の流れは大きめ、周辺は盛大なパープルフリンジ。やはり暗さによりISO上げが必要となり、いくら高感度耐性が高いZ6IIといえど、ISO1600以上になってくるとそれに伴う像のつぶれが気になってくる。

特に主に写真を撮る方で購入を考えている方に伝えたいが、
世にあるすべてのレビューの評価に「高倍率ズームにしては」の一言を付け加えて考える事をお勧めしたい。

 

 

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 海外の評価

 

海外の風景の画像

【NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRの長所】

・優れたシャープネス
・フレアがない
・中心部のCAがほとんどない
・軽量コンパクト
・高速で静かなAF
・静かな絞り制御
・美しいボケ
・至近距離でのピント合わせ
・耐候性
・周辺減光はクリエイティブなアドバンテージとなる
・優れたVR性能

 

【NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRの短所】

・開放F値が非常に狭い
・200mmで周辺CA(補正可能)
・周辺減光(補正可能)
・ディストーション(補正可能)

 

【総評】

Nikon Nikkor Z 24-200mm F4-6.3 VRは、構造的にも性能的にも複雑なレンズだ。しかし、一般的な旅行用ズームとして、デメリットを遥かに凌駕するほど有用であることは間違いない。コンパクトで軽く、よくできており、耐候性に優れ、優れた性能を持っている。使用可能な開放F値は非常に限られているが、優れたVR性能で補うことができるかもしれない。野生動物などでは、より高速のシャッタースピードが必要となるため、高ISOを使用する必要があるかもしれない。

このレンズは、"F8でそこにいる "という原則に従えば、その時点で最大のパフォーマンスを発揮するように設定されている。もちろん、このレンズはそれ以上の性能を発揮するが、本質的なことは、どこにいても私たちと一緒にいられるほど軽くて便利だということだ。

この価格で、最大限の汎用性を持つトラベルズームの必要性があるのなら、ニコンZユーザーにとって、このレンズは "No brainer "かもしれない。

 

※引用元:ephotozine

 

 

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRの公式作例

 

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRで撮影した写真

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRで撮影した写真

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRで撮影した写真

 

 

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRのスペック

 

発売日 2020年7月3日
対応マウント Nikon Zマウント
フルサイズ対応
レンズ構成 15群19枚
絞り羽根 7枚
焦点距離 24-200mm
最短撮影距離 0.5m(焦点距離24mm)
0.7m(焦点距離200mm)
最大撮影倍率 0.28倍
開放F値 F4-6.3
画角 84~12.2°
手ブレ補正
防塵
防滴
フィルター径 67mm
本体サイズ 76.5x114mm
重量 570g
実売価格 110,000円前後

 

 

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR レビューまとめ

 

 

Zマウントの高倍率ズーム第1号として登場した「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」

焦点距離を200mmまでに抑えたことで、レンズのコンパクトさと軽量化を達成し、ズーム倍率が抑えられたこととZマウントの恩恵で、画質も便利ズームの域を超えたものになりました!

 

新開発されたアルネオコートもしっかりと装備され、逆光耐性も高いですね!

撮影を1本のレンズで完結されたい方には、夢の様なレンズでは無いでしょうか。

 

オートフォーカスの精度は高いものの、速度は少しモッサリしているため、お子さんやペット・野鳥など、動体撮影はすこし苦手なレンズとなりますので、ご注意下さい!

 

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    カメラ歴9年目、高知県在住のアマチュアカメラマン。本ブログはカメラ関連の記事や撮影テクニックなどが中心の内容となっております。その他、youtubeチャンネルでは初心者向けカメラ講座も更新しているので是非ご覧ください!
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