※画像引用元:パナソニック(http://panasonic.jp/dc/g_series/g9pro/)
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
パナソニックのミラーレス、ルミックスシリーズにとんでもないカメラが登場します。
ルミックスといえばラインナップに可愛いデザインのミラーレスがあるので、カメラ女子に大変人気がありますが、今回はエントリーモデル用ではなく、ガチ性能のカメラを発表しました。
発売日は2018年1月下旬予定なので、まだ少し先ですが動体撮影をされる方にとっては注目の集まるモデルですね!
Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス G9 レンズキット 標準ズームライカDGレンズキット ブラック DC-G9L-K
爆速オートフォーカス
※画像引用元:パナソニック(http://panasonic.jp/dc/g_series/g9pro/)
最近は高感度性能やオートフォーカスポイントを大きく進化させたカメラが登場してきていますが、LUMIX DC-G9はちょっと違ったところを磨き上げました。
世界最速の0.04秒でピントが合うオートフォーカスを開発したんです!
0.04秒なんて早過ぎて訳がわからないですが、シャッターボタンを半押しした瞬間にピントが合うってことですよね?
動物や子供を撮影したい方のために登場したカメラと言ってもいいレベル。
ミラーレスより一眼レフの方が優れていた部分が、どんどんなくなっていきます(笑)
動体撮影に特化したミラーレス
※画像引用元:パナソニック(http://panasonic.jp/dc/g_series/g9pro/)
0.04秒のオートフォーカスの他にも、動体撮影するときに大きな味方となってくれる性能をしているんです。
動きの早い被写体を撮影するなら一眼レフの方が向いていましたが、LUMIX DC-G9の登場でその図式は変わりそうですね。
●世界最高の6.5段手ブレ補正
※画像引用元:パナソニック(http://panasonic.jp/dc/g_series/g9pro/)
こちらも現在世界最高となるボディ内手ブレ補正を備えます。
動き回る被写体を撮ろうとすると、時にはカメラをしっかりと止めて撮影できないこともある。
カメラが動いているときにシャッターを切った写真は、日中の明るい時でも手ブレしてしまうことがありますが、6.5段分もの手ブレ補正があればそんな失敗写真も減らせるわけです。
カメラの状態をあまり考えずに、撮影に集中できるようになりそうですね。
●速さだけじゃない高性能オートフォーカス
※画像引用元:パナソニック(http://panasonic.jp/dc/g_series/g9pro/)
世界最速の0.04秒がインパクトありすぎますが、早いだけじゃなく他のオートフォーカスの性能もかなり向上しているんです。
オートフォーカスポイントが従来の45点から225点へと大幅に進化し、追従性もさらに良くなったため被写体が平・垂直・奥行きのどの方向に動いても確実に捉えてくれる!
さらに新機能「体認識機能」が追加されました。
これまでのオートフォーカスだと人を認識するのが少し苦手で、背景や近くの小物にピントが合ってしまったりしていましたが、顔・瞳フォーカスより高精度な体認識機能のおかげで、より確実にポートレート撮影が出来るようになったんです。
●追従約20コマ/秒の高速連写
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従来機よりも処理速度が2倍も早くなった新センサーのおかげで、追従約20コマ/秒の驚異的な連写性能を手にしました。
さらに追従ではなくオートフォーカス固定連写だと約60コマ/秒の連写が可能!
新機能としてシャッターチャンスを逃さない「プリ連写機能」も追加。
通常はシャッターボタンを全押ししないと写真が撮影できませんが、この機能を使うと半押し状態のときから撮影を開始するので、とっさの状況でもシャッターチャンスを逃しにくくなります!
●120fpsの有機ELファインダー
※画像引用元:パナソニック(http://panasonic.jp/dc/g_series/g9pro/)
電子ファインダーと言えば実際の風景よりも遅延して映るのが欠点でしたが、今回採用されたファインダーは120fpsの高フレームレートになり、業界最速クラスの約0.005秒で映し出します!
ほぼ光学ファインダーと同じと言えるレベルになってきましたね。
少し前までは100万ドットが多かったですが、約368万ドットのファインダーになっており解像度がグンと上がりました。
倍率は0.83倍で視野率は100%となっております。
使い勝手が良くタフなボディ
※画像引用元:パナソニック(http://panasonic.jp/dc/g_series/g9pro/)
以前のミラーレスといえばボタンが少なく、メニュー画面を開いて設定を変えなければいけないことが多かったですが、LUMIX DC-G9は一眼レフカメラと変わらないほどボタンが配置されていて、撮影中でも直感的に操作できるようになりました!
●ジョイスティック
人差し指がシャッターボタンの位置にある時に、ちょうど親指が来る場所に配置されていて、ジョイスティックを操作する事でフォーカスエリアの変更が出来ます。
正直、私はジョイスティックのあるカメラを触ったことがないので、どれくらい便利な機能かは分からないです(笑)
●フリーアングルモニター
いわゆるバリアングルモニターのことで、モニターが上下に動かせます。
バリアングルモニターはとっても使いやすいのに、エントリーモデルにしか採用されてなくて残念だったのですが今年からの新製品にはハイエンドモデルにも採用されることが多くなってきました。
チルト式よりもカンタンに素早く操作できますしハイアングル・ローアングルや、自撮りも楽々と出来ますね!
●防塵・防滴・耐低温設計のボディ
軽くて堅牢性のあるマグネシウム合金にシーリングがなされ、防塵防滴に対応。
さらに-10℃の環境でも撮影が続けられる耐低温仕様になっています。
見た目がゴツいので衝撃につよそうに見えますが、耐衝撃性能には対応していないので注意して下さい(笑)
●ノンダストシステム
カメラを使っていて気にするのがイメージセンサーへのほこりの付着です。
レンズに付いたホコリや多少の傷は写真に写りこみませんが、イメージセンサーについてしまったゴミは黒い影となって映ってしまうんです。
LUMIX DC-G9に搭載されたノンダストシステムは、電源を入れるたびにイメージセンサーとシャッター機構の間に約80,000回/秒の超音波振動を発生させて、ホコリを払ってくれます。
肝心の画質もさらに良くなった
連写性能を高めると画質はこれまでと同様に抑えられることもありますが、LUMIX DC-G9は画質面もより向上してキレイな写真を撮影出来ます!
●新型ヴィーナスエンジン
※画像引用元:パナソニック(http://panasonic.jp/dc/g_series/g9pro/)
パナソニックの画像処理エンジン「ヴィーナスエンジン」も、従来機より進化して解像性能・高感度性能・色再現性がアップ。
ダイナミックレンジは25%も向上しています。
●2030万画素Live MOSセンサー
※画像引用元:パナソニック(http://panasonic.jp/dc/g_series/g9pro/)
従来機よりもピクセル数が25%増えたのに加え、ローパスフィルターレス仕様になったことで、よりシャープな写りになりました。
画質だけでなく処理速度も大きく上がったおかげで、連写速度も速くなったんですね。
●ハイレゾモード
ルミックスはマイクロフォーサーズというセンサーを使用していますが、フルサイズと比べるとセンサーサイズが小さいため画質では劣る部分もあります。
それを少しでも解決してくれるのが新機能の「ハイレゾモード」
約8000万画素の撮影が可能で通常モードより、約4倍の画素数になるため緻密な描写の写真が撮影できます。
風景など動きの無い写真は、ぜひこのハイレゾモードで撮影したいですね!
※ハイレゾモードの制限
2030万画素のマイクロフォーサーズ機とは思えない描写ができるハイレゾモードですが、いくつか機能に制限がかかります。
・最小絞り値はF8まで
・シャッタースピードは1/32000~1秒まで
・ISO感度はISO1600まで
・フラッシュ禁止
・シャッター方式は電子シャッターに固定される
まとめ
Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス G9 ボディ ブラック DC-G9-K
現在のハイスペックなミラーレスと言えばソニーのイメージが強かったですが、動体撮影はソニーやオリンパスよりもPanasonicのLUMIX DC-G9がリードしましたね!
世界最高のシャッター・ボディ内手ブレ補正のインパクトもあります。
公式サイトではあまりプッシュしていませんが、メカシャッターで8000/1秒電子シャッターで32000/1秒の超高速なシャッタースピードも魅力的!
フルサイズの高画素機ならSony
連写速度ならOLYMPUS
でしたが、動体撮影ならSonyのα9に迫る性能のLUMIX DC-G9が登場です!
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