こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
花の中でも人気品種の1つが「薔薇」
高貴で優雅なイメージがあり、まさに花の女王の様な存在。
育てるのも難しいので、どこにでも咲いている花では無いことも魅力を引き立てていますね!
薔薇の撮り方
動画でも撮影してきましたので、ぜひご覧ください!
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1まず初めは、簡単にそれっぽい写真になる「対角線構図」で撮りました。
画面の右上から左下に線を引いて、その線上に被写体を配置して撮影します。
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手前のバラにピントを合わせて、後ろのバラはボケさせて撮ることで、写真に奥行き感が生まれますし、手前のバラには立体感を持たせることが出来ます。
3分割構図と同じで、狙いやすい構図なのでチャレンジしてみて下さい!
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23分割の縦構図で撮りまして、水が滴っている雰囲気を出してみました。
左上のバラは右下の方向を向いていて、下にあるバラは正面を向いています。
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1つの画面の中に、向きが異なる薔薇を入れることで、バラの色んな表情を楽しむことが出来ます!
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3シンプルに被写体をど真ん中に配置する「日の丸構図」で撮影。
バラは花びらの存在感が大きいので、シンプルに撮っても絵になりますね!
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日の丸構図で撮るときは、背景がゴチャゴチャしていない方がよりキレイに見えます。
今回は背景が邪魔をしないように
葉っぱだけ
露出を下げて被写体(バラ)より暗く
F値を下げてぼかす この3つの要素を使って、背景をシンプルにしてみました。
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4赤い薔薇は露出を下げて撮ってみる。
赤いバラの写真を撮った時に、目で見ている色と全然違うことは無いでしょうか?
赤色は色が抜けやすい(色あせ)ので、他の色のお花と同じ設定で撮っていると、本当の赤色を写真に収めることが出来ません。
なんか薄い赤色になっちゃいますよね。
解決方法は簡単で露出を下げること。
写真の明るさを抑えることで、色抜けするのを防ぎます。
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その他、赤い薔薇を撮るときの注意点としては「写真の中に明るいものを入れないのも大事」
赤いバラと明るい空や背景を一緒に入れてしまうと、露出のバランスを取るのが難しくなるので、カメラ初心者の方には難易度が高い。
出来るだけ明るいものが一緒に写らない角度を探して撮るのが良いですね。
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5最後は「前ボケを入れて撮ってみる」
簡単に写真のクオリティをアップさせることが出来るので、撮り方に迷ったときはとにかく前ボケを活用するのがオススメ。
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前ボケを入れることで「前景」「中景」「後景」の3層構造にしやすいため、写真に奥行き感も生まれやすいですね!
前景(前ボケ)
中景(ピントを合わせた被写体)
後景(背景)こんな感じです。
前ボケは被写体や背景とは異なる色を使うことで、写真の色彩を増やすことも出来ます!
まとめ
今回は、カメラ初心者の方でも真似しやすい、薔薇の撮り方をご紹介しました!
基本テクニックしか使っていませんので、今回のバラの写真以外にも応用が効きますので、ぜひ真似してみて下さい。
「バラは撮るのが難しい…」と言われることも多いですが、F値と露出に気を付ければ大きな失敗はしないと思いますので、ぜひガンガンとチャレンジしてみて下さい!