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■正統進化したCanonのフルサイズ一眼レフ「EOS 6D Mark II」!NikonのD750と比較してみる。

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※画像引用元:キャノン(http://cweb.canon.jp/eos/special/6dmk2/

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

キヤノンから新型フルサイズ一眼レフ「EOS 6D Mark II」が登場しました。

前モデルは2012年11月に発売されましたので、約4年半振りのモデルチェンジですね。

 

6Dシリーズはキャノンのラインナップの中で、フルサイズ機の中位グレードに位置するので、NikonのD750とはライバル機種になります。

 

前モデルの6DとD750のスペックは、D750の方が2年後に発売されていた分上回っていました。

今回登場したEOS 6D Mark IIでD750との関係はどうなったのでしょうか?

 


キヤノン デジタル一眼レフカメラ「EOS 6D Mark II」ボディ EOS6DMK2

 

 

画質は一気に進化


※画像引用元:キャノン(http://cweb.canon.jp/eos/special/6dmk2/

 

 

4年半ぶりのモデルチェンジですので、センサーや画像処理エンジンなどが一気に最新のものに代わり画質が向上しました。

画素数は6Dの2020万画素から2620万画素へと600万画素増え、より精密な描写が出来るように!

 

画素数が高ければトリミングした時でも画質の劣化が抑えられるので、ある程度は高いに越したことはありません。

高すぎるとそれはそれで欠点も出てくるのですが(笑)

 

 

赤文字が一番優れた性能、青文字が一番低い性能を表します!

 

EOS 6D 
Mark II

EOS 6D D750
有効画素数 2620万画素 2020万画素 2432万画素
画像処理
エンジン

DIGIC 7

DIGIC 5+ EXPEED 4

 

 

高感度に強いカメラに!


※画像引用元:キャノン(http://cweb.canon.jp/eos/special/6dmk2/

 

夜間や薄暗い場所で撮影する時、シャッタースピードを上げるのに重要なのが高感度性能。

6Dは元々、4年以上前のカメラとは思えないくらい高感度に強いカメラでしたが、この長所がさらに強化されています!

 

EOS 6D Mark IIの常用ISOは100~40000!
上の写真はISO40000で撮影された写真ですが、思いのほかノイズが少なくてキレイですね!

これだけあればISO12600位まで上げて撮影しても、ノイズがあまり出ないのでは無いでしょうか?

発売されたらまずこの性能を確認したいですね!

 

 

EOS 6D 
Mark II

EOS 6D D750
ISO 100~40000 100~12800 100~12800
測距輝度範囲

EV −3~18

EV -3~18 EV -3~+19

 

 

高画素化したのに連写速度はアップ


※画像引用元:キャノン(http://cweb.canon.jp/eos/special/6dmk2/

 

画素数が増えると連写速度が遅くなってしまうか現状維持の場合が多いのですが、6D Mark IIは600万画素アップしているのに連写速度も高速化されています。

 

最高4.5コマ/秒から最高6.5コマ秒に!

 

なんとNikonのD750と同等にまで進化しました。

6Dの時から2コマ/秒も早くなっていますので、動体撮影にかなり強くなり使い勝手がとても良くなりましたね!

 

 

EOS 6D 
Mark II

EOS 6D D750
連写速度 最高約6.5コマ/秒 最高約4.5コマ/秒 最高約6.5コマ/秒
シャッター速度

1/4000~30秒

1/4000~30秒 1/4000~30秒

 

 

オートフォーカスは超レベルアップ


※画像引用元:キャノン(http://cweb.canon.jp/eos/special/6dmk2/

 

6Dのオートフォーカスは

「測距点11点」
「クロス測距点1点」

現在のエントリーモデルよりも劣る性能で、さすがに古臭さを感じましたが6D Mark IIではこれが超レベルアップ!

 

「測距点45点」
「クロス測距点45点」

 

ただ、広範囲をカバーするオートフォーカスでは無いらしく、画面中央をより重点的にカバーすると言ったコンセプトの様です。

 

 

EOS 6D 
Mark II

EOS 6D D750
測距点 最大45点 最大11点 最大51点
クロス測距点

最大45点

最大1点 最大15点

 

 

バリアングルモニターを採用


※画像引用元:キャノン(http://cweb.canon.jp/eos/special/6dmk2/

 

エントリーモデル以外はチルト式モニターが採用されていることがほとんどなのですが、EOS 6D 
Mark IIではバリアングルモニターを採用!

 

チルト式と違ってカメラの横にモニターを開く必要がありますが、角度調整が自由自在で利便性が高く、撮影しない時は液晶画面をカメラ側にして畳むと持ち運ぶときにモニターに傷が入るのを防ぐことが出来、大変優秀な方式だと思います。

 

私はこのバリアングルモニターが好きで、D750に買い換えたときまず不満だったのがバリアングルじゃなくてチルト式だったこと(笑)

中級機以降に採用されてなかったので、もしかしたら耐久性でチルト式に劣るのかも知れないですが、便利さが半端ないのでバリアングルモニターの採用は大歓迎です!

D750の後継機にも採用して欲しいなぁwww!

 

フルサイズ機で最軽量ボディを達成!


※画像引用元:キャノン(http://cweb.canon.jp/eos/special/6dmk2/

 

 

フルサイズに移行して悩まされるのは、大きい・重いと言う事ではないでしょうか?

私も初めてフルサイズを手にしたときにまず驚いたのがボディの大きさでした(笑)

 

男性ならまだ良いですが、女性には正直しんどい大柄なボディですので、一眼レフのフルサイズを持っているカメラ女子も少ないです(※高知県では)

 

しかしEOS 6D Mark IIは765g(バッテリー・SDカード含む)と、可変モニター付きフルサイズ機としては世界最軽量を実現!
ボディサイズも小型ですので、大きさや重さでフルサイズを敬遠していた方には朗報ですね。

 

 

EOS 6D 
Mark II

EOS 6D D750
重量 765g 755g
※モニター固定式
840g
サイズ

144.0(幅)
110.5(高さ)
74.8(奥行)mm

144.5(幅)
110.5(高さ)
71.2(奥行)mm
140.5(幅)
113(高さ)
78mm(奥行)
mm

 

 

近年では必須の機能、スマホとの連携


※画像引用元:キャノン(http://cweb.canon.jp/eos/special/6dmk2/

 

最近発売される新型機にはWi-Fiをはじめとした通信機能が付くのが当たり前になってきていまして、上位モデルだけではなくエントリーモデルでも多く採用されています。

 

一昔前までは「そんな機能要らない!」と言う意見もありましたが、SNS全盛期の現代ではもはや必須の機能となって来ていて、無いと不便と言えるレベルですね。

 

カメラにWi-Fi機能が付いていれば、撮影してすぐにスマートフォンへ写真を移せるので、すぐさまSNSへ投稿することが可能です!

 

 

 

EOS 6D 
Mark II

EOS 6D D750
Wi-Fi ×
NFC

× ×
Bluetooth

× ×
GPS オプションで対応
専用アプリ

Camera Connect

非対応 非対応

 

 

まとめ

 

インパクトのある際立った性能はありませんが、全てのレベルが上がってバランスの優れたフルサイズ一眼レフに仕上がっています!

 

特に前機種の「EOS 6D」と比較すると、改悪された箇所が無くパーフェクト過ぎる正統進化を遂げました。

 

 

ライバル機であったNikon D750と比べても、ほぼすべての面で性能が上回ったにも関わらず、フルサイズ機の中では軽いと言われていたD750よりさらに軽量なのは本当に凄いの一言!

 

D750の後継機が出るのはまだ先の話なので、フルサイズのバランス機ではEOS 6D Mark IIの1強の時代が始まりますね。


キヤノン デジタル一眼レフカメラ「EOS 6D Mark II」ボディ EOS6DMK2

 

 

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