カメラとレンズの記事 カメラ Canon (キャノン)

【どっちが買い?】EOS R6 Mark IIとEOS R6の違いを徹底比較!

本ページはプロモーションが含まれています

広告

※2024年3月26日に内容を更新しました。

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

Canonの売れ筋モデルである「EOS R6シリーズ」

フルサイズのミドルクラスとなっており、性能のバランスが良く人気モデルですね!

 

EOS R6が登場したのが2020年。

後継機のEOS R6 Mark IIは2022年に登場しており、カメラのモデルチェンジとしては早い方です。

 

もちろんEOS R6 Mark IIの方がスペックが上になりますが、EOS R6は値下がりしておりコスパが抜群!

どちらを買うべきか悩ましい状況となっています。

 

梅野
今回はEOS R6 Mark IIとEOS R6の違いを比較してみました!

 

 

EOS R6 Mark IIとEOS R6のスペックの違い

 

  EOS R6 Mark II EOS R6
発売日 2022年12月15日 2020年 8月27日
タイプ ミラーレス ミラーレス
レンズマウント RFマウント RFマウント
センサーサイズ フルサイズ フルサイズ
画素数 2420万画素 2010万画素
高感度 標準:ISO100~102400
拡張:ISO50~204800
標準:ISO100~102400
拡張:ISO50、204800
連写速度 電子シャッター時:最高約40コマ/秒
電子先幕・メカシャッター時:最高約12コマ/秒
電子シャッター時:最高約20コマ/秒
電子先幕・メカシャッター時:最高約12コマ/秒
シャッタースピード 電子:1/16000秒、1/8000秒~30秒
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~30秒
電子:1/8000秒~0.5秒
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~30秒
AF測距点 4897点 6072点
液晶モニター 3型(インチ)・162万ドット 3型(インチ)・162万ドット
ファインダー倍率 0.76倍 0.76倍
ファインダー視野率 100% 100%
撮影可能枚数 ファインダー使用時:320枚
液晶モニタ使用時:580枚
ファインダー使用時:250枚
液晶モニタ使用時:360枚
記録メディア SDカード
SDHCカード
SDXCカード
SDカード
SDHCカード
SDXCカード
Wi-Fi
Bluetooth
NFC × ×
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行)  138.4x98.4x88.4mm 138.4x97.5x88.4mm
重量 588g 598g
実売価格 356,000円前後(ボディのみ) 256,000円前後

 

 

画質の違い

 

 

  EOS R6 Mark II EOS R6
画素数 2420万画素 2010万画素
高感度 標準:ISO100~102400
拡張:ISO50~204800
標準:ISO100~102400
拡張:ISO50~204800

 

ポイント

EOS R6 Mark IIはEOS R6に比べ、410万画素アップしています。

また新たなシャープネス処理を採用しており、より解像力の高まったカメラですね!

 

画素数が上がると高感度性能の低下が心配ですが、EOS R6 Mark IIの高感度性能ははEOS R6と同等。

高感度性能を犠牲とせず、解像力の高いカメラへと進化していますので、単純な画質の差ではEOS R6 Mark IIの方が優れます!

 

 

連写性能の違い

 

EOS R6 Mark IIの画像
※画像引用元:キヤノン

 

  EOS R6 Mark II EOS R6
連写速度 電子シャッター時:最高約40コマ/秒
電子先幕・メカシャッター時:最高約12コマ/秒
電子シャッター時:最高約20コマ/秒
電子先幕・メカシャッター時:最高約12コマ/秒
シャッタースピード 電子:1/16000秒、1/8000秒~30秒
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~30秒
電子:1/8000秒~0.5秒
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~30秒

 

ポイント

EOS R6 Mark IIは電子シャッターが、40コマ/秒に拡張。

スポーツシーンや野鳥撮影など、瞬間を写したいときに助かりますね。

 

歪みが出ないメカシャッターは従来通りの12コマ/秒。

シャッタースピードは電子シャッターで、1/16000秒に対応。

明るいレンズを付けて屋外で撮影する時でも、絞り開放が使いやすくなります!

 

 

オートフォーカスの違い

 

 

  EOS R6 Mark II EOS R6
AF測距点 4897点 6072点
AFスピード 最速0.03秒 最速0.05秒
被写体認識 自動モード
人物(顔・瞳・頭部)瞳検出精度アップ
動物(犬・猫・鳥・)の瞳・顔・全身
乗り物(車・バイク・飛行機・鉄道
※フォーミュラカー・GTカー・ラリーカー・オンロードバイク・オフロードバイクを識別するようになっています。
人物(顔・瞳・頭部)
動物(犬・猫・鳥)の瞳・顔・全身
乗り物(車・バイク)

 

ポイント

EOS R6 Mark IIの方がAFポジション数が減少していますが、新型のオートフォーカスが搭載され、被写体認識できるものが大幅に増えました。

瞳AFの精度も大幅に上がっており、突然ひとの顔が出て来ても、一瞬で瞳にピントを合わせてくれます。

ポートレート撮影やお子さんの写真を撮るときに、活躍してくれますね!

 

これまでは撮りたい被写体に合わせて、人物や動物など選択する必要がありましたが、EOS R6 Mark IIでは「自動」が追加されましたので、いちいち個別に設定しなくても、お子さんとペットを被写体認識AFを活かして撮ることが出来るようになりました。

 

 

バッテリー持ちの違い

 

 

  EOS R6 Mark II EOS R6
撮影枚数 ファインダー使用時:320枚
液晶モニタ使用時:580枚
ファインダー使用時:250枚
液晶モニタ使用時:360枚
バッテリーグリップ 対応(BG-R10) 対応(BG-R10)

 

ポイント

EOS R6 Mark IIは画素数の上がったセンサーや、新しいAFシステムを搭載しましたので、バッテリーの持ちはEOS R6と同等かな?と思いましたが、結構良くなっていますね!

撮影する写真によって変わりますが、のんびり風景を撮るくらいなら、予備バッテリーなしでも1日は持ちそうです。

 

バッテリーの持ちを拡張できる「バッテリーグリップ BG-R10」は、EOS R6 Mark IIも対応。

EOS R6でバッテリーグリップ BG-R10を使っていた方は、EOS R6 Mark IIでもそのまま使いまわすことが出来ます。

 

 

操作性の違い


※画像引用元:キヤノン

 

  EOS R6 Mark II EOS R6
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行)  138.4x98.4x88.4mm 138.4x97.5x88.4mm
重量 588g 598g

 

カメラ本体のサイズ感はほぼ同じとなっており、EOS R6 Mark IIの方が0.9mmだけ高さがあります。

しかし重量はEOS R6 Mark IIの方が、10gほど軽量となっていますね。

 

EOS R6 Mark IIの画像
※画像引用元:キヤノン

 

ボタンの位置や形状には手が入っています。

まず電源ボタンの位置が、従来の左側から右側へ移動。

それと同時に電源ボタンに「LOCK(マルチ電子ロックボタン)」ボタンが統合されました。

 

 

EOS R6 Mark IIの画像
※画像引用元:キヤノン

 

そして元々電源ボタンが合った場所には、新たに「静止画撮影/動画撮影切り換えスイッチ」が設置されています。

静止画も動画も撮られる方には、使いやすさが増しましたね。

 

 

EOS R6 Mark IIの画像
※画像引用元:キヤノン

 

マルチコントローラーは形状を変更。

公式ページの画像では変化が分かりにくいですが、中央押しがしやすくなっている様です。

 

 

動画性能の違い

 

 

  EOS R6 Mark II EOS R6
動画記録サイズ 4K UHD(3840x2160) 60p
フルHD(1920x1080) 180/120/60p
4K UHD(3840x2160) 60p
フルHD(1920x1080) 120/60p
動画撮影時間 6時間 29分59秒

 

ポイント

30分の壁が撤廃され、動画撮影時間は最長6時間まで撮れるようになりました!

動画作品を作られる方には大きな変更点ですね。

 

4Kのオーバーサンプリングは、「5.1K」から「6K」にパワーアップ。

より高画質な4K動画を撮れるようになっています!

 

 

EOS R6 Mark IIとEOS R6の違いまとめ

 

それではEOS R6からEOS R6 Mark IIになって、パワーアップした部分をまとめましょう!

※()はEOS R6のスペック値です。

 

R6 Mark IIとR6の違い

  • 2420万画素(2010万画素)
  • 電子シャッターが40コマ/秒に拡張(20コマ/秒)
  • 電子シャッタースピード1/16000秒に拡張(1/8000秒)
  • オートフォーカスが最速0.03秒(0.05秒)
  • 被写体認識に馬・鉄道・飛行機・自動モードが追加
  • 瞳AFの精度が向上
  • 「RAWバーストモード」0.5秒前から記録できるプリ撮影に対応。
  • ボタン類の配置・形状の変更
  • OVFビューアシストに対応
  • バッテリー持ちが改善
  • 6Kオーバーサンプリングの4K動画撮影が可能(5.1Kオーバーサンプリング)
  • フルHDスローモーションが180pまで対応(120p)
  • 動画撮影時間が最長6時間に(29分59秒)
  • 高速なWi-Fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応(IEEE 802.11 b/g/n)
  • Bluetooth 5.0に対応(4.2)
  • USB Type-C 3.2 Gen 2に対応(USB Type-C 3.1 Gen 2)
  • カメラ重量が10g軽量化

 

順当と言える進化ですね。

目玉となる機能は画質・AF・動画性能でしょうか。

 

オートフォーカスは被写体認識がパワーアップし、ハイエンドモデルクラスのオートフォーカスになりましたね。

動画では30分の壁が無くなったことが大きい!

最長で6時間も撮影可能なので、映像作品の撮りやすさが変わってきます。

 

 

EOS R6 Mark IIとEOS R6どっちが買い?

 

どちらも魅力的なカメラで迷うかと思いますね・・・・

 

何を撮るかによっておススメが変わってきますので見ていきましょう!
梅野

 

動画を撮るならEOS R6 Mark II

 

EOS R6 Mark IIの画像
※画像引用元:キヤノン

 

動画を撮ることが多い方は、EOS R6 Mark IIがおすすめ!

EOS R6でも4K/60p撮影に対応しており、十分な動画性能を持っていましたが、EOS R6 Mark IIでは動画性能がパワーアップしています。

 

5.1kから6Kオーバーサンプリングとなり、撮影時間も29分59秒から6時間に変更。

HDスローモーションは120pから180pの撮影に対応しました。

 

動画の撮れる幅が広がっていて、色んな撮影にチャレンジできるようになっています。

ミドルクラスとは思えない、動画性能を手にしたカメラになっていると思います!

 

記事を見る
【Canon EOS R6 Mark II】第2世代で進化した多彩な機能!

  こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!   Canonの大人気ミラーレス「EOS R6」 R5と共に品切れが何か月も続いた人気モデル。 約2年の時を経て、EOS R6 Mark IIへとモデルチェン ...

続きを見る

 

 

写真を撮るならEOS R6

 

EOS R6の画像
※画像引用元:キヤノン

 

金銭的に余裕があるのならEOS R6 Mark II。

EOS R6の魅力はコストパフォーマンスです!

 

EOS R6 Mark IIに比べ、100,000円ほど安く購入することが出来ます。

オートフォーカスや画質の進化は魅力的ですが、そこに100,000円を払えるかと言うとどうでしょう?

それよりも浮いたお金で、良いレンズを購入した方が遥かに満足度が高いのでは無いでしょうか。

 

なので「ギリギリEOS R6 Mark IIを買える予算があるけどどうしよう?」と悩んでいる方には、EOS R6と浮いた100,000円で高性能なレンズの購入がオススメですね!

 

記事を見る
フルサイズミラーレス「Canon EOS R6」のレビューや評価をまとめてみた!

  こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!   Canonが2020年に発売したフルサイズミラーレス「EOS R6」 EOS RやEOS RPの頃は手探り感がありましたが、こちらはそれらの経験を踏まえた ...

続きを見る

 

 

 

EOS R6 Mark IIとEOS R6の比較に関するよくある質問

 

Q1: EOS R6 Mark IIとEOS R6はどう違うのですか?

A1: EOS R6 Mark IIはEOS R6に比べて、画素数が増加(2420万画素 vs 2010万画素)、連写速度が向上(電子シャッター時最高約40コマ/秒 vs 最高約20コマ/秒)、AF測距点が変化し、高感度性能、動画機能、バッテリー持ちなど多くの面で進化しています。特に動画撮影時間が最長6時間に延長された点や、4K動画のオーバーサンプリングが6Kにパワーアップした点が目立ちます。

記事を見る
フルサイズミラーレス「Canon EOS R6」のレビューや評価をまとめてみた!

  こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!   Canonが2020年に発売したフルサイズミラーレス「EOS R6」 EOS RやEOS RPの頃は手探り感がありましたが、こちらはそれらの経験を踏まえた ...

続きを見る

 

Q2: EOS R6 Mark IIの新機能は何ですか?

A2: EOS R6 Mark IIには、電子シャッター時の最高約40コマ/秒の高速連写、6Kオーバーサンプリングによる高画質4K動画撮影、最長6時間の動画撮影時間、改良されたオートフォーカスシステムなど、先進の新機能が搭載されています。

記事を見る
【Canon EOS R6 Mark II】第2世代で進化した多彩な機能!

  こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!   Canonの大人気ミラーレス「EOS R6」 R5と共に品切れが何か月も続いた人気モデル。 約2年の時を経て、EOS R6 Mark IIへとモデルチェン ...

続きを見る

 

Q3: 画質に関してEOS R6 Mark IIとEOS R6で差はありますか?

A3: EOS R6 Mark IIは画素数が2420万画素とEOS R6の2010万画素から増加しており、新たなシャープネス処理を採用することで、より高い解像度を実現しています。高感度性能は両モデルとも同等で、画質の面ではEOS R6 Mark IIがわずかに優れています。

 

Q4: EOS R6を持っています。EOS R6 Mark IIにアップグレードする価値はありますか?

A4: EOS R6 Mark IIにアップグレードする価値は、あなたの撮影スタイルや必要とする機能に依存します。動画撮影機能の向上、高速連写性能、改良されたオートフォーカスなど、特定の機能に魅力を感じる場合はアップグレードの価値があります。ただし、EOS R6でも十分な性能を提供しているため、現状の使用に満足しているなら必要ないかもしれません。

記事を見る
運動会の撮影におススメのCanonのカメラとレンズ!

  こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!   絶対に失敗したくない、お子さんやお孫さんの運動会での写真撮影。 運動会はかけっこをしたりダンスをしたり良く動きますので、いつもカメラを使っている人でないと ...

続きを見る

 

Q5: EOS R6 Mark IIは動画撮影に向いていますか?

A5: はい、EOS R6 Mark IIは動画撮影に非常に向いています。最長6時間の動画撮影時間、6Kオーバーサンプリングによる4K動画、180pのフルHDスローモーション撮影など、高度な動画撮影機能を備えており、映像制作に最適です。

記事を見る
【2024年】4K動画が撮れる一眼レフとミラーレスをまとめてみた!

※2024年4月4日に内容を更新しました!   こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!   最近は動画人気がとても高まって来ましたね。 YouTubeだけでなくVLOGなども流行ってきており、これからも ...

続きを見る

 

Q6: コストパフォーマンスを考えると、EOS R6とEOS R6 Mark IIのどちらがおすすめですか?

A6: コストパフォーマンスを重視するなら、EOS R6がおすすめです。EOS R6 Mark IIは高度な機能を備えていますが、その分価格も高くなっています。EOS R6は価格がより手頃でありながら、多くの高性能機能を提供しているため、コストパフォーマンスに優れています。

 

 

まとめ

 

どちらも良いカメラですし、EOS R6 Mark IIは正統進化といえるスペックアップを果たしています。

しかし値上がりが痛い所ですね。

フルサイズのミドルクラスだと200,000円代が購入しやすいと思いますが、性能の向上や部品の値上がりなどで、350,000円と言う価格になってしまいました。

 

一眼レフ時代だと、プロ機を除けば上位機種の価格になってきますね。

 

まとめ

動画を撮る方はEOS R6 Mark IIがオススメ。

写真を撮られる方はEOS R6で、余った予算で良いレンズを買う方がオススメ。

写真を撮られる方でも、良いレンズをすでに持っている・動体撮影をメインにされたい方はEOS R6 Mark IIがオススメになってきます。

広告

お問い合わせ

    広告

    おすすめブログ

    • この記事を書いた人
    • 最新記事

    梅野

    カメラ歴9年目、高知県在住のアマチュアカメラマン。本ブログはカメラ関連の記事や撮影テクニックなどが中心の内容となっております。その他、youtubeチャンネルでは初心者向けカメラ講座も更新しているので是非ご覧ください!
    お問い合わせはこちら

    -カメラとレンズの記事, カメラ, Canon (キャノン)