こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
一世風靡している「chatGPT」
従来のAIよりも人間らしい回答することで話題になっていますね!
前回の記事では「良い写真とはどんな写真?」と言う事をchatGPTに聞いてみて、とても良い回答をしてくれました。
早速、試していきましょう!
「chatGPT」に写真が上手くなる方法を聞いてみた!
早速、chatGPTに聞いて見た所、上記の回答でした。
スマホの方は画像が見づらいと思いますので、以下が本文です。
質問
回答
写真の腕を上達させるためには、いくつかの方法があります。以下にいくつかのアドバイスをまとめましたので、参考にしてください。
- 頻繁に撮影すること
上達するためには、たくさんの練習が必要です。カメラを手に取り、できるだけ頻繁に撮影するようにしましょう。撮影の機会がない場合でも、身近なものを撮影する練習をすることができます。
- マニュアルモードで撮影すること
自分でシャッタースピード、絞り、ISOなどを設定することで、より自分が望む写真を撮ることができます。マニュアルモードを使って練習して、設定に慣れるようにしましょう。
- 他の写真家の作品を見ること
優れた写真家の作品を見ることで、自分が撮りたいと思うものや、表現したいものをイメージしやすくなります。また、他の写真家がどのような技法を用いているかを学ぶこともできます。
- フィードバックをもらうこと
自分の作品を見てもらい、アドバイスをもらうことで、自分の弱点や改善すべき点を知ることができます。写真愛好家や、写真を仕事としている人たちからフィードバックをもらうことができると良いでしょう。
- ワークショップやセミナーに参加すること
写真に特化したワークショップやセミナーに参加することで、より専門的な知識や技術を学ぶことができます。また、同じ趣味を持つ人たちと交流することもできます。
以上のような方法を取り入れることで、写真の腕を上達させることができます。しかし、最も重要なのは、常に練習を続け、自分なりのスタイルを確立することです。
「もっと手軽で良い方法は無いのか!?」
そう思われた方も居ると思います。ちょっと待ってください!
chatGPTが教えてくれた、この多くの方が聞き飽きたであろう「写真の上手くなる方法」
全部実践している人はどれくらい居ますか?
AIの言う事を鵜吞みにするのはいけませんが、膨大な知識を持っているchatGPTが言っているのですから、前向きに考えるとこの5つの事を実践するのが、最も効率的に写真が上手くなる方法と言えます。
実際、写真中級者以上の人に「写真が上手くなる方法を教えて下さい!」と聞いても、ほとんど同じ意見が返ってくると思います。
「chatGPT」の言う事を実践してみよう!
知識としては知っている…けど、実践はしていない。
そんなこと沢山ありますよね。
写真が上手くなる方法なんて本当は分かっているのに、ネットで何度も調べてしまう事もあると思います。
頻繁に撮影すること
chatGPTは次のように言っていました。
「上達するためには、たくさんの練習が必要です。カメラを手に取り、できるだけ頻繁に撮影するようにしましょう。撮影の機会がない場合でも、身近なものを撮影する練習をすることができます。」
要は「常にカメラ持っとけ」と言っていますね。
趣味でカメラを楽しまれている方が、写真撮影に出かけるのは主に休日。
だとすると1か月に撮影に出かけるのは、4回~8回くらいが一番多いでしょうか。
学生時代の部活動は、ほぼ365日に近いくらい練習していたのに、写真は1か月に4回~8回しか撮らないって凄く少ないですよね。
写真撮影を楽しまれている方でしたら、そんなこと気にしなくて良いですが、この記事に来た人は「写真が上手くなりたい人」のはず。
無理のない範囲で、カメラを持って歩く頻度を増やしてみて下さい。
ちなみに僕は毎日カメラを持っています。
会社から頼まれた訳でもないのに、会社のSNSを作って商品の写真を撮影しアップしています。(後から許可は取りました)
これをする事で、「写真を撮らない日はほぼ無い」と言うのが日常となりました。
マニュアルモードで撮影すること
chatGPTは次のように言っていました。
「自分でシャッタースピード、絞り、ISOなどを設定することで、より自分が望む写真を撮ることができます。マニュアルモードを使って練習して、設定に慣れるようにしましょう。」
意外と多いのが、一眼レフやミラーレスを購入して1年以上経つのに「オートモード」で撮影している方。
僕はTwitter・Instagram・facebook・YouTubeで、写真の事を発信していますが、これらのSNSを始めてみたところ、オートモードを使っている人が予想の10倍以上多かったのにビックリしました!
オートモードはカメラの設定をしなくて良いですし、失敗を大幅に減らしてくれるメリットがあります。
その代わりに、撮れる写真は高画質なスマホ写真と言ってもいい。
せっかく買ったカメラなのに性能や魅力を10%くらいしか使えてない感じです。
カメラの設定は多岐にわたりますが、chatGPTの言っていた、絞り・シャッタースピード・ISOの3つを勉強することで、撮れる写真は格段に良くなります。
chatGPTはMモード(マニュアルモード)を勧めていますが、もっと簡単なAモード(絞り優先モード)から始めてみるのもおススメ!
Aモードとは?
Aモード(絞り優先モード)は、レンズの絞り値(F値)だけを自分で決めるモード。
カメラに表示されているF値の数字が小さくなるほど背景がボケます。
F値の数字を大きくするほど、手前から奥まで全体にピントが合った写真になります。
決めるのはF値だけですが、背景が大きくボケるだけでスマホとは全く違う写真になりますので、まずはAモード(絞り優先モード)から試してみて下さい。
他の写真家の作品を見ること
chatGPTは次のように言っていました。
「優れた写真家の作品を見ることで、自分が撮りたいと思うものや、表現したいものをイメージしやすくなります。また、他の写真家がどのような技法を用いているかを学ぶこともできます」
この記事を読まれている方、TwitterやInstagramをやっていますか?
もしやっていないのなら、すぐに登録しましょう。
ビックリするほど上手くて美しい写真が、ゴロゴロとあります。
そういった写真を見ることで
こうやって撮れば良いのか
こう言う色味のレタッチ良いなぁ
これはどうやって撮っているんだろう? と、色んな気づきや疑問が生まれます。
また、色んな写真を見ていく内に、自分の好みの写真を撮っている人も見つかると思います。
もしそんな人が見つかったら、その人の写真をマネしてみましょう。
マネしてみることで、撮り方やレタッチの仕方が分かってくる。
諦めずに試行錯誤していけば、憧れていた人と同じようなクオリティの写真が撮れるようになって来ます。
と、色々言われることもあると思います。
話が変わりますが
話が変わりますが「良いアイデアの出し方」はご存知ですか?
良いアイデアの出し方は、大きく分ければ2種類と言われており、以下の2パターンです。
パクったアイデアAと、パクったアイデアBを組み合わせる。
パクったアイデアを改良する。この2種類。
これは写真にも応用できます。
特に「パクったアイデアを改良する」と言うのは非常に使いやすい。
「この人の夜景写真すごいキレイだけど、画面の左上に三日月があればもっと良いなぁ」
そう思ったのなら、同じ構図で三日月が出ている日に写真を撮影すれば、もっと良い写真をあなたが撮れるわけです。
構図はパクリですが、三日月を足したのはあなたのオリジナル。
自分の作品となるわけですね。
「そんなの屁理屈だ!卑怯だ!」と感じる方や、言う方も居ると思います。
しかし、上手い人と言うのはそれを繰り返して上手くなり、その過程で個性であったり自分の作風が生まれているんです。
人の写真は見ない・参考にしない・全てオリジナルの発想で撮る!と言う人は、超天才でない限り良くても「そこそこ上手い人」止まり。
そうならないためにも、SNSなどを活用して沢山の写真を見て、「こんな撮り方があるのか」や「自分ならこう撮る」と分析するのが大事です!
フィードバックをもらうこと
chatGPTは次のように言っていました。
「自分の作品を見てもらい、アドバイスをもらうことで、自分の弱点や改善すべき点を知ることができます。写真愛好家や、写真を仕事としている人たちからフィードバックをもらうことができると良いでしょう」
自分の写真を批評してもらうのは非常に重要。
特に悪い所は、なかなか自分では気が付きません。
加工中毒とは
加工中毒とは「彩度」や「コントラスト」を上げ過ぎてけばけばしい写真になってしまったり、「シャープ」や「明瞭度」を上げ過ぎて過剰にギラギラした写真を良い写真だと思っちゃうこと。
昔の写真を見返すと、非常にサイケデリックな色をした写真があります。
いま見れば「なんだこれ…」と思いますが、その時はそれがキレイな写真だと思っているんですから信じられません。
僕がそんな加工中毒から抜け出せたのは、妻からの言葉です。
言い方はキツイかも知れませんが、加工中毒患者にはキツク言わないと聞く耳を持ちません。
僕も数か月くらい言われ続けてやっと「あれ?俺の写真彩度上げすぎ?」と気が付きました。
欠点って人に言われないと、なかなか気が付きません。
それに1回や2回言われたくらいでは「いや、そんなこと無いやろ」と軽く流しちゃうんですよね…。
初めての場合は緊張するかもしれませんが、SNSなどに自分の撮った写真をアップしてみるのがオススメ。
褒めてくれる人がほとんどですし、アドバイスをくれる人も居ます。
中には悪意のある意見をする人も居るでしょうが、それはスルーするかコメント自体を削除して目に触れないようにしておけばOKです。
話が長くなってしまいますが、SNSで「褒めてくれる人」にも注意が必要。
写真を見て本当に良いと思ってコメントをしてくれる人も居れば、社交辞令100%で褒めるコメントをする人も居るから。
かつての僕より、さらに重症の加工中毒な写真をアップしている人が居て、その投稿のコメント欄を見てみたのですが
こんなコメントで溢れかえってました。
その投稿者は、元々写真がとても上手だったのですが、加工中毒が進んでくるにつれ上記の様なコメントも増えて行きました。
そうして時間を追うごとに更に加工中毒が悪化。最終的には色の濃さや極端な明暗差に拘り、写真がドンドンと下手になっていってしまいました。
こういう事もありますので、自分の写真を批評してもらい褒められても、鵜呑みにしないことが大事です。
人に自分の写真を批評されるのは、イラっとすることもあればショックを受けることもある。
でも指摘されたことをちゃんと自分の中に落とし込み、写真に取り入れて行くことで確実に写真のクオリティは上がって行きます!
ワークショップやセミナーに参加すること
chatGPTは次のように言っていました。
「写真に特化したワークショップやセミナーに参加することで、より専門的な知識や技術を学ぶことができます。また、同じ趣味を持つ人たちと交流することもできます」
日本いうところの「写真教室」ですね。
同じ趣味の人が集まっているので話が弾みますし、楽しく写真を学ぶことが出来ます。
写真が上達したい人は、有料ですがプロが行っている「写真教室」に参加すると、プロの知識や技術、他に参加者からの刺激がもらえると思います。
お住まいの地域+写真教室(写真講座等)と検索してみたり、大手カメラチェーンのお店でも写真教室を開催している事があるので、問い合わせてみてもいいかもしれません。
お金は掛けたくない、もっと気軽な感じがいい場合は、SNSでお住いの地域ごとに、自分たちで○○写真部、○○県フォトウォークを開催しているグループもあります。
こちらは勉強会というよりは撮影会的な感じで、「カメラ好きの交流会(オフ会)」みたいな感じですね。
もしカメラが趣味の人が周りに居ない場合は、こういった場に参加することで疑問に思っていたことが解決したり、新たな学びがありますので参加してみてはいかがでしょうか!
まとめ
chatGPTが教えてくれた、写真が上手くなる方法
- 頻繁に撮影すること
- マニュアルモードで撮影すること
- 他の写真家の作品を見ること
- フィードバックをもらうこと
- ワークショップやセミナーに参加すること
どれも見たこと聞いたことがある回答で、面白くないと思ったでしょう。
しかし、上記の5つの事を全部やっている人は、ごく僅かだと思います。
それぞれに意味があり、取り組み事で得られるメリットも知って頂けたはずなので、いきなり全部は無理でも1つずつ試してみてはいかがでしょうか。
何もやっていないより、確実に写真が上手くなることは間違いありません。
この機会に知っていたけど試していないことに、ぜひチャレンジしてみて下さい!