※2026年10月18日に内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
お子さんやお孫さんの運動会は、一度きりのシャッターチャンスがたくさんあります。
かけっこやダンスでは子どもたちが絶えず動き、撮影場所も限られます。普段は風景や家族写真を撮っていても、運動会となると意外と難しいものです。
そんなときに頼りになるのが、動く被写体にピントを合わせやすいカメラと、離れた場所から撮れる望遠レンズ。機材の特長を理解して選ぶだけでも、撮影しやすさが変わってきます!
運動会向けPENTAXカメラの選び方|重要な3つの性能

カメラにはそれぞれ得意な撮影分野があり、風景の細部を写すのが得意な機種や動く被写体の撮影に強い機種があります。運動会では、特にピント合わせと連写の使いやすさを意識したいところ。
PENTAXのカメラを運動会用に選ぶなら、センサー・AF・連写性能を確認することが大切です!
イメージセンサーの大きさと暗所画質

※画像引用元:リコー
センサーの大きさは、高感度撮影の画質を考えるうえで大切な要素です。
主なセンサーサイズ(大きい順)
- フルサイズ
- APS-C
- マイクロフォーサーズ
- 1型
大きなセンサーを備えたフルサイズ機は、暗い場面での画質を重視する方におすすめ!
一般にセンサーが大きいほど高感度撮影で有利になる場合があります。ただし、運動会では望遠レンズの選びやすさや持ち運びも重要。APS-C機なら同じ焦点距離でも被写体を大きく写しやすく、遠くのお子さんを狙う際に便利です。
オートフォーカス(AF)の追従性能
走る子どもを撮るなら、AFの速さだけでなく追従性能も確認しましょう。
オートフォーカス(AF)が被写体の動きに追いつかないと、シャッターを切ったつもりでも顔にピントが合っていないことがあります。かけっこのように距離が変化する場面では、動きを追い続けるAF-C(コンティニュアスAF)などの機能を使いやすいか確認しておきたいですね。
連写性能|決定的な一瞬を逃さない
かけっこやダンスで表情やフォームが変わる瞬間を残すには、連写性能が役立ちます!
個人的には6コマ/秒以上あれば、運動会での撮影がずいぶん楽になると思います。
運動会に合うPENTAX望遠レンズの選び方

運動会でキレイな写真を撮るためには、カメラ本体だけでなく望遠レンズ選びも重要!
撮影場所からどこまで大きく写せるかは焦点距離で変わります。明るさ(開放F値)やAF駆動方式も確認して、使いたいボディとの組み合わせを考えてみましょう。
焦点距離|200mm以上の望遠域が目安

※画像引用元:リコー
運動場が広い学校では、お子さんの近くで撮影できるとは限りません。だからこそ、望遠レンズの焦点距離が大切!
200mm以上まで届く望遠レンズがあると、離れた場所にいるお子さんの姿を狙いやすくなります。実際に必要な長さは運動場の広さや立ち位置によって変わります。
例えば「70-300mm」のように撮影位置に合わせて画角を調整できる望遠ズームレンズが便利ですね!PENTAXのAPS-C機なら焦点距離300mmは35mm判換算で約460mm相当の画角となり、遠くの被写体にも寄りやすいです。
レンズの明るさ|F値とシャッタースピード

※画像引用元:リコー
速い動きを止めて撮るためにも、レンズの明るさを確認しましょう。
レンズの開放F値が小さいほど、多くの光を取り込める明るいレンズです。
例えばF/5.6よりF/4.0、F/4.0よりF/2.8のレンズのほうが明るく、同じ条件なら速いシャッタースピードを選びやすくなります。
明るいレンズならISO感度をむやみに上げずに速いシャッタースピードを確保しやすく、走るお子さんの被写体ブレを抑える助けになります。ただし、AF速度はレンズのモーターや設計、カメラ側の性能にも左右されます。
開放F値が大きい望遠ズームでも、日中の運動会なら十分活躍します。曇りの日などはISO感度を調整し、必要なシャッタースピードを優先するのがコツ。ノイズを気にしすぎて写真がブレてしまっては、もったいないですからね。
レンズのAF駆動方式とピント合わせの速さ

PENTAXのレンズは高トルクの超音波モーターを採用
※画像引用元:リコー
望遠レンズのAF駆動方式も確認しておきたいポイント。
レンズのピントを動かすモーターには複数の方式があり、AFの速度や動作音、追従のしやすさも製品ごとに異なります。
細かな仕組みは覚えきれなくても、注目したいのは「新しさ」だけでなく、AF駆動方式と実際の動作です。
PENTAXではPLM(パルスモーター)を使う望遠ズームなどもあり、静かなAFと高速化が図られています。レンズとボディの対応状況も確認してから選びたいですね!
運動会におすすめのPENTAX一眼レフ3機種

ミラーレスが普及するなかでも、一眼レフの光学ファインダーや操作感を大切にしてきたPENTAX。
高感度撮影やボディ内手ブレ補正など、独自の特長を備えたモデルを展開しています。ISO感度の設定上限は非常に高い機種もありますが、実際の画質は撮影条件によって変わります。
防塵・防滴構造を採用したPENTAXの一眼レフは、屋外で使いやすいのが強み。ただし防水仕様ではないため、強い雨や砂ぼこりへの過信は禁物です。
運動会では急な天候の変化もありますし、こうした耐候性は心強いですね。ただし、雨天で使用するときは対応する防滴レンズと組み合わせ、濡れた後の取り扱いにも注意しましょう。
PENTAX K-70|初めての運動会撮影にも検討しやすい

※画像引用元:リコー
ポイント
- 一眼レフでは珍しい「ボディ内手ブレ補正」を搭載。
4.5段分の補正効果がうたわれています。手ブレを抑える助けになりますが、走るお子さん自身の動きを止めるには速いシャッタースピードも必要です。 - 連写速度は6コマ/秒となっており、当時としては平均的。
連写を使えば、ゴール前などの表情を数枚から選べます。動きの速い競技ではAFの追従も意識したいですね。
PENTAX K-70の公式作例



※画像引用元:リコー
PENTAX K-70のスペック
| 発売日 | 2016年 7月22日 |
| タイプ | 一眼レフ |
| レンズマウント | PENTAX Kマウント |
| センサーサイズ | APS-C |
| 画素数 | 2424万画素 |
| 高感度 | 標準:ISO100~102400 |
| 連写速度 | 最高約6コマ/秒 |
| シャッタースピード | 1/6000~30秒 |
| AF測距点 | 11点(中央9点クロスタイプ) |
| 液晶モニター | 3型(インチ)・92.1万ドット |
| ファインダー倍率 | 0.95倍 |
| ファインダー視野率 | 100% |
| 撮影可能枚数 | ファインダー使用時:480枚 |
| 記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
| Wi-Fi | ○ |
| Bluetooth | × |
| NFC | × |
| 本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 125.5x93x74mm |
| 重量 | 628g |
| 実売価格 | 66,000円前後(ボディのみ) |
PENTAX K-1 Mark II|フルサイズ画質を重視する人向け

※画像引用元:リコー
ポイント
- フルサイズセンサーと画像処理技術により、設定できる感度はISO819200まで対応!
ただし最高感度でもノイズが少ないわけではありません。個人的にはISO12800付近までを中心に使い、ISO25600では仕上がりを確認したいところ。曇天では画質とシャッタースピードのバランスが大切ですね。 - AF性能も先代から改良されており、ピント合わせと画質の両面を意識した撮影ができます。動体に強い機種との違いは、連写速度も含めて考えましょう。
一方、運動会で気になるのが連写速度。フルサイズ撮影では最高約4.4コマ/秒なので、連写重視の方には物足りないかもしれません。
APS-Cクロップ時は最高約6.4コマ/秒に上がるため、遠くの被写体を狙う競技では使い分けるのもよさそうです。
PENTAX K-1 Mark IIの公式作例



※画像引用元:リコー
PENTAX K-1 Mark IIのスペック
| 発売日 | 2018年 4月20日 |
| タイプ | 一眼レフ |
| レンズマウント | PENTAX Kマウント |
| センサーサイズ | フルサイズ |
| 画素数 | 3640万画素 |
| 高感度 | 標準:ISO100~819200 |
| 連写速度 | 35ミリフルサイズ:最高約4.4コマ/秒 APS-Cサイズ:最高約6.4コマ/秒 |
| シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
| AF測距点 | 33点(中央25点クロスタイプ) |
| 液晶モニター | 3.2型(インチ)・103.7万ドット |
| ファインダー倍率 | 0.7倍 |
| ファインダー視野率 | 100% |
| 撮影可能枚数 | ファインダー使用時:670枚 |
| 記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
| Wi-Fi | ○ |
| Bluetooth | × |
| NFC | × |
| 本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 136.5x110x85.5mm |
| 重量 | 925g |
| 実売価格 | 178,000円前後(ボディのみ) |
PENTAX K-3 Mark III|動体AFと連写性能を重視

※画像引用元:リコー
ポイント
- AFと連写性能を強化したAPS-C一眼レフ。動く被写体の撮影に力を入れたモデルです。
- オートフォーカスのセンサーは、画素数が増加した「30.7万画素RGBIrセンサー」を採用。
動体の追従に役立つ「101点AFシステム SAFOX 13」と組み合わせ、被写体にピントを合わせやすい設計となっています。
前モデルのAF測距点は27点でしたが、PENTAX K-3 Mark IIIは「101点AFシステム SAFOX 13」を搭載。27点から101点へ増えたことで、動くお子さんをファインダー内で捉える際の選択肢が広がりました。
AF測距点が増えたことで動く被写体に対応しやすく、AFの追従設定を活用しやすいのがメリットです。
PENTAX K-3 Mark IIIの公式作例



※画像引用元:リコー
PENTAX K-3 Mark IIIのスペック
| 発売日 | 2021年 4月23日 |
| タイプ | 一眼レフ |
| レンズマウント | PENTAX Kマウント |
| センサーサイズ | APS-C |
| 画素数 | 2573万画素 |
| 高感度 | 標準:ISO100~1600000 |
| 連写速度 | 最高約12コマ/秒 |
| シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
| AF測距点 | 101点(中央25点クロスタイプ) |
| 液晶モニター | 3.2型(インチ)・162万ドット |
| ファインダー倍率 | 1.05倍 |
| ファインダー視野率 | 100% |
| 撮影可能枚数 | ファインダー使用時:800枚 |
| 記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
| Wi-Fi | ○ |
| Bluetooth | ○ |
| NFC | × |
| 本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 134.5x103.5x73.5mm |
| 重量 | 735g |
| 実売価格 | 178,000円前後(ボディのみ) |
運動会におすすめのPENTAX望遠ズームレンズ2本

PENTAX Kマウントの望遠ズームから、運動会の撮影で使いやすい2本を紹介します!
軽量なAPS-C専用ズームと、遠距離撮影向けの本格的なフルサイズ対応ズームでは、価格も重量も大きく違います。撮影する位置と持ち運びやすさで選んでみてください。
HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE

※画像引用元:リコー
おすすめ望遠レンズ
HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE
:PENTAX Kマウント
:APS-C用(35mm判換算で約84.5~460mm相当)
特長
2016年に登場した、軽量で持ち歩きやすいAPS-C用の望遠ズームレンズ。
PLM(パルスモーター)を搭載し、静かで素早いAFに配慮した設計です。運動会の動画撮影にも使いやすいですね!
メーカー公表の特定条件下での比較では、従来レンズより広角側で8.3倍・望遠側で1.7倍のAF高速化がうたわれています。どんな条件でも同じ速さになるわけではありませんが、魅力的な進化ですね。
望遠端の開放F値はF6.3と明るくはありませんが、日中なら十分使える場面も多いはず。曇天ではISO感度を上げてシャッタースピードを確保すると、動くお子さんを撮りやすくなります。
記事掲載時の実売価格は47,000円前後。軽さと望遠域の広さを両立している点が魅力です。価格は購入時に再確認してください。
HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR REの公式作例



※画像引用元:リコー
HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR REのスペック
| 発売日 | 2016年8月5日 |
| 対応マウント | PENTAX Kマウント |
| フルサイズ対応 | × |
| レンズ構成 | 11群14枚 |
| 絞り羽根 | 9枚 |
| 焦点距離 | 55‐300mm |
| 最短撮影距離 | 0.95m |
| 最大撮影倍率 | 0.3倍 |
| 開放F値 | F/4.5-F6.3 |
| 画角 | 29~5.4° |
| 手ブレ補正 | × |
| 防塵 | ○ |
| 防滴 | ○ |
| フィルター径 | 58mm |
| 本体サイズ | 76.5x89mm |
| 重量 | 442g |
| 実売価格 | 47,000円前後 |
HD PENTAX-D FA150-450mmF4.5-5.6ED DC AW

※画像引用元:リコー
おすすめ望遠レンズ
HD PENTAX-D FA150-450mmF4.5-5.6ED DC AW
:PENTAX Kマウント
:フルサイズ対応
特長
150-450mmの超望遠域をカバー。広い運動場で遠くのお子さんを大きく写したい場合に心強いレンズです。
AFの駆動にはDCモーターを採用。
DCモーターを使用したAF駆動方式を採用。実際の駆動音やピント合わせの速さは撮影条件にもよるため、静粛性を重視する場合は使用機材との相性も確認したいですね。
なお、広角側8.3倍・望遠側1.7倍というAF高速化の数値は、先に紹介した55-300mm PLMレンズのメーカー比較値です。この150-450mmレンズの性能を示す数値ではないので、混同しないようにしたいですね。
EDガラスなどを用いた光学設計で色収差の低減を図っており、遠くの被写体も精細に描写することを目指した一本です。
重量が2000gと重いので、長時間の運動会では持ち運びや手持ち撮影の負担も考えたいところ。画角を優先するなら有力な選択肢です!
HD PENTAX-D FA150-450mmF4.5-5.6ED DC AWの公式作例



※画像引用元:リコー
HD PENTAX-D FA150-450mmF4.5-5.6ED DC AWのスペック
| 発売日 | 2015年4月17日 |
| 対応マウント | PENTAX Kマウント |
| フルサイズ対応 | ○ |
| レンズ構成 | 14群18枚 |
| 絞り羽根 | 9枚 |
| 焦点距離 | 150‐450mm |
| 最短撮影距離 | 2m |
| 最大撮影倍率 | 0.22倍 |
| 開放F値 | F/4.5-F/5.6 |
| 画角 | 16.5~5.5° |
| 手ブレ補正 | × |
| 防塵 | ○ |
| 防滴 | ○ |
| フィルター径 | 86mm |
| 本体サイズ | 95x241.5mm |
| 重量 | 2000g |
| 実売価格 | 186,000円前後 |
まとめ

運動会の撮影に使いやすいPENTAXのカメラと望遠レンズを紹介しました!
記事掲載時には66,000円前後という価格で紹介できたK-70も、現在の販売価格や在庫は変わる可能性があります。初めての一眼レフなら、ボディ価格だけでなく、望遠レンズを含めた予算で比較しておきたいですね。
PENTAXの一眼レフは機種によって動体AFや連写性能が異なりますが、光学ファインダーを覗いて撮る楽しさや耐候性も特長です。かけっこをしっかり狙うならK-3 Mark III、フルサイズの描写を重視するならK-1 Mark II、持ち運びや予算を重視するならK-70というように、用途に合わせて選んでみてください!
よくある質問(FAQ)
Q1. 運動会におすすめのPENTAXカメラはどれですか?
動くお子さんを撮る機会が多いなら、AF測距点と連写性能が充実したPENTAX K-3 Mark IIIが候補になります。フルサイズの高精細な描写ならK-1 Mark II、費用や扱いやすさを重視するならK-70にも特徴があります。撮影する競技と予算に合わせて選びましょう。
Q2. 運動会の望遠レンズは何mmあれば十分ですか?
撮影位置にもよりますが、まずは200mm以上まで使える望遠レンズを目安にすると選びやすいです。PENTAXのAPS-C機では55-300mmズームなら35mm判換算で約84.5~460mm相当の画角をカバーできます。広い運動場では望遠側の余裕が役立ちます。
Q3. PENTAX K-1 Mark IIでも運動会の撮影はできますか?
はい、フルサイズの高精細な写真を残したい場合に使えます。連写速度はフルサイズ時で最高約4.4コマ/秒、APS-Cクロップ時で最高約6.4コマ/秒なので、動きの激しい競技では連写性能も考慮しましょう。使用するレンズの対応フォーマットにも注意してください。
Q4. 走る子どもにピントを合わせるにはどうすればよいですか?
動く被写体を追い続けるAF-C(コンティニュアスAF)など、カメラに備わる追従機能を確認しましょう。被写体ブレを抑えるには、手ブレ補正だけに頼らず、シャッタースピードを速めることも大切です。競技が始まる前に試し撮りをしておくと安心です。
Q5. PENTAXの防塵・防滴カメラなら雨の日も安心ですか?
防塵・防滴構造は屋外撮影で役立ちますが、完全防水を意味するものではありません。対応する防滴レンズと組み合わせ、強い雨や砂ぼこりを避けて使用してください。撮影後の水滴や汚れも、メーカーの取扱説明書に従って適切に手入れしましょう。
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