こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
発売当初から大人気モデルとなっている「Nikon Z fc」
予想外の売れっぷりと半導体不足が重なって、一時はかなり入手困難な状態となっていました。
現在はだいぶ落ち着きましたが、納期はおよそ1ヶ月掛かります。
「Nikon Z fc」はカメラの性能も良いですが、ここまで売れた要因はやはりデザインでしょう!
フィルムカメラの名機「ニコンFM2」をモチーフとしたクラシカルなデザインで、幅広い年齢層に刺さりました。
更に「エクステリアのカラーを変えられる」のも魅力!
色を変えるだけでカメラがカッコいいイメージから可愛い雰囲気にまで変わりますので、男女問わずに人気モデルとなりましたね。
※画像引用元:ニコン
Nikon Z fcの特長
※画像引用元:ニコン
ざっくりとNikon Z fcはどんなカメラなのかご紹介いたします!
優れたデザイン性
※画像引用元:ニコン
Nikon Z fcがここまでヒットしたのは、やはりカメラのデザインが1番の要因だと思います。
ニコンFM2とほぼ同じデザインを採用し、細部は現代風にブラッシュアップ。
クラシカルなデザインですが古さを感じませんね!
優れたデザイン性
昔からフィルムカメラを使われていた世代には懐かしさを感じますし、若い世代の人にとっては目新しいデザイン。
幅広い年齢層に支持され大ヒットに繋がりました!
今と昔を融合させた操作性
※画像引用元:ニコン
今と昔を融合させた操作性
カメラの軍艦部(上部)は、フィルムカメラを彷彿とさせるダイアルが並べられています。
写真を撮るまでの手順は増えますが、「写真を撮っている感」を強く感じるはず。
便利かと言うと不便ですが、そんなことを言うのは野暮。
写真1枚1枚を丁寧に撮影するには最適なカメラですね!
※画像引用元:ニコン
フィルムカメラの様な操作性を再現していますが、モニターはZシリーズ初の「バリアングルモニター」を採用。
ハイアングル・ローアングルの撮影がしやすいですし、自撮りも簡単に行えるので、Vlogや動画撮影をされる方にも使いやすい設計となっています!
Zマウント採用で高画質な写真が撮れる
※画像引用元:ニコン
Nikon Z fcのデザインの素晴らしさをお伝えしてきましたが、もちろんカメラとしての性能も高い!
Zマウント採用で高画質な写真が撮れる
Nikonが約50年振り新開発した「Zマウント」を採用し、これまでとは比較にならないほど高画質な写真を撮れるようになっています。
現在はAPS-C用のレンズラインナップが少ないですが、これからドンドン出てくると思いますので、そうなるとさらにNikon Z fcの人気が高まるでしょうね!
画像処理エンジンは「EXPEED 6」
Z7シリーズやZ6シリーズにも採用されている画像処理エンジンで、画質・オートフォーカス性能・連写速度など、あらゆる性能を引き上げてくれます。
高感度性能も「常用ISO100-51200」となっており、多少暗い程度では三脚なしで撮影出来ます!
街中での夜間のスナップもカメラ1つで撮れると思いますよ。
Nikon Z fcの評価やレビュー
※レビューは価格.comより引用しています。
Nikon Z fcの良い評価
|Z fc の良いところ
デザインがおしゃれ。-金属ボディにアルミ削り出しのダイアル。
オールドレンズが似合う。-古いレンズと見た目の相性がいい。
クリエイティブピクチャーコントロールを搭載。-フィルム調の色をカスタムして遊べる。
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Z fc を使ってみて自分が体験したいと思っているイメージと、撮影中に体験しているイメージとの間に「ズレ」がほとんど無い気がします。
ボディのダイヤルを回す感触に想像しているイメージと「ズレ」を感じず。シャッターを切った時に伝わる感触とシャッター音にもイメージと「ズレ」を感じないので 使っていて とても気持ちがいい。そんなカメラです。
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ちなみに、バリアングルモニターを裏返して閉まってしまえば、フィルムカメラ的な体験がより強くなります。
不便さは増すので万人受けする使い方ではないですが「より撮影だけに没頭して楽しみたい、今までとは違う楽しみ方をしたい」という方におすすめの使い方です。
撮影する楽しさを思い出させてくれるカメラ
レトロチックであり、現代風でもあり絶妙なバランスだと思います
一眼レフのサブ機として差異があって使い分けがしやすいです。
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必要最低限の機能は搭載されていて特に出し惜しみ感もないです
フィルター関係もZ6/7系と同等の種類が入っています
画質を求めると言うよりは楽しく写真を撮ることに適したカメラだと思うので、フィルター関係を色々試しながら遊べます。
バリアングルモニターは個人的には出してから閉じるまでの一連の動作が面倒であまり好きではないですが、自撮りの時には便利だなと感じました
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一眼レフを持ち運ぶほどでもないちょっとしたお出かけの時にとても活躍します
撮影していてとても楽しい気分にさせてくれる良いカメラだと思います
欲しかったんですこう言うのを!
Z6のサブとしてZ50を買ったばかりのタイミングでこいつの発売が決定。
普通なら購入を躊躇するところですがデザインに一目惚れ。即予約を入れました。
VR16-50は黒の方が似合うんじゃないかとボディのみを購入。
実機を触らずの購入ですが画質等はほぼZ50と同じと言う事でなんの不安もありませんでした。
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操作携帯性関してはZ50の方が良いですね。
ただこのカメラはその部分を追求するようなカメラではないと思うので無問題です。
操作していくうちに使い手の方が馴染んで行くと思われます。
図らずもミラーレスカメラ3台持ちになってしまいました。
Z6はもちろんZ50も素晴らしいカメラなので、この3台宝の持ち腐れにならないようガンガン撮りまくりたいと思ってます。(笑)
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【使って3週間後の追加感想です】
操作性に関してZ50の方が良いと書きましたが、Z50に勝ってるところがありました。
露出補正ダイヤルが思いの外便利で重宝してます。これは良いです。
フラットなボディにも充分馴染みました。
あとバッテリーは一日の撮影では充分持ちます。
星4にしましたが予備バッテリーが手に入るようになったら5です。(笑)
買って3週間ですがこのカメラ楽しいです。今のところ特に不満はありません。
Nikon Z fcの悪い評価
デザインが最高、ただし使い勝手はZ50に及ばない
※元Z50ユーザーです。
Zfcピンクに初代ズミクロンのクローンの周八枚を合わせてみました。なかなか気に入っています。
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操作性やホールド感はZ50の方が上です。
出てくる絵はZ50とほぼ同じですが、操作性やホールド感の影響でZ50の方が若干良い絵になりやすそうです。
Zfcはデザインが唯一無二ですね。
Zfcはダイヤル操作ができるのでオールド(ライク)レンズとの相性が良く、着せ替え的な楽しみもあります。
使い古された言い方ですがナンバーワンではなくオンリーワンのカメラと言えそうです。
Nikon Z fc 海外での評価
Nikon Z fcは、同社のフィルムカメラのデザインを取り戻すことに成功したAPS-Cミラーレスカメラです。豊富なハンズオンコントロール、vloggerに適した完全に関節式のタッチスクリーン、優れた静止画と動画の品質、および豊富なカスタマイズ性を提供します。いくつかの分野で洗練されたものを使用することもできますが、ソーシャルメディアなどの瞬間を捉えることができる人目を引くカメラを探している人にとっては、Zfcが確実な選択です。
Nikon Z fcの長所
・クラシックフィルムカメラのデザイン
・優れた画質。センサーは、ノイズの増加をほとんど伴わずに影を明るくすることができます
・トリミングなしの安定した4Kおよび1080pビデオ品質
・信頼性の高いオートフォーカスシステム
・しっかりとしたデザインのコントロールダイヤル
・静止画と動画の設定は独自の「サンドボックス」に保持されます
・適切な量のビデオキャプチャコントロール
・マイクジャック
・便利なUSB充電
・ピアと比較して軽量
Nikon Z fcの短所
・体内画像安定化なし
・自動ホワイトバランスを使用すると、画像に青みがかってしまうことがあります。これには、設定の変更が必要になる場合があります。
・ジョイスティックがないと、AFポイントの選択が遅くなります
・一部のピアのようなセルフィー固有の機能はありません
・カメラはバッテリー/メモリーカードスロットの上に少し中空の薄っぺらなプラスチックのドアを感じます
・ヘッドフォンジャックがない
・ログまたはHLGビデオ出力はサポートされていません
・APS-CZマウントレンズの限定された選択
・アクセスや制御が難しい自動ISO機能※画像引用元:dpreview
Nikon Z fcの公式作例
※画像引用元:ニコン
Nikon Z fcのスペック
発売日 | 2021年7月23日 |
タイプ | ミラーレス |
レンズマウント | Nikon Zマウント |
センサーサイズ | APS-C |
画素数 | 2088万画素 |
高感度 | 標準:ISO100~51200 拡張:ISO102400相当、204800相当 |
連写速度 | 高速連続撮影:約5コマ/秒 高速連続撮影(拡張):約11コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
AF測距点 | 209点 |
液晶モニター | 3型(インチ)・104万ドット バリアングル式 |
ファインダー倍率 | 1.02倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:310枚 液晶モニタ使用時:360枚 |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 134.5x93.5x43.5mm |
重量 | 390g |
実売価格 | 116,000円前後(ボディのみ) |
まとめ
発表当初はセンサーサイズが「APS-C」だった事で、がっかりしたという意見も多かったですね。
NikonにはZfcと似たコンセプトの「Nikon Df」がありました。
※画像引用元:ニコン
フィルムカメラの様なデザインに、フルサイズセンサーを採用。
フラッグシップモデルと同等のAF機構を搭載するなど、見た目と性能が優れたカメラでした。
なので「Nikonからクラシカルなデザインのミラーレスが出る」と噂が出た時に、Nikon Dfの後継機か!?と盛り上がったわけです。
ですが発表されたのはAPS-Cを採用するカメラだったので、当初は若干叩かれたのですが、「Nikon Zfc」はそのデザイン性の良さとAPS-Cセンサーを採用したからこそ可能な小型・軽量を達成し、幅広い世代に大ヒットしました!
時代は巡る、Z Fusion。