こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
今回は浦戸湾に面する、高知県高知市御畳瀬に行ってきました。
以前に車で来たことがあったのですが、道が狭いのと車を止められる場所がなくあえなく撃沈。
なので今回は徒歩でやってきました!
対岸の種﨑から渡し船に乗って御畳瀬へ。
Nikon D750+AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D
待合所もキレイで乗船賃はなんと無料!
お遍路さんや地元の方の交通手段として、重宝されています。
昔は車も乗せていたらしいのですが、今はバイクと自転車までとなっています。
見て頂くと分かるのですが、とても風通しの良い造りとなっていますので、冬はメチャクチャ寒い!
乗られるかたは防寒対策していきましょう。
船に揺られることわずか5分ほど。
対岸の御畳瀬に到着です。
Nikon D750+AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D
一緒に乗ってたお遍路さんとアジア系の旅人さん。
さすがに歩くのが早いです。
近く見えますが焦点距離120mmで撮影してますので、あっという間に置いて行かれました(笑)
Nikon D750+AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D
町の奥の方まで続く船着き場。
手作り感たっぷりの橋や小屋、漁師さんが作業していたので撮影出来ませんでしたが雰囲気が良いです。
Nikon D750+AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D
この辺りは御畳瀬を過ぎて、長浜の商店街になります。
モダンな建物が多く、昔はとても栄えていたんだろうなと思いますが、いまは残念ながら廃墟が多い。
寂しい街並みとは裏腹に、抜け道として交通量が多いのであまり撮影できず…。
Nikon D750+AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D
車を避けて路地をウロウロ。
表通りと違って植物に飲み込まれてしまっている廃墟がわんさか。
時の経過と自然の強さを感じます。
途中、神社と公園がセットになってる場所が。
おそらく神社の敷地にあとから設置されたであろうブランコ・ジャングルジム・ブランコの遊具。
残念ながらどれも汚れており、長い間こどもが遊んでいない様子。
Nikon D750+AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D
ところ変わって、こちらはまた御畳瀬に戻ってきたところ。
内海ということもあり、波もなくとても穏やか。
ここで一番驚いたのはタバコ自販機のお値段。
ロングピース300円、マイルドセブン(現メビウス)270円!
エコーに至っては180円です。
安っす(笑)!
もう13年以上は前のお値段ですかね。
当時に「300円超えたらタバコ辞めるわ」なんて言ってた覚えがあります。
今では1箱500円の時代になりましたが恐ろしい値上がりですね。
Nikon D750+AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D
御畳瀬の終点にある厳島神社。
晴れているととてもキレイなフォトスポットなのですが、この日は残念ながらどんよりとした曇り空。
フィルム時代のズームレンズ「AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D」の描写と相まって、鮮やかな色彩が全然再現されていません(笑)
Nikon D750+AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D
厳島神社から対岸に見えるのは、高知県でも屈指の巨大廃墟「山本造船所」
正面は厳重なシャッター、側面は5mはあるんじゃないかと思う壁でガードされた鉄壁の廃墟。
侵入するには海側からしか選択肢がない、ゲームに出てきそうなロマンあふれる仕様です。
当たり前ですが不法侵入になりますので、勝手に入るのはやめましょう。
Nikon D750+AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED
屋根の上のニャンコと屋根の上の鳥さん。
何かを待っているかのように、両者とも下を気にしながら待機しています。
Nikon D750+AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED
彼らのお目当てはこちらのハダカイワシ。
御畳瀬は干物が有名で、道のわきで干している光景を見られます。
恐らく彼らは干物から作業している方が居なくなるのを見計らっているのでは?
Nikon D750+AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED
こちらは御畳瀬側の船着き場ちかくにある、歴史のありそうな建造物(名前忘れちゃった)
紹介文の掛かれた看板もありましたが、建物自体はあまり手入れをされていないような…
Nikon D750+AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
缶コーヒーを飲みながら渡し船を待っていたら、「早く乗ってー!船出るよ!」と係の人に促され帰りの船に。
と今の時代ならネットに書かれてしまいそうですが、そもそも高知ってこんな感じ。
今でこそ全国チェーンが増え、畏まった言葉使い、丁寧な接客に慣れてしまいましたが、高知はもともと客と店員がため口で話すことが多いですし、丁寧語を使う場面が少なかった。
敬語もオリジナルで、ため口と敬語がミックスされた謎敬語。
それ何しゆが?(ため口)
それは何をされているのでしょうか?(敬語)
それ何しゆがです?(謎敬語)
ため口であろうと語尾に「です」か「ます」を付ければ敬語と認識され、怖い先輩にも怒られなくなります。
高知のお店のレビューを見ると、「言葉遣いがわるい」とか「めっちゃ不愛想」と書かれていることもありますが、実際にそのお店に行ってみると別にそんな悪い印象は受けない。
なので恐らく県外から観光に来られた方かなぁと思っているのですが、高知県に来るときはどこのお店でも丁寧な言葉づかいで接客されるとは限らないと思ってから、高知に遊びに来てください。
そうすれば不快な思いをせず、「あぁ、これがうわさに聞いてた高知の接客かぁ」と納得?していただけるかと。
話がだいぶ逸れましたが、今回行った御畳瀬はノスタルジーを感じる良い雰囲気の街!
写真をされている方は、ぜひ出かけてみて下さい!