こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
2016年もあと少しで終わりですね。
テンションの上がる年末の雰囲気を切り裂く様に、シグマさんから変態カメラが発表されました(笑)
発表されたのは「sd Quattro H」という名前のレンズ交換式のミラーレスカメラ。
ここまでは普通の新製品の発表ですが、sd Quattro Hのスペックには何やら見慣れない文字が。
センサーサイズ「APS-H」
ん?
APS-Cじゃないの??
2015年から一眼レフデビューした私は、そんなセンサーサイズ全くしらなかったのですが、調べて見ると古くは2001年から使われているセンサーサイズみたいです。
しかし、ここ最近はAPS-Hを搭載したカメラは出ていなくて、最後に搭載された「Canon EOS-1D MarkIV」以来、7年振りの登場になります!
APS-Hの長所とは
良く言われているのは「フルサイズとAPS-Cのいいとこ取り」
その理由としては、画質と連写性能のバランスが良いことが挙げられます。
あとはAPS-Cと比べ少し高感度にも強い。
APS-Hセンサーが搭載されたカメラは、今までに7機種しか出ていませんので、かなりレアなのは間違いありません。
個性的なカメラが欲しい方には、いい相棒になるでしょう!
発売日と価格
2016年12月20日発売
希望小売価格:オープン価格
発売前の大手カメラ販売店の価格は125,000円前後。
尖った性能
5100万画素相当の高画質
6,200×4,152ピクセル・有効画素数約4,480万画素、そして新開発のAPS-HサイズFoveonセンサー「Quattro H」を搭載し、高い解像度を実現しています。
フルサイズより下のセンサーとしては初めて5000万画素相当以上。
シグマのレンズは解像度の高さが評価されていますので、本体とレンズが合わさるととてもシャープな写真が撮影出来そうですね。
背面モニターを2つ搭載
約162万ドット3.0型TFT液晶モニタを採用したメインモニター。
撮影可能枚数やシャッタースピード、絞り値、ISO感度等の情報を表示するサブモニター。
役割を分担した2つのモニターを搭載しています。
これによってライブビューと設定情報を同時に見ることができるので、撮影に集中出来ますね!
ファインダーの位置がおかしくないか?
ファインダー(EVF)がやけに右側に配置されています。
なぜこんなに右側にあるのか(笑)?
なにか意図があるのかな?と思い調べてみましたが、公式サイトにも特に記載は無かったです。
普段、 左目でファインダーを覗く人は変な感じになってしまいますねw
しかし電子式ビューファインダーの性能は高く、約236万ドットカラー液晶で視野率は100%を確保しています!
主なスペック
レンズマウント | シグマSAバヨネットマウント |
イメージセンサー | Foveon X3 ダイレクトイメージセンサー (CMOS)26.7×17.9mm |
AF方式 | 位相差検出方式 + コントラスト検出方式 |
測距点 | 9点選択モード、 自由移動モード、 顔優先AFモード |
ISO感度 | ISO 100-6400 |
シャッター速度 | 1/4000秒~30秒、Bulb (バルブ設定時は最大で2分) |
対応メモリーカード | SDメモリーカード / SDHCメモリーカード / SDXCメモリーカード / Eye-Fiカード連動機能搭載 |
本体サイズ | 約147mm (幅) × 95.1mm (高さ) × 90.8mm (奥行) |
重量 | 約635g (電池、カード除く) |
まとめ
外見も中身も変わったカメラという印象をどうしても受けてしまいます。
ミラーレス機と言えばコンパクトなサイズですが、この機種はミラーレスとしては結構大き目。
人が手に持っている写真を見た時は、一眼レフ並みに見えましたw
高画素といえばフルサイズ機ですが、ASPサイズで初めての5000万画素相当という唯一無二の存在感を放っています。
しかし、最新の機種としてはISO 100-6400と、数字だけで判断すると高感度には弱そうですね。ここだけが残念ポイントです。
けれど高画素機としては超低価格の120,000円ほどです!
個性的で尖がった性能のカメラを持ちたいと思っている方におススメです。
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