こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
フィルターメーカーとして非常に有名なNiSi(ニシ)
この度、初めてのレンズをリリースしました!
初登場するレンズは、焦点距離15mmの超広角単焦点レンズ。
対応マウントはCanon RF・Nikon Z・SONY E・FUJIFILM X・Lマウントの5つ!
RF・Z・Xマウントにとっては数少ないサードパーティ製レンズとなりますので、注目の商品ですね。
15mm F4 ASPHの特長
フルサイズ対応の15mm単焦点

貴重な20mm以下の単焦点レンズ
フルサイズにも対応
FUJIFILM Xマウントにも対応しているので、APS-C用のレンズかと思っていたのですが、しっかりフルサイズに対応していました!
超広角単焦点レンズは純正レンズの場合、20mmまでしかラインナップされない事が多いので、15mmという選択肢が増えるのはグッドですね。
FUJIFILM Xマウントで使用する場合は、35mm換算で約22.5mmのレンズとなります。
AFには対応していなくMFレンズとなりますが、超広角であることとミラーレスのピーキング機能を使えば、初心者の方でも簡単にピント合わせが出来ますので大丈夫です!
お値段以上に高いレンズ性能

画面端まで高い解像度を発揮
高いレンズ性能
15mm F4 ASPHのレンズ構成は10群12枚。
その内、EDレンズ2枚と非球面レンズ1枚を使用し、高い解像度とヌケ感。
そして超広角特有の歪みを低減させています。
メチャクチャ性能が高いレンズという訳ではありませんが、定価で65,000円のレンズと言う事を考えると、とてもコストパフォーマンスが高いレンズ。
特に歪みの抑制はとても素晴らしいと思います!
15mm F4 ASPHの作例
※画像引用元:NiSi
15mm F4 ASPHのスペック
発売日 | 2021年5月6日 |
対応マウント | Canon RFマウント Nikon Zマウント SONY Eマウント FUJIFILM Xマウント Lマウント |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 10群12枚 |
絞り羽根 | 10枚 |
焦点距離 | 15mm |
最短撮影距離 | 0.2m |
最大撮影倍率 | 0.13倍 |
開放F値 | F4 |
画角 | 112° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 72mm |
本体サイズ | Eマウント: 79mm x 87mm RFマウント:79mm x 79mm Zマウント :78mm x 82mm Xマウント :75.92mm x 81mm Lマウント :75.9mm x 79.96mm |
重量 | Eマウント: 447g RFマウント:453g Zマウント :470g Xマウント :447g Lマウント :446.5g |
実売価格 | 80,000円前後 |
まとめ
希望小売価格は65,000円くらいなんですが、現在の実売価格は80,000円前後となっておりちょっと割高ですね。
しかしNiSi初のレンズとして注目を集めていますし、レンズの性能も高めとなっていますので、使えるレンズだと思います!
15mmの超広角レンズですので、風景や星空で活躍しますし、ポートレート撮影で使ってもダイナミックな写真を撮ることが出来る。
慣れるまでは難しいと思いますが、超広角は普段とは別世界となるので、使っていて楽しいレンズ!
値段が落ち着いたら、超広角レンズの入門用として良いかも知れません。