※2026年10月24日に内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
2021年に発売された「TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2(Model A063)」は、F2.8通しの明るさと持ち歩きやすさを両立した大口径標準ズームレンズです。
初代から引き継いだコンパクトさに加え、画質やAF性能を磨いた第2世代モデル。この記事では、ソニーEマウント用を中心に、その実力と評判を見ていきます。
初代のModel A036は、軽量・コンパクトで被写体にも近づける、使い勝手のよさが支持されてきました。
では、G2では何が変わったのでしょうか。特に気になるのは、解像力やボケ味といった写りの違いです。
タムロンは光学設計を一新し、画質の向上に力を入れています。

さらに、AF駆動にも新しい方式を採用。高画質だけでなく、普段の撮影での使いやすさにも注目したいレンズです。
今回は「TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2」の特長や公式作例、国内外の口コミ・レビューを整理しました。良い評価だけでなく、購入前に気になる点も紹介します!
記事の信頼性

梅野
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TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2の特長|画質とAFの進化
まずは、初代モデルから進化した画質とオートフォーカスの特長を見ていきましょう!
初代から進化した解像力とボケ味

※引用元:タムロン
超進化した画質
G2で大きく見直されたのが光学性能。初代の持ち歩きやすいサイズ感を保ちながら、F2.8開放からの解像力やボケ味を磨いたレンズです。
初代Model A036から光学系を刷新し、細かな描写にもこだわった設計になっています。
レンズ構成は15群17枚。LD(Low Dispersion:異常低分散)レンズと非球面レンズをそれぞれ2枚使用し、色にじみなどの諸収差を抑えています。
開放F2.8から画面周辺までの解像性能を追求しつつ、大口径レンズらしい柔らかなボケ味にも配慮しています。
特に初代Model A036からの買い替えを考えている方は、この描写の進化が判断材料になりそうですね。
第2世代の「G2」Model A063は、軽量・コンパクトな設計を引き継ぎながら、ズーム全域での描写性能を高めています。
広角側の28mmは街のスナップや風景に、望遠側の75mmは人物や日常の何気ないシーンを切り取るのに便利です。
ズーム全域でF2.8の明るさを使えるので、背景をぼかしたい場面や、室内など光量が少ない場所でも撮影の幅が広がります。
もうひとつ見逃せないのが、被写体にぐっと近づけること。小物や花などを印象的に写したいときにも活躍します。
広角端28mmでの最短撮影距離は0.18m。被写体に近づき、広角ならではの遠近感を生かした写真を狙えます。
望遠端75mmでも0.38mまで近づけるため、少し離れた位置からのクローズアップにも対応。普段使いのズームでここまで寄れるのはうれしいですね。
ただし、広角端は28mm始まり。室内や広い風景で24mmの画角が欲しい方は、焦点距離が自分の撮影スタイルに合うか確認しておきたいところです。
初代比約2倍の高速AFと静かな駆動音
リニアモーター駆動で高速AF
AF駆動には、リニアモーターフォーカス機構「VXD」を採用。初代のRXDから駆動方式を変更し、高速かつ高精度なピント合わせを目指しています。
人物の表情や動く被写体など、シャッターチャンスを逃したくない場面で頼りになる進化です。
メーカーによると、初代Model A036と比べてAF速度は約2倍。撮影条件によって動作は異なりますが、これは大きな進化ですね!
近くの被写体から遠くの風景まで、素早くスムーズなピント合わせを狙えます。
日常のスナップはもちろん、ピントの移動が多い動画撮影でも使いやすさが期待できます。
AF駆動音が小さく設計されているのもポイント。ただし、撮影環境によっては動作音が聞こえたり、動画に録音されたりする場合があります。
静かな室内での人物撮影や、音に気を配りたい場面でもうれしい特長ですね。

AFの使いやすさは、単に速度の数値だけでは分かりません。
実際のレビューでも、近景から遠景へピントを移す際の反応や、AF-Cで動く被写体を追う性能を評価する声が見られます。
もちろん、AFの結果は組み合わせるカメラや撮影条件にも左右されます。自分がよく撮る被写体を思い浮かべながら、評価をチェックすると判断しやすいでしょう。

F2.8の明るさと高速AFを組み合わせれば、ポートレートから普段のスナップまで、一本で対応できる場面が増えそうです。
一方、ユーザーレビューにはMF切り替えスイッチがないことを惜しむ声もあります。操作性にこだわる方は、購入前に確認したい点です。
TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2の公式作例をチェック

※引用元:タムロン
TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2のスペック(ソニーEマウント用)
| 発売日 | 2021年10月28日 |
| 対応マウント | SONY Eマウント |
| フルサイズ対応 | 〇 |
| レンズ構成 | 15群17枚 |
| 絞り羽根 | 9枚 |
| 焦点距離 | 28-75mm |
| 最短撮影距離 | 0.18m(75mmは0.38m) |
| 最大撮影倍率 | 1:4.1 |
| 開放F値 | F/2.8 |
| 画角 | 75.23~32.11° |
| 手ブレ補正 | × |
| 防塵 | 〇 |
| 防滴 | 〇 |
| フィルター径 | 67mm |
| 本体サイズ | 75.8x117.6mm |
| 重量 | 540g |
| 実売価格 | 93,000円前後 |
TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2の口コミ・レビュー
※レビューは価格.comより引用しています。
TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2の良い評価
SEL24105Gに比べるとやはり解放時のボケが優秀で、表現の幅が広がります。
周辺光量の低下は、Eマウントである以上避けられないと思うので問題なしです。
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AFも必要十分な速さで軽快です。MF切替のスイッチが省略されているのがもったいないところですが、視力の低下とともにMF撮影の頻度が落ちているうえ、AFのピントも合格率が高いので、安心して使えています。
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カメラをいじり始めて25年以上たって初めてのタムロン購入ですが、皆さんのレビューどおり良い商品です。
昔に比べデザインや質感も大幅に良くなっていて、品薄になるのも納得がいきます。
まだ使い始めたばかりなので耐久性などこれからじっくりと検証していきたいと思います。

コスパ抜群の大三元レンズ
ソニーEマウントでF2.8通しの標準ズームレンズは4種類ありますが、
①Sony FE 24-70mm F2.8 GM II SEL2470GM2 ⇒ 純正は魅力だが価格が高すぎるので候補外
②Sigma 24-70mm F2.8 DG DN ⇒ 画質は本製品より良さそうだが価格と重量がやや劣るので見送り
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ということで、本製品と③Sigma 28-70mm F2.8 DG DNで比較検討し、インターネットの比較記事や動画を散々見た結果、本製品を購入しました。両製品で決定的な差はないと感じましたが、TamronのEマウントレンズはかなり良いものが揃っていそうなので、今後のレンズ拡充も見据えて今回Tamronを選択しました。
加えて、純正でF4.0通しの④FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105Gも多少検討しましたが、F4.0通しの標準ズームは以前所有していたNikonのデジタル一眼で常用していたので、今回はF2.8を試したいと思い見送りました。
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やはりF4.0では撮れない画が撮れるのが魅力で、本製品の価格とサイズ・重量でそれを実現できるのは素晴らしいと思います。
なお、私のレベルでは絞り解放での描写に特に問題は感じません。
撮り方によって被写界深度が非常に浅くなるので、絞りを今まで以上に考える必要があるという点で撮影の楽しさが広がるレンズです。

軽くてAFも速くよく映る優等生な標準ズーム
モダンなレンズらしく解放でも中央はもちろん周辺部もくっきり解像します。
広角端の周辺もカリカリなので風景等にもむきそうです。
色はこってりとしており、やや暖色寄りに感じます。
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AFは非常に速いです。
近景から遠景に合わせるときももたつくことなくスムーズにあいます。
AFCなら動いているものでもしっかり追いかけてくれます。
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取り回しもよく、しっかりと映ります。
細かい傷もつきやすく鏡筒が安っぽいこと以外は満足しています。
TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2の悪い評価・気になる点

開放とワイド側の解像は確かに進化しているが・・・
画質(解像)的にはA063はA036の完全上位互換ではなく、望遠側の画質を妥協して、広角側と開放側の画質を改善したモデルという感じでした。鏡胴の質感も多少艶っぽくはなりましたが、1635zやフジのXFシリーズとは比べるべくもなく安っぽいままです(まあここはサンプル写真の時点で期待してませんでしたが)。自分は、1635mm広角ズームが主体でかつf5.6より絞って使うので、標準ズームでは35mmよりテレ側のF5.6より絞った際の画質を重視しています。そのためあくまで好みの問題ですが、A063はリングフィールだけ改善され、画質的にはむしろ劣化したというのが正直な感想でした。個体差もあるのでしょうが、一応、販売店で初期不良では?と画像付きで確認したところ基準値内とのことでしたので、A063は売却しました。ただ広角側重視で開放主体で使用される方ならa063のほうが好みに合うと思います。
TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2の海外レビュー
【TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2の長所】
・造りとハンドリングが大幅に改善
・新しいUSB-Cポートとフォーカスセットボタンの改良は素晴らしい。
・8つのシールポイントによる高度なウェザーシール
・フッ素コーティング
・新しい仕上げと魅力的なレンズ造形
・強力なVXDフォーカスモーター
・素早く静かなオートフォーカス
・ズーム全域で強力な光学性能
・卓越したコントラストと「ポップ」な画像
・色収差の優れたコントロール
・非常に高い倍率
・美しい(改善された)ボケ
・第一世代のレンズと比べて実質的な価格上昇はない
【TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2の短所】
・28mmでは広角が足りないと感じる人もいるだろう
・難しい状況ではフリンジが発生する
【TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2の総評】
タムロン28-75mm F2.8 Di III VXD G2は、本質的にファンサービスです。 消費者はオリジナルのA036を商業的に大成功させ、タムロンは実質的に同じ価格(899米ドル)を維持しながら、このレンズに大きなアップグレードを与えることによって私たちに報いた。 基本的に、造りから機能、オートフォーカス、光学系に至るまで、全てが改善されている。 A063は基本的に全てのディテールでプロ仕様のレンズになっている。 いや、G Masterレンズと同じ機能一式を備えているわけではないが、今や遠く及ばない。
このレンズが24mmまでしか使えないという事実は、一部の潜在的な購入者にとってはまだ引っかかる点だろうが、もしあなたが28mmまでしかワイドに対応できないと考えるのであれば、それに匹敵するレンズは本当に存在しない。 このレンズは、例えばシグマ28-70mm F2.8 DNよりもはるかに優れたレンズであり、2つのレンズの小売価格は同じである。 新しいレンズの描写には「マジック」があり、より特別な感じがする。
新しいレンズは手に持った感触が素晴らしい。 より高級感がありながら、より軽く、より重厚でありながら、実際にはそうでもない。 これは、新しい物理的な造形、優れたリング、より美しい仕上げが大きく関係している。 さらに、彩度、シャープネス、コントラストに優れた光学系が加わり、真の勝者が誕生した。 今現在、A036とA063の両方が、わずか20ドルの価格差で並んで販売されているが、タムロンはおそらくA036を低価格帯に下げるかもしれないが、フェイズアウトするのではないかと思う。 しかし、過去のタムロンレンズではそのような傾向はないようなので、半年後にはG2のみが店頭に並ぶことになるのではないだろうか。 A036を購入した多くの人々にとって、A036を売却してアップグレードするか、今持っているもので満足するかという難しい問題が出てきた。 A063の素晴らしさは、後者の選択を非常に難しいものにするだろう...。
※引用元:dustinabbott
TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2の評判まとめ|どんな人に向く?

「TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2」は、初代の持ち歩きやすさを引き継ぎながら、描写性能とAFを進化させた大口径標準ズームです。
開放F2.8からの解像力や柔らかなボケ味に加え、被写体へ近づける点も魅力。スナップやポートレートなど、日常のさまざまな場面で使えます。
VXDによるAF速度は、メーカー公表値で初代比約2倍。静かな駆動音も含め、写真と動画の両方で使いやすさが向上しています。
口コミでは軽さ、AF性能、コストパフォーマンスを評価する声がある一方、鏡筒の質感や望遠側の画質に不満を感じた方もいます。長所だけでなく、こうした意見も比較しておきたいですね。

「F2.8通しの標準ズームを気軽に持ち歩きたい」「スナップも人物も一本で撮りたい」という方には、有力な候補になりそうです。反対に、24mmの広さや望遠側の描写を重視するなら、作例とレビューをじっくり確認して選ぶのがおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q1. TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2は初代モデルと何が違いますか?
初代Model A036から光学設計を刷新し、描写性能とAF性能を向上させています。駆動方式もVXDに変わり、メーカー公表のAF速度は初代比約2倍。軽量・コンパクトな使いやすさを継承している点も特長です。
Q2. 28-75mm F/2.8 G2はどんな撮影におすすめですか?
街のスナップ、ポートレート、旅行など、一つのレンズで幅広く撮りたい方に向いています。ズーム全域でF2.8の明るさを使えるため、背景をぼかした写真や、室内での撮影にも便利です。
Q3. 手ブレ補正は搭載されていますか?
このレンズ自体には光学式の手ブレ補正機構は搭載されていません。手ブレ補正を使いたい場合は、装着するカメラ側の補正機能と対応状況を確認してください。
Q4. ソニーEマウント以外でも使えますか?
このレンズにはソニーEマウント用に加え、ニコンZマウント用もあります。本文のスペック表はソニーEマウント用の数値です。購入時は対応マウントを必ず確認しましょう。
Q5. 購入前に知っておきたい注意点はありますか?
広角端が28mmなので、24mmから始まるズームより広く写せる範囲は狭くなります。また、口コミには鏡筒の質感や望遠側の描写、MF切り替えスイッチがない点を気にする声もあります。重視するポイントに合わせて作例やレビューを確認すると安心です。
ほかにもソニーEマウントで使える高性能・高コスパのレンズが気になる方は、こちらの記事もご覧ください!
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