※2019年11月12日更新しました※
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
私は一眼レフで撮った写真をスマートフォンにも入れているので、見返す回数は多い方だと思います。
それで昔の写真を見ていると、何を撮りたかったのか分からない写真も数多くあるんですね。
そんなダメ写真も、しっかり加工してる所が可愛らしく感じる(笑)
人や花などを撮る時には、何を撮りたかったのか分からないなんて写真になりにくいですが、街中のスナップショットや風景写真ではこれに陥りやすい傾向です。
なぜこんな事になってしまうのか、原因を探って行きましょう!
画面がゴチャゴチャしている
例えばこちらの写真は被写体以外に余計な物が写りすぎてしまっているのが原因。
・ガラス張りの建物
・煙筒の様な建物
・画面奥の建物
・池
・歩く人たち
・木や桜
どれが主題でどれが副題なのでしょうか?
それに煙筒みたいな建物も、上の部分が見切れてしまっています…
写真は良く「引き算が大事」と言われています。
画面の中から出来るだけ余分な物が写らない様にして、撮りたかった被写体を明確にしろっ!と言う教えの事ですね。
極端な例ですが、この写真は観覧車以外に余計な物は写っていませんね。
何を入れてどれを引くのか。カンタンな様で割と難しいです。
しっかりと正面から撮る
オシャレなカフェやお店など、建造物を撮影したい時は真正面から撮るのが基本。
中途半端にななめから撮るよりは、正面から撮った写真の方がビシッと決まるし、カッコイイ写真になりやすいです。
しっかりと正面から撮れる様になってきたら、ななめから等ほかの構図を探してみてステップアップしていくのが良いですよ!
特に左右対称な建物は真正面から撮影した方が良いですね!
※テントとか余計な物が写っているのはツッコまないでくださいw
トリミングは諸刃の剣
なんでもかんでもトリミングすれば良い訳じゃないんだよ。
画面の隅の部分に入ってしまった、電柱や人なんかはトリミングして整えるの良いことですが、
たま~にもの凄い量を切り取っちゃう人もいるんです。
大幅にトリミングしてしまっては画質は劣化してしまいますし、構図なんて崩壊してしまうので、
トリミングで画面から余分な物を除けれたとしても意味不明な写真になってしまう。
被写体の全体を写さず写真に意味を持たすのなら良いのですが、
大きくトリミングするという事は、その写真は失敗写真なんだと認めましょう!
被写体が弱い
※この写真も買い物袋をさげたおばあちゃんでも写っていれば、また印象が変わるはず。
花・人・歴史的建造物などは強い被写体です。
誰が見てもそこに目が行きますからね。
多少構図がおかしかったり水平が取れてなくても、何を撮りたかったのかは伝わるはず。
反対に風景やスナップ写真は、構図や撮りたいものがしっかりしていないと、
何を撮ったのか分からない写真になりがち。
難しい構図を狙う必要はなくて、
日の丸でも三分割でも良いのでしっかりと構図や水平を意識して撮る必要があります!
三分割構図を使うべき
写真がゴチャゴチャしてしまう方は三分割構図を使いましょう。
撮影に出かけても見つけやすいですし、何を撮ったのか分かりやすい写真になります。
自由奔放に撮るのも楽しいですが、それで凄い写真に仕上がるのは天性を持っている人だけ。
大抵の人はただの記録写真になってしまうはず。
せっかく良い被写体を見つけたのなら、作品に仕上げて上げましょう。
三分割構図は基本中の基本。
まずはこれをマスター出来るように頑張りましょう!
まとめ
私の過去の写真も何を撮りたかったのか分からない写真が、パソコンの中にたくさん眠っています(笑)
残しておく必要も無いと思ったこともあるんですが、初心を忘れない戒めとして残してる。
被写体を正面から捉え、余計な物が画面に入らないように1~2歩前に出て、三分割構図を使う。
これを意識して撮影すれば、もうあなたの写真は「何を撮りたかったのか分からない」なんてことは無いでしょう!
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