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■各メーカーの高画素一眼レフをまとめてみた!

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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

 

一眼レフの性格はモデルによって様々で、高画質を追求した物や動体撮影に特化した物など色々とあります。

 

風景だけとかスポーツシーンとかだけしか撮らないって人は、プロカメラマンを除けばあまり居ないので、バランス機を使っている方が多いですね。

今回は動体撮影は苦手だが、風景やポートレートに特化した、高画素機の一眼レフ&ミラーレスをまとめてみました!

 

 

高画素のメリット・デメリット

 

カメラに詳しくないと、画素数が高いほど良いカメラだと思ってしまいます。

 

ガラケーやコンデジの宣伝の仕方が、画素数至上主義みたいなところがあったので、勘違いしてしまっても仕方の無いことですね。

実際は画素数が高いことはメリットだけでなく、デメリットも付いてきます。

 

高画素のメリット

 

トリミング耐性がある

画素数が高いほどトリミングしても画質を保てるので、撮影したあとの手直しが容易。

電柱や人など写真に余計なものを排除するのはもちろん、もうちょっと寄って撮った方が良かったかな?って時も、トリミングで解決しますね。

 

大きく伸ばして印刷してもキレイ

写真を家に飾りたい時やコンテストに応募するときには、写真を大きくプリントされると思いますが、画素数が高いほどキレイです。

 

 

高画素のデメリット

 

高精細なのでブレも目立つ

高画素ゆえにほんの少しのブレもしっかりと写ってしまいます。

なので高画素=手ブレしやすいと言われていますね。

ですが最近の一眼レフであれば、シャッターの振動を抑えるバランサーや、手ブレ補正機構が進化しましたので、数年前ほど神経質にならなくても大丈夫になっています。

 

 

画質が低下する

何言ってんだこいつと思われそうですが、高画素ほど画質が低下します。

何故かと言うと画素数が増えるほど、センサーの受光範囲が少ななるため。

「A」と言う同じセンサーを搭載したカメラがあり、1つは2000万画素もう一方は5000万画素だと、なんと5000万画素のほうが画質が悪いと言うことになります。

ただこれは同じセンサーを積んでいた場合での話。

高画素機にはこの問題を解決するべく高性能なセンサー類が搭載されているので、実際は画質が良いんですね。

 

 

Nikon D850(4575万画素)

Nikon D850の画像

 

ニコンの高画素機を担当する「D800シリーズ」の最新モデル。

 

有効画素数は4575万画素!

 

Nikonとしては初めてとなる裏面照射型CMOSが採用しています。

裏面照射型CMOSは簡単に言うと、従来のセンサーよりも多くの光を取り込む事が出来ます。

なので高画素のデメリットの所で書いた、画素数が高いほど受光範囲が狭くなる欠点を解決しているんですね!

 

 

Nikon D850の公式作例

Nikon D850で撮影した写真

Nikon D850で撮影した写真

Nikon D850で撮影した写真
※画像引用元:ニコン

 

Nikon D850のスペック

発売日 2017年9月8日
タイプ 一眼レフ
レンズマウント Nikon Fマウント
センサーサイズ フルサイズ
画素数 4575万画素
高感度 標準:ISO64~25600
拡張:ISO32相当、102400相当
連写速度 約7コマ/秒(EN-EL15a使用時)
シャッタースピード 1/8000~30秒
AF測距点 153点
液晶モニター 3.2型(インチ)・236万ドット
ファインダー倍率 0.75倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 ファインダー使用時:1840枚
記録メディア XQDカード
SDカード
SDHCカード
SDXCカード
Wi-Fi
Bluetooth
NFC
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行)  146x124x78.5 mm
重量 915g
実売価格 308,000円前後(ボディのみ)

 

 

 

Canon EOS 5D Mark IV(3040万画素)

Canon EOS 5D Mark IVの画像

 

有効画素数3040万画素で、高画素機の中ではバランスよりの性能を持っています。

画像処理エンジンやオートフォーカスは、同社のフラッグシップモデルに匹敵する物が搭載されていて、画質面以外での使いやすさが高いのもポイント!

 

 

Canon EOS 5D Mark IVの公式作例

Canon EOS 5D Mark IVで撮影した写真

Canon EOS 5D Mark IVで撮影した写真

Canon EOS 5D Mark IVで撮影した写真
※画像引用元:キヤノン

 

Canon EOS 5D Mark IVのスペック

発売日 2016年9月8日
タイプ 一眼レフ
レンズマウント Canon EFマウント
センサーサイズ フルサイズ
画素数 3040万画素
高感度 標準:ISO100~32000
拡張:ISO50、51200、102400
連写速度 最高約7コマ/秒
シャッタースピード 1/8000~30秒
AF測距点 61点
液晶モニター 3.2型(インチ)・162万ドット
ファインダー倍率 0.71倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 ファインダー使用時:900枚
液晶モニタ使用時:300枚
記録メディア SDカード
SDHCカード
SDXCカード
コンパクトフラッシュ
Wi-Fi
Bluetooth ×
NFC
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行)  150.7x116.4x75.9mm
重量 800g
実売価格 240,000円前後(ボディのみ)

 

 

 

Canon EOS 5Ds/5Ds R(5060万画素)

 

 

有効画素数5060万画素の超高画素機。

5Ds/5Ds Rの違いはRの方がローパスフィルターレス仕様になっています。

 

やはりプリントした時にキメ細やかな写真になるらしく、購入された方は概ね満足されているみたい!

2015年に登場したモデルなので、高感度やネットワーク機能は少し弱いですが、登場時450,000円もした高級カメラを現在なら340,000円前後で手に入れることが出来ます。

 

Canon EOS 5Ds/5Ds Rのスペック

発売日 2015年6月18日
タイプ 一眼レフ
レンズマウント  Canon EFマウント
センサーサイズ フルサイズ
画素数 5060万画素
高感度 標準:ISO100~6400
拡張:ISO50、12800
連写速度 最高約5コマ/秒
シャッタースピード 1/8000~30秒
AF測距点 61点
液晶モニター 3.2型(インチ)・104万ドット
ファインダー倍率 0.71倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 ファインダー使用時:700枚
液晶モニタ使用時:220枚
記録メディア SDカード
SDHCカード
SDXCカード
コンパクトフラッシュ
Wi-Fi ×
Bluetooth ×
NFC ×
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行)  152x116.4x76.4mm
重量 845g
実売価格 224,000円前後(ボディのみ)

 

 

 

SONY α7R III(ILCE-7RM3)

 


ソニー SONY フルサイズミラーレス一眼 α7RM3 ボディ ILCE-7RM3

 

ソニーのミラーレスで高画素機を担当する「α7Rシリーズ」の最新モデル。

有効画素数は4240万画素。

 

画素数こそは前モデルと同じですが、それ以外の性能が大幅に進化しとても使いやすいカメラになっています。

NikonやCanonと違ってボディ内手ブレ補正があるのも特長の1つ。

どのレンズを使っても手ブレ補正が効くのは羨ましい。

 

史上最高のミラーレスと言っても過言ではないですね!

 

主なスペック

画素数 4240万画素
センサーサイズ フルサイズ
ISO感度 ISO100~32000
連写速度 10コマ/秒
シャッタースピード 1/8000~30秒
AF測距点 399点
Wi-Fi
Bluetooth ×
NFC
本体サイズ 126.9(幅)x95.6(高さ)x73.7(奥行) mm
重量 572g

 

※実売価格は350,000円前後となっています。

 

 

SIGMA sd-Quattro H


SIGMA ミラーレス一眼 sd Quattro H

 

解像度至上主義のシグマから発売されているミラーレス一眼レフ。

画素数は5100万画素相当!

センサーはAPS-Hと珍しいサイズが採用されています。

デザインもさる事ながら、性能もじゃじゃ馬みたいな感じで癖が強い。

優等生タイプが嫌いで一芸に秀でたタイプが好きな方には堪らないモデルですね!

 

主なスペック

画素数 3860万画素(5100万画素相当)
センサーサイズ APS-H
ISO感度 ISO100~6400
連写速度 6.2コマ/秒
シャッタースピード 1/4000~30秒
AF測距点 9点
Wi-Fi ×
Bluetooth ×
NFC ×
本体サイズ 126.9(幅)x95.6(高さ)x73.7(奥行) mm
重量 625g

 

※実売価格は100,000円前後となっています。

 

 

まとめ

 

圧倒的な解像力を持った高画素機ですが、やはり注目のモデルは「Nikon D850」「SONY α7RIII」の2つでしょうか。

両者とも4000万画素超えに加え、高感度性能や連写速度も高く、非常に高いレベルでまとまったバランス機となっています。

 

なので被写体を問わず、オールラウンドに活躍してくれるのは間違いありません。

価格は高いですが、その値段に見合うだけの価値がありますね!

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    カメラ歴9年目、高知県在住のアマチュアカメラマン。本ブログはカメラ関連の記事や撮影テクニックなどが中心の内容となっております。その他、youtubeチャンネルでは初心者向けカメラ講座も更新しているので是非ご覧ください!
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