こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
近年、フィルムカメラであるチェキが再びブームを巻き起こしています。
特に若い世代を中心に人気が高まっており、街中でチェキを片手に撮影を楽しむ人々の姿をよく見かけます。
一体、チェキの魅力はどこにあるのでしょうか?
今回はチェキの事を詳しく知らない方に向けた記事になっています。
記事の信頼性
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チェキとは何か?
※画像引用元:フジフイルム
チェキは従来のインスタントカメラと比べて、手軽で簡単に使えることが特徴。
難しい操作やカメラの設定が要らないので、カメラ初心者の方でも買ってすぐに撮影出来ます。
チェキとはどんなカメラなのか
チェキは富士フイルムから発売されている、「カメラ機能」と「プリンター機能」が融合したインスタントカメラです。
フィルムを入れて撮影すると、写真がその場で印刷されて出てくる手軽さが魅力的。
- スタンダードなチェキは、データはカメラ本体やSDカードには残らず、1枚の写真が唯一無二の宝物となります。
その希少性やアナログ感が、デジタル全盛のこの時代に新鮮に映り、多くの人々を魅了しています。 - さらに、最新のハイエンドモデルのチェキは、デジタルカメラのような機能も搭載!
撮影した写真をデータで保存・編集し、気に入ったものだけを厳選して印刷することもできます。
チェキの歴史や特徴
※画像引用元:フジフイルム
チェキは、1998年にフジフイルムから発売されたインスタントカメラのブランド。
初代のチェキは、フィルムの種類によって色調や質感が異なるという特徴があり、その特殊な現像方法によって撮影した写真に独特の雰囲気が出ます。
「チェキ」は、世界中で愛されるインスタントカメラの代名詞として広く親しまれています。
しかし、実はこの商品シリーズの正式名称は「instax(インスタックス)」なのをご存知でしょうか?
「チェキ」の方が呼びやすく、すっかり定着しているため、意外に感じる方も多いかもしれません。
「チェキ」という愛称の由来
「チェキ」という愛称は、英語の「Check it! (チェック・イット!) 」から生まれたと言われています。
これは、「写真を撮って、その瞬間を確かめてほしい」という願いを込めた名前だそうです。
「instax」という正式名称の由来
一方、正式名称の「instax」は、「Instant」と「Flash」を組み合わせた造語です。
「Instant」は「インスタント(瞬間)」、「Flash」は「フラッシュ」を意味し、このカメラで撮影した写真がすぐに出来上がるという特徴を表しています。
チェキの魅力とメリット
※画像引用元:フジフイルム
チェキの魅力は、写真そのものだけではありません。フィルムと現像が生み出す独特の味わい、撮影後のワクワク感、個性を表現できるツールとしての側面など、様々な要素が合わさって、若い世代を魅了しているのです。
デジタルカメラとは一線を画す、特別な体験を求めている方におすすめしたいのが、チェキです。ぜひ手に取って、自分だけのチェキ写真を撮影してみてはいかがでしょうか?
チェキの写真には独特の味わいがある
チェキ最大の魅力は、なんといってもその独特の味わいでしょう。
更にフィルムの種類や現像方法によって、写真に独特の風合いが生まれます。
同じ被写体でも、フィルムを変えるだけで全く違った雰囲気を楽しめるのもチェキの魅力の一つです。
- フィルムの種類: クラシック、モノクロ、ビビッドなど、様々な種類のフィルムから選ぶことができます。それぞれ異なる発色や質感を楽しめ、被写体の雰囲気に合わせて最適なフィルムを選ぶことができます。
- 現像方法: デジタルチェキの場合は、現像方法を変えることで多彩な色合いや質感を表現できます。例えば、レトロな雰囲気を演出したい場合は、ノーマルモードではなく、ヴィンテージモードで現像するなど、様々な表現方法を楽しむことができます。
チェキで撮影する楽しさや面白さについて
チェキは、写真を撮ること自体が楽しいという魅力があります。
チェキのカメラを手に持ちシャッターを切る瞬間に、昭和世代の方にとってはまるで子どもの頃に戻ったかのような感覚に陥るでしょう。
若い世代の方にとってはスマートフォンと違い、チェキの撮影枚数は有限なので、1枚1枚を丁寧に撮るという体験が面白いと思います!
更にデジタルカメラでは味わえない、撮影後のワクワク感もチェキの魅力の一つです。
撮影後すぐに写真がプリントアウトされるので、その場で友人と写真を見ながら盛り上がったり、SNSに投稿したりすることができます。
また、現像された写真は、アルバムに貼ったり、部屋に飾ったりして、思い出を形に残すことができます。
デジタルデータとは異なり、手に取って触れることができる写真は、より特別なものとして感じられるでしょう。
チェキのプリントアウトには価値がある
チェキの魅力は、撮ったその場でプリントアウトできること。
写真データとは異なり、手触りや質感を感じられるプリントは、特別感と所有感を与えてくれます。
さらに、プリント写真は一枚しかないため、デジタルデータとは一味違う価値があります。
プリント写真は、デジタルデータのように簡単に複製できません。
だからこそ、一枚一枚の写真を大切に扱うようになります。アルバムに貼ったり、友達と共有したりすることで、思い出を鮮明に蘇らせることができます。
チェキの種類と選び方
再ブームとなった事で、以前よりもラインナップが非常に多くなり、色んなチェキが登場しています。
どのチェキにしようかと選ぶ楽しさがありますが、初めてだとモデルごとの特長が分からないので悩ましいですよね。
チェキの種類と特徴について解説
スマホ全盛の時代も、チェキの魅力は色あせません。むしろ、その手軽さと個性的な写真が再び注目を集め、種類も豊富に進化しています。
しかし、豊富な種類と機能に迷ってしまうのも事実。そこで今回は、チェキの種類と選び方を徹底解説します!
【1. クラシックなアナログ:INSTAX miniシリーズ】
- フィルムを挿入して撮影、現像まで全て手動で行う、チェキの原点。
- シンプルな操作で、初心者でも扱いやすい。
- カラーバリエーション豊富で、自分好みのデザインを選べる。
- 最も安価なモデルが多い。
【2. 多機能なハイブリッド:ハイブリットシリーズ】
- デジタルとアナログの機能を融合。
- スマートフォンと連携して、多彩な編集やプリントが可能。
- フィルム現像に加え、デジタルデータ保存もできる。
- INSTAX miniシリーズよりも高価。
【3. 大きな写真が魅力:スクエア・ワイドシリーズ】
- 正方形やワイドサイズのフィルムを使用。
- インパクトのある写真が撮れる。
- INSTAX miniシリーズよりも高価。
自分に合ったチェキを選ぶポイント
※画像引用元:フジフイルム
チェキを選ぶ際には、自分に合ったチェキを選ぶことが大切です。
趣味で使うのならアナログの「INSTAX miniシリーズ」で楽しめますが、友達と集まった時に使いたいときは、撮影データをすぐにスマホへ送ることが出来る「INSTAX mini Evo」や「INSTAX mini LiPlay」がオススメ!
まず、チェキをどのように使いたいのかを想像してみましょう。
- 友達と集まった時や旅行に: コンパクトで持ち運びやすい「INSTAX miniシリーズ」がおすすめです。
- 風景や人物写真など、本格的に撮影したい: 高画質で多彩な機能を備えた「INSTAX SQUARE SQ1」がおすすめです。
- スマホで編集・共有したい: スマホと連携できる「INSTAX mini Evo」や「INSTAX mini LiPlay」がおすすめです。
予算に余裕があるのであれば、ハイブリットシリーズの「INSTAX mini Evo」や「INSTAX mini LiPlay」がオススメですね!
チェキで撮影する際に気をつけること
チェキは、手軽にフィルム写真を楽しめる人気のカメラですが、デジタルカメラとは異なり、独特の撮影方法や注意点があります。
せっかくのチェキ写真が台無しにならないよう、以下のポイントを押さえておきましょう。
1. フィルム枚数に注意!スマホ感覚で撮るとあっという間に無くなる
チェキはフィルムカメラなので、撮影枚数が限られています。スマホ感覚でバシャバシャ撮っていると、あっという間にフィルムを使い切ってしまうので注意が必要です。大切な瞬間を逃さないよう、計画的に撮影しましょう。
2. 夕方や室内撮影はブレに注意!フラッシュの光量調整も忘れずに
日中の明るい場所での撮影は問題ありませんが、夕方や室内など暗い場所での撮影は、写真のブレに注意が必要です。暗い場所ではシャッタースピードが遅くなり、手ブレや被写体ブレが発生しやすくなります。カメラをしっかり構えるか、三脚を使用しましょう。
チェキにはフラッシュが搭載されていますが、近距離で撮影すると光が強すぎて白飛びしてしまうことがあります。被写体との距離や光量に合わせて、フラッシュの光量を調整しましょう。
3. 構図はしっかりチェック!余白を意識して
チェキ写真は小さいので、構図が重要になります。被写体を真ん中にドーンと撮るのではなく、周囲に余白を持たせて、バランス良く撮影しましょう。また、斜めの構図や、上下左右対称の構図なども面白いです。
4. ピントはしっかりと合わせよう!被写体との距離を意識
チェキはオートフォーカス機能が搭載されていますが、デジタルカメラほど精度が良くありません。ピントが外れていてはせっかくのチェキ写真も台無しです。被写体との距離を意識し、しっかりとピントを合わせましょう。
★チェキを使って楽しむためのアイデアやアプリの紹介
公式アプリで、チェキをもっと遊びつくす
チェキには、スタンプやフレームを加えたり、画像をカスタマイズすることができるアプリやソフトウェアがあります。
【instax up】
チェキの総合公式アプリ「instax up」では、撮影したチェキをスマートフォンで読み取り、加工することが出来るアプリです。
- 自分だけのチェキコレクションを作ったり、SNSにすぐに投稿したり、思いのままに楽しめます。
- 加工機能も充実しているので、写真にオリジナリティを加えたい方におすすめです。
【instax mini Link】
スマホとチェキを繋ぎ、スマホで撮影した写真を編集・プリントできるアプリです。
- アプリ内でフレームやスタンプを用意**しているので、自分好みのデザインにカスタマイズできます。
※プリントには、INSTAXチェキプリンターシリーズが必要です。
公式アプリ以外にも、こんなアプリが!
公式以外ではチェキに合わせたアプリとして「InstaSize」という、スマホ上で写真を編集し、フレームやテキスト、ステッカーなどを追加できるアプリがあります。
- インスタグラム投稿に最適なサイズに編集できるので、SNS映え間違いなし!
- チェキ風加工もできるので、レトロな雰囲気の写真を楽しめます。
チェキを使って楽しめるアイデアや遊び方の紹介
チェキで撮影した写真を使って、楽しい遊び方がたくさんあります。例えば、以下のようなアイデアがあります。
- フレームに飾る:チェキで撮影した写真をフレームに飾って、おしゃれなインテリアにするのも良いですね。自分で作るDIYのフレームを使って、オリジナルのインテリアを楽しむこともできます。
- アルバムを作る:チェキで撮影した写真を集めて、アルバムを作るのも良いです。思い出を振り返りながら、大切な人と一緒に楽しむことができます。
- ポラロイドフォトブックを作る:チェキで撮影した写真を使って、オリジナルのポラロイドフォトブックを作ることもできます。カメラマンのような感覚で写真を撮影し、自分だけのフォトブックを作るのも楽しいですね。
- ポストカードを作る:チェキで撮影した写真を使って、ポストカードを作ることもできます。手作りのポストカードを友達や家族に送って、思いやりを伝えることができます。
- スクラップブックを作る:チェキで撮影した写真を使って、スクラップブックを作るのも良いです。スクラップブックは、写真やメモ、チケットなどを貼り付けて、思い出を保存するアルバムです。チェキで撮影した写真を中心に、オリジナルのスクラップブックを作ってみましょう。
チェキの評判や口コミ
チェキは、その独特な味わいや手軽さから多くの人に愛されています。
インターネット上には、さまざまな口コミが投稿されていますが、性能や機能性に関する意見も分かれているため、メリットとデメリット両方を見て選びましょう!
写真の色合いが独特で、昔ながらの写真の味わいがある!
この独特な描写が好きで購入しています。
良い口コミ
手軽に撮影できるため、旅行やイベントの思い出を残すのに最適です。
一方で、チェキのフィルム代やチェキプリンターのインクの消費が多く、コストがかかるという意見もあります。
悪い口コミ
近年フィルムの価格が高くなってしまい、コスパが悪いです。
悪い口コミ
撮影した写真の画質や精度に対して、不満の声も少なからずあります・・・
さらに、電源やフィルムのトラブルが起こることもあるため、取り扱いには注意が必要。
全体的には、チェキは手軽に写真を撮影できることや、独特の味わいがあることから人気が高い一方で、コストや画質の問題があるという声もあるため、購入する際には自分に合った機種を選ぶことが大切です。
おススメのチェキやフィルムをご紹介!
最後に、おススメのチェキをご紹介します。
予算や必要な機能など人それぞれ違うと思いますので、色々と見比べてみて自分にピッタリなチェキを探し出してください!
INSTAX mini 12
※画像引用元:フジフイルム
富士フイルムが2023年3月に発売した、チェキシリーズの最新機種です。
前機種からさまざまな機能が追加・改良されており、より楽しく、簡単にチェキを楽しむことができます。
実売価格は9,000円前後となっており、お手頃な価格も魅力ですね!
【INSTAX mini 12の主な機能と魅力】
- 明るさオート 周りの明るさに応じて、最適なシャッタースピードとフラッシュ光量を自動的に調整します。難しい設定操作は不要で、誰でも簡単にキレイな写真が撮れます。
- セルフィーモード レンズリングを引き出すだけで、簡単操作でセルフィーモードに切り替わります。30cm~50cmの範囲でピントが合うので、グループ写真も◎。
- 使用フィルムは「instax mini」。
INSTAX mini 40
※画像引用元:フジフイルム
2021年4月に登場したNSTAX mini 40は、レザー調の質感を施したボディが特徴。落ち着いた色合いで、どんなファッションにも馴染みます。
基本性能はINSTAX mini 12とほぼ同等。実売価格は11,000円前後となっています。
【INSTAX mini 40の特長】
- 使用フィルムは「instax mini」
- 明るさオート 周りの明るさに応じて、最適なシャッタースピードとフラッシュ光量を自動的に調整します。難しい設定操作は不要で、誰でも簡単にキレイな写真が撮れます。
- セルフィーモード レンズリングを引き出すだけで、簡単操作でセルフィーモードに切り替わります。30cm~50cmの範囲でピントが合うので、グループ写真も◎。
INSTAX mini Evo
※画像引用元:フジフイルム
2021年12月に富士フイルムから登場した、ハイブリッドインスタントカメラ「INSTAX mini Evo」。
従来のチェキとデジタルカメラの機能を融合させた新感覚のカメラで、写真表現の可能性を大きく広げてくれます。
デジタル化したおかげで、レンズダイヤルとフィルムダイヤルを操作することで、100通りの多彩な表現が可能になりました。
実売価格は24,000円前後。
【INSTAX mini Evoの特長】
- 使用フィルムは「instax mini」
- INSTAX mini Evo最大の特徴は、レンズダイヤルとフィルムダイヤルを操作することで、100通りの多彩な表現が可能になったことです。10種類のレンズエフェクトと6種類のフィルムカラーを組み合わせることで、思い通りの光や色を操り、オリジナリティ溢れる写真を表現できます。
- 背面モニターを見ながら撮影できるので、構図や明るさなどを確認しながら、まるでスマートフォン感覚で撮影を楽しめます。
- 背面モニターはタッチパネル式。直感的な操作で撮影する写真の明るさや色味を変えることが出来ます。
- INSTAX mini Evoは、充電式バッテリーを採用。電池交換の手間が省け、経済的かつ環境にも優しい設計です。 充電方法は、Micro-USB Micro-Bケーブルを使用。スマートフォンなどの充電器と共用できるので、バッテリー切れの心配もありません。
INSTAX SQUARE SQ1
※画像引用元:フジフイルム
2020年11月に登場した「INSTAX SQUARE SQ1」
真四角のチェキが撮れると話題に。Instagramとの相性が良く、このころは四角の写真が流行りましたね。
実売価格で12,000円前後で比較的購入しやすい価格帯。
【INSTAX SQUARE SQ1の特長】
- 使用フィルムは「instax SQUARE」
- 明るさオート 周りの明るさに応じて、最適なシャッタースピードとフラッシュ光量を自動的に調整します。難しい設定操作は不要で、誰でも簡単にキレイな写真が撮れます。
- セルフィーモード レンズリングを引き出すだけで、簡単操作でセルフィーモードに切り替わります。30cm~50cmの範囲でピントが合うので、グループ写真も◎。
チェキ用フィルムをまとめた記事です。
使うフィルムによって写真の印象はガラッと変わりますので、ぜひ色んなフィルムを試してみて下さい!
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【全26種類】チェキで使えるフィルムを全部まとめてみた!
※2023年6月24日に内容を更新しました。 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! もはやブームではなく定番となりつつあるインスタントカメラのチェキ。 初登場したときや2次ブームの時と比べても ...
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まとめ
チェキは、デジタルカメラやスマートフォンとは異なり、フィルムで写真を撮影するカメラ。
その独特な風合いは、写真に温かみや懐かしさを与えてくれます。近年では、若い世代を中心に人気が高まっています。
更にチェキは、コンパクトで軽量なので、持ち運びにも便利です。旅行やイベントなど、様々なシーンで気軽に持ち出して、思い出を写真に残すことができます。
チェキは、1枚の写真を撮るためにフィルムを1枚消費します。
そのため、デジタルカメラのように「とりあえずたくさん撮って後で選ぶ」というわけにはいきません。
1枚1枚を丁寧に構図を考え、大切に撮影することで、写真に特別な想いを込めることができます。
近年、フィルムの価格が上昇しており、チェキ用フィルムも入手困難になる場合があります。
今以上に値上がりしてしまう前に、ぜひチェキでフィルムカメラならではの味わいを体験してみてはいかがでしょうか?
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