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初心者でも紅葉をキレイに撮れる6つのコツ!

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※2019年11月30日に内容を更新しました。

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

すっかりと紅葉のシーズンになりましたが、みなさんは撮影に出掛けられていますか?

 

紅葉は晴れでも曇りでも、雨が降っていたとしても絵になるとても良い被写体なので、休みの日はぜひ紅葉を撮りに行きましょう!

 

でもせっかく撮影するなら、出来るだけキレイに撮影したいですよね?

そこで今回は初めて紅葉撮影にチャレンジする、一眼レフ初心者でも鮮やかな紅葉を撮影できるコツをご紹介します!

 

 

天気によってホワイトバランスを変える

 

カメラのホワイトバランスの設定は何にしていますか?

特に初心者のころはあまりイジらない項目で、「オート」に固定しているのでは無いかと思います。

 

そう言う私も「オート」に固定してまして、カメラのホワイトバランス(以下WB)はあまり変えないんですが(笑)

 

紅葉写真の仕上がりには色味が大事なので、撮影に出掛けられたときのお天気に合わせて変えてあげるだけで、写真の仕上がりがグッと良くなるんです!

 

 

晴天の日はWBを「晴れ」にする

 

晴れた日に紅葉を撮影に行くと、実際に見た色より薄くなってしまいます。

太陽光が強すぎて色がかすんでしまうのが原因なのですが、この時にWBを「晴れ(昼光)」に設定すると、実際の色合いに近づけることが出来る

 

日陰になっている紅葉を撮る時はWBを「日陰」にしましょう。

「晴れ」のまま日陰の紅葉を撮ると、青みが強く出てしまうため不自然な色になってしまいます。

 

 

 

曇りや雨の日はWBを「くもり」にする

 

お天気の悪い日に紅葉撮影に行くと色かぶりすることがあり、紅葉の鮮やかさが失われてしまうのでWBを「くもり」に変更しましょう。

そうすることで色かぶりが抑えられ、見たままにちかい写真を撮影出来ます。

 

※色かぶりとは特定の色に偏ってしまい、ほんとうの色彩が無くなってしまうこと。

 

 

 

ピクチャーコントロールも変えてみる

 

「スタンダード」「ビビット」「風景」など被写体などによって色合いを変えることが出来る機能のことで、Nikonならピクチャーコントロール。

Canonならピクチャースタイルと呼ばれています。

 

紅葉は色が強いですので、この設定を変えるだけでも写真の印象がけっこう変わってしまうんですね。

天気や光の加減に応じて、適正な設定を見つけていかなければなりません。

 

 

晴れの日はスタンダードが良い

ピクチャーコントロールは、普段「ビビット」や「風景」にしてないですか?

色が鮮やかになるので、これらに設定している人も多いはず。

 

ですが晴れの日にビビット・風景のまま撮ってしまうと、紅葉の赤やオレンジの色が強くなりすぎてしまい、「作られた色」感が強くなってしまうので不自然な写真になっちゃうんですね。
※特に赤色が潰れやすいです。

 

なので晴れの日に撮影にいくなら「スタンダード(ニュートラル)」に設定しておくと、紅葉の自然なグラデーションが表現できます。

 

 

 

 

曇りの日はビビット・風景が良い

 

晴れの日とは反対で、曇天時は写真全体が暗くなってしまうので紅葉の鮮やかさが出にくくなってしまいます。

 

ピクチャーコントロールを「ビビット」「風景」にすることで、くもりや雨の日でも色にメリハリが出るようになる!

 

 

 

撮りに行くなら晴れの日がおススメ!

 

紅葉はくもりでも雨の日でも絵になると言いましたが、やはりキレイに撮れるのは晴れの日です!

写真は光の演出があった方が、色々な種類の写真を撮影できるので晴れがベストなんですね。

 

 

離れた場所を撮るなら順光や斜光を狙おう

 

順光は自分の後ろに太陽がある状態のことで、この場合は空がより青く写るんです。

なので順光で撮影するなら、紅葉と空を画面に収めて色を対比させると、より色の鮮やかさが表現できますね!

 

斜光は横から光が当たっている状態のことで、適度な影ができるため写真に立体感が生まれます。

 

 

近くで撮れるなら逆光で撮ってみよう

 

紅葉をアップで撮るなら逆光を狙うと良いです。

光に透けた葉は、一枚の葉だけでも細かいグラデーションがハッキリとし透明感が出ます。

 

この時に背景が同じ色で被らない様に、黒や空の青などで対比させるとさらに良くなりますよ!

 

 

露出補正でカッコよさや柔らかさが変わる

 

写真の明るさを変える「露出補正」を変更すれば、カッコイイ写真にも可愛らしい写真にもなります。

 

色に深みを持たせたり、カッコ良く仕上げたいならマイナス補正が向いています。

特に順光や斜光の状況だと、紅葉に強い光が当たっているので色が薄くなってしまいがちなので、マイナス補正してあげると影が強調されてより立体感が出たり、本来の色彩に見れるようになる。

 

イチョウなど黄色の葉を撮る時は、思い切って+2などのプラス補正にするとふんわりとした柔らかかく優しい写真になります。

 

 

※露出マイナス補正

 

※露出プラス補正

 

 

紅葉撮影におすすめのレンズ

 

レンズは好きな画角や得意な画角がひとによって違うので、コレで撮るのが正解!と言うものはありませんが、紅葉を撮るのに持っておけば困らないレンズを一応ご紹介。

 

 

・広角レンズ

風景を撮るのなら、絶対に持っておきたいのが広角レンズです。

広い範囲を撮影できるので、空と一緒に紅葉を写真に収めれるので便利ですし、一面紅葉に染まった山を撮影出来ます。

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望遠レンズ

紅葉は花みたいに目の前にある事は少ないですよね。

すこし離れた場所から、近づけない山の斜面を撮る事になるので望遠レンズは持っておくべきです。

 

紅葉を密集させることが出来る圧縮効果が使えますし、近くを撮る時も大きく切り取れるのでできる事が多いレンズ。

200mmや300mmまであると十分撮影出来ます!

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フィルターを活用してもう1段上の写真に

 

自然の中にはジャマな物、利用できるものがたくさんあります。

それらをフィルターを使って上手く活用しましょう。

 

 

・PLフィルター

偏光フィルターのことで、余計な光の反射をカットする効果があります。

 

具体的には空気中に舞うチリの反射をおさえて青空をより青く見せたり、光が当たってテカッてしまっている葉っぱの反射光を取り除き、本来の色味にすることができるので、風景を撮影されるならおススメのフィルター!

 

・NDフィルター

減光フィルターと呼ばれ、カメラに入って来る光の量を減らしてくれます。

これを使えば雲が流れるように写したり、空と地上の露出差を調整したりできます。

 

 

まとめ

 

いかかでしたでしょうか?

WBやホワイトバランスを変更するだけでも、結構印象が変わりますよね。

 

撮影以外のことだと、レタッチする時に彩度をいじりすぎると色が潰れやすいので、あまり上げない方が良いです。

より鮮やかで目を引く写真になるのですが、たいがい加工のし過ぎて色がドギツイ写真になっちゃいますのでご注意を。

 

出来るだけ見たままに近づけるのがレタッチのコツですので、加工中毒にならないように(笑)

加工中毒って自分では気が付きにくいのがやっかいなんですよねぇ…

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