※画像引用元:OLYMPUS(https://www.olympus-imaging.jp/)
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
オリンパスから新たなフラッグシップモデル「OM-D E-M1X」が登場しました!
OM-D E-M1の後継機かと思う名前ですが、オリンパスはそうではなく新しいモデルだとのこと。
フラッグシップはOM-D E-M1とOM-D E-M1Xの2機種となりました。
で、今回のOM-D E-M1X。
ミラーレスでは最強クラスのスペックを秘めたプロモデル。
OLYMPUS渾身のカメラとなっています!
OM-D E-M1Xの特長
OM-D E-M1Xのかんたん解説
- 縦グリップ一体型でバッテリー持ちもアップ
- 世界最高の手ぶれ補正7.5段分
- これまで以上に強化された耐久性
まず目を引くのは、プロモデルとして作られたとすぐに分かるカメラボディ。
縦グリップ一体型ボディとなっていて、縦横どちらでカメラを構えても、安定した撮影が行えます。
縦グリップはバッテリーを2個搭載出来るようになっていて、ミラーレスの欠点であるバッテリー持ちの悪さを解消!
長時間の撮影にも耐えられる様になりました。
※画像引用元:OLYMPUS(https://www.olympus-imaging.jp/)
カメラボディも防塵防滴・耐低温構造が強化され、IPX1規格よりも更に厳しい試験が行われました!
あらゆる環境で撮影するプロカメラマンも、安心して使えるカメラとなっています。
AFのカスタマイズ性が向上
※画像引用元:OLYMPUS(https://www.olympus-imaging.jp/)
OM-D E-M1Xは、121点オールクロス像面位相差AFセンサーを採用。
E-M1 Mark IIにも採用されているAFシステムで、評価は高いですね。
AF低輝度限界-6EVにまで対応し、かなり暗い場所でも安定してオートフォーカスを作動させられます!
それに加えて、オートフォーカスのカスタマイズできる幅が大きく広がりました。
ポイント
・6種類のAFターゲットモード
・カスタムAFターゲットモード
・インテリジェント被写体認識AF
・C-AF追従感度設定
・顔優先/瞳優先AF
・AFリミッター
きめ細かな設定が可能で、狙っている被写体に最適なAF設定を決められます。
連写速度もトップクラス
※画像引用元:OLYMPUS(https://www.olympus-imaging.jp/)
UHS-IIに対応したダブルスロットを採用!
高速連写機には欠かせない構造ですね。
OM-D E-M1Xは、画像処理エンジンTruePic VIIIを2基搭載しているため、多機能になっていても連写速度を維持しています。
・AF/AE固定で最高60コマ/秒
・AF/AE追従で最高18コマ/秒
フラッグシップらしい圧倒的な連写速度!
進化したオートフォーカスと合わせれば、捉えられない被写体は無いでしょう。
※画像引用元:OLYMPUS(https://www.olympus-imaging.jp/)
またメカニカルシャッター時限定ですが、フリッカーレス撮影も出来るようになっています。
室内で撮影するときは特に重要な機能ですね!
OLYMPUS最高画質
※画像引用元:OLYMPUS(https://www.olympus-imaging.jp/)
画像処理エンジンTruePic VIIIを2基搭載しましたので、データ処理の高速化はもちろんのこと画質も向上しています!
センサーもARコート(反射防止)が施され、フレアやゴーストを低減出来るようになりました。
※画像引用元:OLYMPUS(https://www.olympus-imaging.jp/)
そして5000万画素相当の写真を撮影出来る「ハイレゾショット」は、手持ち撮影でも可能に!
7.5段分の手ブレ補正にデュアル画像処理エンジンの力で、これまでは三脚が必須だったハイレゾ撮影も、手持ちで気軽に撮れるようになりました。
手持ちの場合は撮影枚数が16枚と多いので、処理に時間が掛かってしまいますが、三脚が必須ではなくなったのは大きな変化ですね!
OM-D E-M1Xのスペック
発売日 | 2019年2月22日 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | マイクロフォーサーズ |
画素数 | 2037万画素 |
高感度 | 標準:ISO64~6400 拡張:ISO25600 |
連写速度 | 連写H:約15コマ/秒 静音連写H/プロキャプチャー連写H:約60コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/32000~60 秒 |
AF測距点 | 121点 |
液晶モニター | 3インチ・104万ドット |
ファインダー倍率 | 1.65 倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | 870枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ | 144.4(幅)x146.8(高さ)x75.4(奥行) mm |
重量 | 849g |
実売価格 | 320,000円前後(ボディのみ) |
まとめ
2019年の初っ端から、とんでもないミラーレスが登場しましたね。
マイクロフォーサーズの良さをフルに発揮した、フラッグシップモデルとして最高のカメラとなっています。
しかし、OLYMPUSはコンパクトなミラーレスとは言え、縦グリップを付けるとめちゃくちゃデカくなりますね(笑)
見た目からプロ用カメラでカッコイイですが、持ち運びが大変そう。
しかしその恩恵でバッテリー持ちが、一眼レフ並に良くなっているのも忘れてはいけません。
お値段もOLYMPUSのミラーレス史上最高額となっていますが、動体撮影が主な方には非常に気になるカメラとなっています!