こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
2025年4月に登場したNikonの新型ミラーレス【Nikon Z5II】
「Z9」や「Z8」などの上位機種の性能を継承しつつ、価格と機能のバランスを見事に両立させた、ニコンZシリーズ最新モデルです。
「写真も動画も、どちらも高クオリティにこだわりたい」
「だけど、機材は重すぎず、操作も難しくない方がいい」
──そんな欲張りな要望に、Z5IIは真正面から応えてくれます。
■Nikon Z5IIはこんな人におすすめ!
- 夜や室内の撮影をストレスなく楽しみたい
- 動画も本気で撮りたい、けれど難しい設定は苦手
- ポートレートや動きものに強いAFが欲しい
- 上位機譲りの性能を、手頃な価格で手に入れたい
記事の信頼性
梅野
- 写真歴 11年目/ブログ運営歴 11年目(月間PV数12万)
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Nikon Z5IIの高感度性能|夜景や暗所撮影で真価を発揮するフルサイズミラーレス

※画像引用元:ニコン
Nikon Z5IIのセンサーには、裏面照射型のフルサイズCMOSセンサーを搭載。
暗所に強く、ノイズを最小限に抑えながら、細かな質感描写までしっかり再現してくれます。
室内での料理写真、イルミネーションの撮影、深夜のスナップ──どれもZ5IIなら自信を持って挑めます。

※画像引用元:ニコン
最高常用ISO感度は静止画でISO64000、動画でISO51200と圧倒的。
しかもAFは-10EVまで対応しているため、肉眼でも見えづらいような夜道や星空下でも、的確にピントを合わせてくれるのです。

※画像引用元:ニコン
また、中央7.5段・周辺6段という強力な手ブレ補正機構も搭載。夜の手持ちスナップで“あえてブレさせずに”感動を切り取れる──Z5IIはそんな撮影体験を可能にします。
撮って出しで勝負できる。豊かな色表現と直感的な操作

※画像引用元:ニコン
Nikon Z5IIには、ニコンが誇る「ピクチャーコントロール」機能が充実。
カメラ上部に専用ボタンが設けられ、撮影中でもワンステップで自分好みの色合いへ即座に切り替え可能です。
さらに注目なのが「イメージングレシピ」

※画像引用元:ニコン
Nikon Imaging Cloudから9種類まで取り込み可能で、フィルム風、ノスタルジック、シネマ風など──シーンに応じたプリセットを使い分けることで、撮影後のレタッチ作業を減らせます。
特にSNSやYouTubeへの即アップが求められる昨今、「その場で仕上がる」Z5IIの画づくり機能は、効率面でも心強い存在です。
Nikon Z5IIの動画性能|4K60pとN-RAW対応でプロ顔負けの映像が撮れる

※画像引用元:ニコン
Nikon Z5IIは、動画性能においても妥協がありません。
4K60pの滑らかで高精細な動画撮影に加え、ニコン独自の「N-RAW収録」にも対応。
これは高い編集耐性を持つ12bit RAWファイルをSDカードに直接記録できるというもの。
わざわざ外部レコーダーを用意しなくても、プロクオリティの映像が撮れるのです。
また、動画専用のAF設定、ゼブラ表示、ウェーブフォームモニターなど、露出確認ツールも豊富。
さらに、電動ズーム非搭載レンズでもなめらかに被写体へ寄れる「ハイレゾズーム」や、スロー撮影ができる120fps(FHD)のハイスピード録画も備え、表現の幅は無限大です。
とっさの1枚が“作品”になる、Z9ゆずりの高速AF&被写体検出

※画像引用元:ニコン
Nikon Z5IIには、フラッグシップ機Z9と同じ画像処理エンジン「EXPEED 7」が搭載されています。
処理速度は従来の10倍、AF速度もZ5比で約1/3に短縮。

※画像引用元:ニコン
ディープラーニング技術を活用したAI被写体検出では、人物(顔・瞳・頭部・胴体)はもちろん、犬・猫・鳥・車・バイク・列車・飛行機と、9種類もの被写体を自動で判別し、的確に追尾してくれます。
特にポートレートや運動会、野鳥や鉄道など──動きが読みにくい被写体でも、Z5IIはしっかりフォーカスを合わせ、決定的瞬間をものにできます。
快適性で選ぶ1台。Z5IIは“撮る楽しさ”を取り戻させてくれる

※画像引用元:ニコン
Nikon Z5IIは、撮ることそのものが楽しくなるような工夫が随所に散りばめられています。
- 高輝度3000cd/m²のEVFで、晴天下でもストレスなく構図確認
- 大型バリアングル液晶で、ローアングル・自撮り・俯瞰撮影も自由自在
- 深いグリップ設計と片手完結型のボタン配置で長時間の撮影でも疲れにくい
- 防塵・防滴構造+センサーのVRロックで山奥や旅行でも安心
さらに、別売のMB-N14バッテリーパックを装着すれば、バッテリー2本を差し替えずに連続使用可能。
縦位置グリップとしても活躍するので、ポートレート撮影時の利便性も高まります。
Nikon Z5IIの主なスペック
発売日 | 2025年4月25日 |
タイプ | ミラーレス |
レンズマウント | Nikon Zマウント |
センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 2450万画素 |
高感度 | 標準:ISO100~64000 拡張:ISO50相当、204800相当 |
連写速度 | 高速連続撮影(拡張):約15コマ/秒 ハイスピードフレームキャプチャー+(C30):約30コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
AF測距点 | 273点(シングルポイントAF時) 299点(オートエリアAF時) |
液晶モニター | 3.2型(インチ) 210万ドット |
ファインダー倍率 | 0.8倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:330枚 液晶モニタ使用時:350枚 |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 134x100.5x72mm |
重量 | 約700g(バッテリー、メモリーカードを含む) 約620g(本体のみ) |
実売価格 | 232,000円前後(ボディのみ) |
Nikon Z5II:公式作例

※画像引用元:ニコン

※画像引用元:ニコン

※画像引用元:ニコン
まとめ:Nikon Z5IIは、写真も動画も「一段上」へ導いてくれる相棒
Nikon Z5IIは、ただの“入門フルサイズ”ではありません。
日常のスナップから、商用の撮影、クリエイティブな映像制作まで──
幅広いジャンルを「安心・快適・高画質」にカバーしてくれる、まさに“万能機”。
- 暗所・高速・動画のどれも強い
- 美しく仕上がる画づくり機能
- クリエイターにも使える動画編集耐性
- 上位機譲りのAF・被写体認識
- 操作性と堅牢性も◎
初めてのフルサイズを探している人にも、サブ機を探しているプロにもおすすめできる一台です。
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