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レンズはカビ対策必須!大事な機材は自分で守ろう。

2016年10月9日

梅野

2015年からカメラを始めました。使用しているカメラはNikon Z9。
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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

一眼レフを買ったあと、機材の保管はどうしていますか?

部屋の棚に置いていたり、かばんに入れっぱなしであったり人それぞれだと思いますが、それは危険なんです!

なぜかと言うと、湿気と空気中に漂うカビ菌に対してノーガードの状態!
油断しているとレンズにカビが生えてしまいますよ。

 

カビの発生を防ぐには湿度の管理が重要になってきます。

お住いの地域にもよりますが、私の住んでいる高知県の場合で言いますと5月~10月の間は、室内の湿度が70%から80%を超えてしまいますので、カビが発生しやすい環境になってしまいます。

特に梅雨と夏場は80~90%になることもあり、ノーガードだとあっという間に大事なレンズたちがカビに浸食されてしますので、そのまま棚やカバンに置きっ放しにするのではなく、しっかりと対策が必要

 

 

低価格でレンズを守れるドライボックス

カメラ屋さんや家電店で販売されているドライボックス。
密封される構造になっていて、この中に乾燥剤をいれることで湿度を適正に保ってくれます。

湿度計がセットになっている場合が多いですので、湿度計をみながら湿度40%~60%の間をキープしてください。

1つ注意点があるのですが、乾燥し過ぎてもダメなんです。
カビの種類によっては、湿度30%以下の環境で活発になる奴がいます!

なので、湿度を高すぎず低すぎずの状態で、キープし続けなければなりません。

20161009-dsc_3139-8

私が一番初めに買ったのは、この黒いドライボックス。
APS-C機のD5300とダブルズーム、そして35mm単焦点をこれに入れていました。

しかし、小さなことですが1つだけ欠点が。
半透明の黒色なんですが、内部が見えにくいため湿度計が確認しずらいんです(笑)

そのせいで、乾燥材の期限が過ぎてしまい、ボックス内の湿度が上がってしまっている事に、気が付かない事もありました。

見た目は黒がカッコいいんですがね!

 

20161009-dsc_3141-7

20161009-dsc_3144

次に買ったのは半透明の大きいドライボックス!
これは現在、現役で使用しています。

前回の「湿度計が見えない」という反省を踏まえ、今回は半透明モデル。
そしてボックス自体がかなり巨大化していますけど、これは前の黒いボックスだとフルサイズ機のD750が入らなかったためです。

前のと今回の大きさの中間サイズもあったのですが、大は小を兼ねると思い大きいのを購入しました。

正直に言うと、結構場所を取りますのでジャマです(笑)

※以前に百均とかで売っているプラスチック容器を、ドライボックス代わりにした事があるのですが、蓋の部分に隙間が空きまくりで密封されず、乾燥剤を入れてみても全然除湿されませんでしたw

なので、ちゃんとドライボックスを買う様にして下さい!

 

中に入れる乾燥材とはこんな物です。
これもドライボックスの近くに売っているので、忘れずにご購入してください。

 


HAKUBA 強力乾燥剤 キングドライ 3パック KMC-33S

100均で売っているシリカゲルも湿気を強力に吸ってくれます。
でも乾燥材の方は防カビ成分も入ってますので、私は乾燥材がおススメですね!

 

 

初期費用は高いが、安心の防湿庫

 

 

 

ドライボックスの場合は定期的に、乾燥材の交換が必要になるのと、乾燥材の成分はプラスチックの劣化を早めると言われています。

最近のレンズの外装はプラスチックで出来てますので、劣化すると言われれば不安になりますよね?

ぞんな良くも悪くもある乾燥材を、使用しなくてもいいのが防湿庫です。

電源を入れれば自動で湿度を保ってくれますので、安心して保管できます。
消費電力もごく僅かなので、電気代の負担になることもない優れた商品ですね。

 

なによりカッコいい!

ワインセラーみたいな見た目で、大人の趣味って感じを演出してくれます。

私は今は必要ないですが、これから先に大三元レンズをもし手にする時がきたら、防湿庫も購入したいと思います!

 


TOLIHAN ドライキャビ 防湿庫 エコノミータイプ [ 47L ] EC-47D 426570


IDEX デジタル防湿保管庫 D-strage 60L DS-63M

 

 

まとめ

フレアやゴーストを防いでくれる、レンズのコーティング剤。
カビさんはこれが大好きなんだそうです!

一度発生してしまいますと、取り除いても再発しやすくなってしまいますので、できる限り発生しないように対策をしたほうがいいです。

万一、カビが発生してしまってもレンズメーカーなどで、カビの除去(有料)をしてくれますがカビの状況や発生場所によっては、完全に除去できないこともあります。

せっかく手に入れた大事なカメラ機材たちが、カビだらけになるのは避けたいですので、低価格のドライボックスは1つ持っておきたいです。

 

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