こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
9月28日、SONYが新型のフルサイズ一眼レフを発表しました。
機種名は「α99 II」
前機種の「α99」から約4年ぶりのモデルチェンジ!
性能は大幅に進化し、ソニーのフラッグシップ一眼レフとして位置づけられています。
ソニー デジタル一眼カメラ「α99 II」ボディ ILCA-99M2
大きく進化した部分
高画質化
4240万画素35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーが搭載されます。
画素数は前モデルのα99は2430万画素でしたので、2倍に近いくらいアップしています。
ISOは常用ISO100-25600/拡張ISO50-102400となっており、高感度にも強いです。
最新画像処理エンジン
以前のBIONZから最新の「BIONZ X」に変更されました!
搭載される「BIONZ X」はα99 II用にチューニングされていて、新開発のフロントエンドLSIが組み込まれた事で、高感度撮影時のノイズをさらに抑え解像感と質感描写力を高めます。
4240万画素もあれば画像データの容量もかなり大きくなってしまいますが「BIONZ X」はBIONZと比べると、約3倍の処理能力がありますので安心ですね。
強化されたオートフォーカス
Aマウント史上最速と言われるオートフォーカス
α99は「19点位相差AFセンサー(クロスセンサー11点)・102点像面位相差センサー」でしたが「79点位相差AFセンサー(クロスセンサー15点)・399点像面位相差AFセンサー」に大幅なパワーアップを果たしていました。
特に399点像面位相差AFは、現在世界最多になっています!
高速連写が可能
最高12コマ/秒の非常に速い連写が可能になります。
a99も10コマ/秒と高速でしたが、さらに速くなっています。
レリーズの耐久性も上がっており、a99は約20万回耐久でしたが、新開発のシャッター機構は1.5倍の約30万耐久になっています。
新開発の光学式5軸ボディ内手ブレ補正
今回の機種は4240万画素と高画素化しましたので、それに対応するために手ブレ補正機構も新開発された物が搭載されます。
最大で4.5段分の補正が効き、静止画だけではなく動画撮影時にも動作してくれるので、手ブレを気にせずに撮影が出来ます。
ボディもより小さく堅牢に
軽量で高い剛性、放熱性にも優れるマグネシウム合金を採用。
防塵と防滴に配慮した設計になっています。
※「配慮した」という、なんかあいまいな表現を見る限り、雨の中で使うのは止めといた方がいいかも知れません(笑)
ボディのサイズも小型化されていてα99と比較すると
α99
幅(147mm)
高さ(111.2mm)
奥行(78.4mm)
重量(733g)
α99 II
幅(142.6mm) -4.4mm
高さ(104.2mm) -7mm
奥行(76.1mm) -2.3mm
重量(770g) +37g
重量が約40グラムほど増えてしまいましたが、ボディ全体が小さくなっていますね。
まとめ
約4年ぶりの新型フラッグシップモデルと言う事もあり、前モデルと比較すると性能が大きく向上しました。
この新型をずっと待っていた人も多いかと思います。
フラッグシップモデルは大体1600万画素で抑えられていることが多いのですが、このa99 llは4240万画素という高画素機で、各メーカーのフラッグシップモデルの中では異色の存在です。
発売予定日は2016年11月予定で
実売価格は30万円前後となっています。
私はソニーのカメラではミラーレスの「a7Rll」が欲しいですね。
全然手が届かない値段ですが(笑)
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