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【寒い季節や温度差は要注意】ミラーレス/一眼レフカメラが結露した場合の対応と対策

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【寒い季節は要注意】一眼レフカメラが結露してしまった時の対応と対策!

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※2024年2月20日内容を更新しました。

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

朝起きたら窓ガラスが水滴だらけ!

寒い季節に悩ましい結露は、実はミラーレス/一眼レフカメラにも発生してしまうんです。

放置するとカビの原因となり、カメラの故障にもつながります。

 

冬の撮影は、美しい雪景色やイルミネーションなど、魅力的な被写体がたくさんあります。

しかし、撮影後にカメラを結露させてしまうと、故障の原因となるだけでなく、せっかく撮影した写真も台無しになってしまいます。

 

本記事ではカメラを結露させないための対策法や、結露する理由などをご紹介します。

 

記事の信頼性

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カメラに結露が発生する原因

 

 

カメラの結露は、カメラ内部に水滴が発生する現象です。

結露の主な原因は、温度差による空気中の水分がカメラ内部に凝結することです。

 

具体的には、以下のケースで発生しやすいです。

  • 寒い屋外から暖かい室内へ持ち込んだ場合
  • エアコンの効いた涼しい室内から屋外へ持ち出した場合
  • 早朝や夜間など、気温が低い環境で撮影した場合
  • 雨天や雪天など、湿度が高い環境で撮影した場合

 

特に、日本海側や東北など寒冷地では、カメラを持つ手の温度でさえ結露の原因となることがあります。

 

カメラが結露したらどうなるの?

 

カメラの写真

 

カメラの結露は故障のリスクを高めます。

カメラ内部に水滴が侵入すると、ショートやサビ、カビなどの原因となり、修理が必要になる可能性があります。

 

うっかり結露した場合、慌ててカメラの電源を入れてはいけません。ショートしてカメラが故障し、修理代が高額になる可能性があります。

ドライヤーで乾かすのもNGです。熱風がカメラを傷め、故障の原因となります。

 

 

カメラを結露させないための方法

 

 

1.急激な温度変化を避ける

 

結露は、カメラが暖かい場所へ持ち込まれた際に、レンズやボディ表面に付着した水蒸気が冷やされて発生します。そのため、結露を防ぐためには、急激な温度変化を避けることが重要です。

  • 撮影が終わって車で帰る場合は後部座席やトランクなどのエアコンから離れた場所、自宅の場合はあまり暖房が効いてない玄関に置いておけば結露が発生しにくい。
  • カメラをタオルなどで包んで持ち運び、温度変化を緩やかにする。
  • 極寒地での撮影後は、密閉容器に乾燥剤を入れてカメラを保管する。

 

2. カメラ内部の湿度を下げる

 

カメラ内部の湿度が高いと、結露が発生しやすくなります。そのため、カメラ内部の湿度を下げることも重要です。

  • カメラを使用していないときは、レンズキャップを閉めておく。
  • 防湿庫やドライボックスにカメラを保管する。
  • 乾燥剤をカメラと一緒に保管する。

 

3. カメラを清潔に保つ

 

カメラ表面に汚れや油が付着していると、結露が発生しやすくなります。そのため、カメラを清潔に保つことも重要です。

  • 撮影後は、カメラ表面を柔らかい布で拭き掃除する。
  • レンズは専用のクリーニングペーパーで拭き掃除する。
  • 定期的にカメラをメンテナンスする

 

 

それでもカメラが結露してしまった時の対処法

 

対策をしていても結露する時はしてしまいます。

慌てずに以下の手順で安全に水分を除去しましょう!

 

結露してしまったカメラの正しい対処法

  1. 電源をオフにして、バッテリーを取り出す。
  2. 柔らかいマイクロファイバークロスで、レンズを優しく水滴を拭き取ります。円を描くように拭くのではなく、中心から外側へ直線的に拭き上げると、拭き跡を残さずに済みます。
  3. カメラボディも同様に、マイクロファイバークロスで水滴を拭き取ります。特に、スイッチ類や端子周辺などの細かい部分は、綿棒を使って丁寧に拭き取りましょう。
  4. カメラを乾燥剤を入れた密閉容器に入れ、24時間以上乾燥させます。ドライヤーの冷風モードを使用するのも効果的ですが、熱風はカメラを傷める可能性があるので使用しないようにしましょう。

その他:スイッチ類の隙間など細かい場所にも水があるので、綿棒などを使ってカメラ全体の水適を無くします。

 

 

 

 

カメラ用結露対策のアイテムもある

 

 

結露の発生を軽減してくれるアイテムも販売されているので、気になる方は道具に頼っていきましょう!

 

ETSUMI デジタル防寒カバーDX E-6476

 

 

 

ETSUMI プロフェッショナル プロテクターカバー  E-6687

 

 

私の住んでいる四国ならほぼ無いですが、冬の星空撮影をしているとカメラが凍りつく事もあるみたいですね。
気温によってはカメラが冷えすぎ無いように、カバーを使用する必要もあります。

 

SVBONY SV192 結露防止 レンズヒーター 

 

 

 

まとめ

 

 

私は高知県という温暖な地域に住んでいるので、カメラが結露した事はありません。
更に基本的に暖房を使用しているのは1部屋のみの事も多いので、何も考えずに家に帰ってきても結露しにくいんでしょうね。

 

極寒の地域にお住まいの方は、家全体が暖房でポカポカだと聞いた事があります。
外は氷点下なのにお家がそんなに暖かいと、カメラに結露が発生しやすので
寒い地域にお住まいの方は、大事なカメラが故障しないためにも結露対策を十分に取りましょう。

 

 

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